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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
95:大黒 2006/12/23(土) 22:20 >>93ルオンさん 私も「朱石に誓ったアルヴァレスは少年じゃない」という考えですよ そう書いたつもりだったけど言葉が足りなかったかな? 『灼けつく《刻》』と『凍える《瞬間》』の解釈はいいですね。私も同意したいと思います あと、>>90のコダマさんへの追加レス 腕を切り落とされた後、赤ローランは確かにローランサンに殺されてるのでこれをもって『予約済みの鬼籍』に入ったと考える事が出来るかもしれません しかし、具体的な時間は解りませんが赤ローランが殺戮の女王を奪ってから結構な時間が経ってると思われるのでやはり殺戮の女王の呪いによって殺されたと考えるには苦しいのではないでしょうか
96:ルオン 2006/12/23(土) 23:59 >>95 大黒さん いえ〜大黒さんの表現で解りましたよ。ただ、私としても考えを一度書きまとめておきたかっただけですので〜。 《刻》《瞬間》の解釈、同意していただけた様で何よりです。
97:コダマ 2006/12/26(火) 03:34 [sage] まず最初に。 >>94 匿名さん ムーランルージュというのはフランス語で「赤色の風車」という意味だそうです。ルージュが多分赤色、ひいては緋色なのかな? 近年では映画の題名にもなりましたし。まぁ直接的な関係は無いので安心してください(笑) >>91 >>93 ルオンさん >>92 >>95 大黒さん 一時でも共感して頂いて光栄です(笑) もちろん、仰られている通り矛盾が生じるところも多々ある訳です。 果たしてシャルロッテと誓いを交わしたアルヴァレスは少年ではないのか? これに関しては、歌詞における表現のとらえ方の違いになります。…ここからはまたしてもクロセカメインになってしまいます。ご注意をば(一応告知) どうしてもこの説を立てるとクロセカが必要なのです…。く…『Chronicle2nd』まだ発売してましたよ!(実はロマ以後に買いました) 歌詞カードをお持ち下さい(何だこれ) まず、『アーベルジュの戦い』にある"最初の惨劇"…自分はこれをアルヴァレスの祖国の崩壊でなく彼の故郷の崩壊と考えています。 確かにこの歌は英雄アーベルジュの少年時代〜英雄と呼ばれるまでの回想の歌なんですけど、この"最初の惨劇"というフレーズ以降でアーベルジュの過去へ展開すると考えました。 「若者よ臆するな〜」の言葉通りアルヴァレスはこの時はまだ将軍ではないと受け取れます。ただ、青年なのか少年なのかわからない訳です。 大辞林というか辞書的には、日本の少年法で行けば満20歳未満の者であり一般には15,6歳までが当てはまるようです。辞書をカサに取れば昔は15,6の年頃の男子も戦場に送り出さねばならない時代もあったのですからギリギリ無理はないハズです。 ゆえに、最初の惨劇=アルヴァレスの初陣と考えても大丈夫だと思います。 歌詞表現のとらえ方の何処に違いが出るかというと、"幼き日の思い出よ〜戦場へ"の所でしょうか。この台詞をアーベルジュが戦場に向かっていく場面と考えるか、また新兵であるアルヴァレスが戦場へ向かう姿と考えるか、もしくは別の何かと考えるかで矛盾の生まれ具合が違うと思います。 自分は『少年は戦場へ向かった』と考えたわけです。『少年は(成長し騎士となって)戦場へ向かった』ではありません。 "最初の惨劇"・"若者よ臆するな〜食い止めろ"からの途方もない類推(妄想ともいう)ですが、アルヴァレスは騎士としての将来がありつつも15,6歳の頃に"故郷"がプロイツェン軍の侵攻を受け、それを守るための戦いに止む無く駆り出されたのではないかと考えたのです。 故郷、ひいては祖国を守るためその故郷で集められるだけの兵をかき集めての戦いに。で、戦いの前である夕刻にアルヴァレスはシャルロッテに戦いからの帰還を夕陽の下に誓います。アルヴァレスが持つ朱石の首飾りをシャルロッテに架けて。 泣き虫だった少年は約束を交わし恋人と故郷を守るという戦士としての誇り 信念を胸に故郷を守るための戦い…迫り来る5千の敵軍をWelkenraedtの森で迎え撃つ戦いに向うわけです。 結果は、先述の通りです。 ※参考に各所の位置イメージを…。 プロイツェン軍→Welkenraedtの森←ベルガ軍(アルヴァレス含)⇔アルヴァレスの故郷(シャルロッテ含) 以降は変更点と細かいフレーズの解釈。 変更点で言えば、『緋色の風車』における"加害者"ですが、自分は誰でもよかったんです。ただ、書き込みの段階では赤ローランだと思ったわけで。そうですね、違いますかね。 …赤ローランの父かもしれない(離れろ)ゲーフェンバウアーの父かもしれない…そうか!(オイー…) 騒乱以後存在が不明になる朱石ですが、プロイツェン軍の戦利品として各地を転々としたのかもしれません。まぁただ朱石≠呪われし宝石かもしれませんし宙に浮きますね、この話。 "其の宝石"=一番大切な<<宝物>>だと思います。弱者である少年の小さな掌には連れ出した繊細な少女の手が乗せられていたのだと思います。 …というコトで少年=アルヴァレス説やってきたんですけど確証もないし矛盾も無い訳ではない(助けて…の台詞次第によっては水泡に帰す,宝石が殺戮の女王だと結構アルバム全体の筋は通るんだけどこの説が浮く)ので、一旦皆さんの心の中に留めておかれまして少年=ローランサン?説の方も考えていきたいと思います。 それぞれ『Roman』の解答篇が発売されない限り確証はなく可能性の域を出ないので色んな想像をしていきたいと思います。
