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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
82:大黒 2006/12/09(土) 22:28 >>79AKさん 聞く人それぞれで違いますからねぇ…私も気になるところです でもAKさんの解釈ならどっちにでも対応できますね もしかして両方に聞こえるようにしたのはそういう少女の気持ちを表現するためだったのかも >>81むりゃんさん 流転が生と死のサイクルだったとして、もし少年が復讐を果たせないまま死んでいったのだとしたらそこは解放の死ではなく後悔の死になるのではないでしょうか 復讐を果たせていたとしても解放ではなく得る物が何もない虚無の死になってた可能性もありますが もし死が解放であるなら緋色の少年=ローランサンは復讐をしていたと思います 『逃げずに』というのは今世で逃げてしまった事への謝罪と来世では逃げないという決意の現われだと思います
83:判らない… 2006/12/09(土) 22:33 どうしても、少女の声が聞き取れないどころか、存在すらも よくわからない。 ……もうちょっと、はっきりしてたらなぁ…
84:むりゃん 2006/12/09(土) 23:08 >>82大黒さん 後悔の死でいいと思います。解放は、「生」からです。「後悔」にはかかっていないのです(はっきりしておらずすみません)。 来世で逃げないと誓っていると、私もそう思います。ただ、私はこの言葉に、「やり直したい」みたいな気持ちを取ったのです。
85:大黒 2006/12/10(日) 01:59 >>83判らない…さん 4:13〜4:30あたりで少女の台詞(?)がありますよ >>84むりゃんさん 苦しみの生からの解放でしたか それだと復讐が成功したとしても1つの苦しみからは解放されるかもしれませんね 「やり直し」は復讐が成功したとしても成り立つのではないでしょうか むしろ復讐しないで「やり直し」たとしても何らかの未練が残ると思いますがどうでしょう
86:むりゃん 2006/12/10(日) 13:44 復讐を果たしても、逃げた罪悪感からは逃れられないと思います。 彼の大きな過ちは「彼女を置いて逃げた事」だと私は思っております。わたしは、「逃げた」ことをやり直したいのだと思っています。復讐を果たしても、逃げた限り、逃げたと思い込んでいる限り、なにからも逃れられないと私は思います。これだと、復讐を果たしても、自己満足にもならないかもしれません。だから、「次は逃げない」と言っているのだと思います。 のですが……。
87:大黒 2006/12/10(日) 23:44 >>86むりゃんさん 私も復讐を果たしたからといって罪悪感が消えるとは思ってません そもそも自分が逃げ出したのが少女が殺された原因みたいなものですから 私も彼女を置き去りにした事は彼の過ちの1つだと思います。そしてその後救援を誰にも求めなかった事も 復讐を成し遂げたからといって時が過去に戻ってもう1度人生をやり直せるわけじゃないですからね でも自己満足でも彼が精神の均衡を保つためには復讐心というのは必要だったのかもしれませんね
88:TYU 2006/12/13(水) 21:46 こんばんは。 先程、ボーカルの声を消すソフト(Vectorにて入手)でボーカルの声を消した後、音楽をゆっくり聴けるソフト(vectorにて入手)で聴いてみたのですが、やはり私も「待って・・・まっ・・・」と聞こえます。 Vectorで入手したものは、(ソフトの名前なら出していいんでしょうか?だめだったらごめんなさい;) 「Hayaemon」と「DARU/PITCH-SHIFTER!」というものです。 もしよかったら、みなさんも 「DARU/PITCH-SHIFTER!」でボーカルの音声を消してから「Hayaemon」で再生速度を遅くして聴いてみて下さい。
89:レゼン 2006/12/16(土) 18:57 はじめまして。 私には少女の声は「待って・・・助けて・・・」って聞こえました。 『怯え縋るような瞳』で少年に助けを求めたが少年は。。。 だけど少年の事は恨んではいないと思います。 悲しい、とは思ったはずですが。。。
90:コダマ 2006/12/21(木) 03:15 [sage] この曲の被害者=ローランサンみたいな説が多いので言いにくいなー…。 自分の中では少年=アルヴァレスであり、惨劇の被害にあった村は彼の故郷Belgaであると考えます。 以下に理由を述べますが多分にクロセカの内容に抵触しますのでまだ聴いてない方はご注意下さい。 クロセカにおいてアルヴァレスの少年時代が語られているのは"アーベルジュの戦い"と"約束の丘"の2曲です。実際の推移においては"約束の丘"⇒"アーベルジュの戦い"だと思います。 もしかしたら夕日の丘での誓いから間もなく戦いに向かったとも考えられます。 アルヴァレスの故国BelgaはPreuzehnに滅ぼされます。彼の初陣であるハズの故郷を守る戦い、敵Preuzehn軍5千対Belgaの兵士たちとの戦は無惨な敗北に終わったものと考えられるのが妥当でしょう。 Welkenraedtの森に張られた防衛線を破った敵軍はおそらくアルヴァレスの故郷を襲ったハズです。 アルヴァレスの故郷は老若男女関係なく皆殺し……『緋色の風車』の比喩はその殺戮の行為のみならずそこに在った風車の炎上といった情景にもあるのかもしれません。 戦場で辛うじて生き残ったアルヴァレスはPreuzehn軍が突破した後のWelkenraedtの森を抜け、Charlotteを守ろうと故郷へ戻ったと思います。惨劇の中、運よく再会できた二人はまたWelkenraedtの森へと逃げます。 戦場というのはやはり通常の判断力、状況把握などが効かないものだと思います。ましてや敗北の衝撃の中、故郷に起きている惨劇なんて認めることさえ難しいでしょう。その惨劇を見てアルヴァレスは「これが果たして人間のなした行為なのか」と疑ったのかもしれません。 Welkenraedtの森へと逃げたのは理由を付けるとするならPreuzehn軍の進攻方向とは違うから安全だと思ったのでしょう。単に一番安心の出来る森へと隠れるのが安全かと思ったのかもしれません。 森の中へと逃げ込んだ2人に起こった結末はお聴きの通りです。 自分の中では赤髪のローランがCharlotteを奪って去る⇔アルヴァレス逃亡 …なんて救いの無い展開を考えています。 残酷ですが、故郷で起きた惨劇・恋人の喪失という『運命に翻弄された』少年アルヴァレスは世界を憎み呪い、身を寄せたFlandreにて『狂おしい《季節》』を経て『少年の時は流転』し、『より強大な力で全てを平らげる』<銀色の死神>と化す。 アルヴァレスが何故あれ程故郷を求め、Charlotteの影を何処かに見出そうとしていたのかも理解できる気がします。そして"聖戦と死神"のGefenbauerとの因縁に繋がるのだと思います。 歌詞の始めにある『其の宝石』は朱石の首飾りだと思います。アルヴァレスが恋人Charlotteに再会を懸けて送ったその宝石は呪われし宝石だと思います。 この宝石を持つCharlotteを赤ローランがさらうor殺害し宝石を所持する事によって赤ローランは金ローランと戦った戦場でも金ローランの片腕(右腕?)を刈り生き残ることが出来たのかもしれません。呪われし宝石は人々の死を招くものとするならば戦場はうってつけの場ではないでしょうか。 流石に時が経つと赤ローランは見る影も無く朽ちていったようですが。 …というコトでこの曲の個人的解釈は【アルヴァレス将軍の忘れられない過去】です。 アルバム全体を通して筋が通らない可能性もありますが、この曲単体においてはとりあえずの筋は通ったので投稿しました。 長文失礼しました。
91:ルオン 2006/12/22(金) 13:47 こちらでははじめまして。 曲を聴いていてふと思いついたとこがありましたので、書き込んでみようと思います。 それは《緋色の風車》=少年、《血色の風車》=襲った人物 というものです。 さらに、少年=『腕』のローランサン、襲った人物=『腕』の赤ローラン としますと、最後の部分は灼けつく剣=黒き剣により、『腕』で赤ローランを殺した少年と、それによって凍える瞬間=死を迎えた赤ローランとも思えました。 他の部分はまったく考慮しない思いつきなのですけど; 皆様の参考になれば幸いです。 >>90 コダマさん 私もはじめて聴いたとき「この少年はアルヴァレスか!?」と思ったので、なかなか素敵な考察だと、興味深く読ませていただきました。『腕』でアルヴァレスも出てきていることですし・・・馬のいななきなどもあるので、時代としても間違いではなさそうですし。 上記の意見を述べておきながらなんですが、私個人としてはコダマさんの考察が気に入りましたw聖戦と死神が好きだからというのもありますけれど… 朱石=「殺戮の女王」と考えれば、悲劇の関連も理解できる気がしますし、『約束の丘』で「誓った」くらいですから「一番大切なもの=シャルロッテ本人であり、または宝石を証とした絆」なのかも知れないですし…… シャルロッテが連れ去られたとき、アルヴァレスが逃げた、というのは確かに救いの無い展開ですけど、そのほうが逆に現実としてはありえる展開のように感じました。そして、だからこそ、復讐に奔ったり、シャルロッテに固執するのでしょう。 悲劇の現実味、Romanのほかの曲にいくらかクロセカっぽい雰囲気があること、『殺戮の女王』に当たるものの存在、アルヴァレスから赤ローランなどへの悲劇の連鎖を考えると、かなりありえそうな考察に思えました。 ひとつ気になるのは、どうやってシャルロッテの手に朱石が渡ったのか、ということなんですが、もし彼女がRomanの中でよく出てくるローランの苗字を持っていたりするならなんだか納得できそうな気がします(ローランの家系と殺戮の女王は呪いで結びついていると、私は考えているので…)。
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