98:葉橋 2006/12/27(水) 21:31 [hokuou_az@yahoo.co.jp] はじめまして。私の考察は少し皆さんの物とは違うようでして・・・;; 私は聖戦ではなく黒の囁きや黒の魔獣に目を向けてみました。 クロニカが言っている「彼」と「彼女」はルキアの親のルキウスとイリアだと解釈しています。 「反逆者」「逃亡者」とノアに言われていたものですから、黒の教団を出て行ったのだと思います。 他にも、逃げ出そうと思った仲間が何人かいたのじゃないでしょうか? 逃げ出そうと言い始めたのがルキウスだとし、手を引いた大切な人はイリア。 逃げた途中に『風車』があり、そこで黒の教団に追いつかれて「殺される」or「連れ戻される」。 森に逃げ込んだ二人でしたが、イリアだけが黒の教団に捕獲させれてしまうとします。 ルキウスは逃げてしまうとします。 ちょっとお話が変わってしまいますが・・・ その時、イリアには、もうお腹にルキアを授かっていて動きにくい状態だとしたら掴まりやすいと思います。 教団に戻されルキアを産むとします。(ここで「11文字の伝言」につながったりしそうです。 「物心ついた時 母は既にいなかった」 11文字の伝言につながるとしたら、「愚かな母の最期の願い」といって死んでしまうとしたら、 ルキアが産まれてから死んでしまうという事で当てはまります。 「生まれてくる前に 父も既にいなかった」 ルキウスがルキアが産まれてくる前に逃げてしまったわけですから、いるわけがありません。 そして、ルキアも黒の教団から出て行ってしまおうとします。 ここで、「11文字の伝言」の「どんな苦難が訪れても立ち向かいなさい」。 偶然なのか、ルキアはノア・黒の魔獣に立ち向かいます。 話がずれてしまってスイマセン;;無理やりですが、こんな事も考えられないかなと思っています。 妄想長文失礼しました。
99:コダマ 2006/12/28(木) 17:28 [sage] >>98 葉橋さん 裏切り者の追手に黒の教団が…!!怖い怖い。馬に乗ってくるんですよ!?(KKKみたいだ) 想像すると凄いんですけど。…そうですね、クロセカとしては在り得るとおもいます。 以下、クロセカちょっと入ります。 確認事項…ルキウス:反逆者 イリア:逃亡者 2人はルキアの両親、ですよね? 反逆者として仲間とともに立ち上がったルキウスが失敗し逃亡した果てでの物語でしたら何となく解るような気がします。 黒の教団に連れ戻され失意のうちに亡くなったイリアが産まれてくる子に最後の願いを託したというのも有りだと思います。 クロニカが言っている「彼」と「彼女」が2人の事だとしてもそれは解釈の一つだと思います。 こじつければ"キミが生まれてくる世界"もイリアの記憶なのかもしれませんし。 ただ、『Roman』およびこの曲自体にはちょっと繋がらないと思います。 確かに葉橋さんの想像をかき立てるような場面は挿入されているのですが、この曲の主役となるのはある"少年"です。 もちろん基本道徳の問題を抜きにしてしまえば在り…なのでしょう。(金八先生やら先日までやってたドラマ然り) しかしこの少年がルキウスだとして彼を『運命に翻弄される弱者』と例えるでしょうか。 "翻弄"というよりかは、やはりノアに言われたように"反逆"といった言葉が当てはまると思います。 また曲の半ばで"何が起こったのかよく解らなかった"というフレーズがありますが、想像だに出来ない奇襲か… 理由が不明な奇襲のどちらかの場合に発せられるフレーズです。 前者ならまだ納得はいきますが、後者であれば解らない筈が無いだろうと言う所でしょう…彼は襲撃を受けるに足る反逆を犯したのですから。 その次の"何が襲ったのか〜"という台詞で後者である事が決定づけられますから、これは何を錯乱しているんだってコトになりませんか? 他の繋がらない理由として、少年が『風車』での過去を経て『力』を欲し何処かへ向かうという点です。 彼の人生はここが終着点ではなく、まだこの先へと繋がっていくような描写がされていることから、 やはり反逆者としてその人生を終えたルキウスとこの少年は別人ではないかと思います。 考えうる事項なのですが違うのかなーと思ってしまいました。 でも、クロセカに灯される詩なのだろうという事は同意です!
100:naga 2007/01/03(水) 00:00 [sage] >>98 追っ手が黒の教団員で、少年がルキウス この可能性は正直言ってかなり低いと思います まず少年がルキウスでない理由ですが、"奴ら"の襲撃に対し 「何が起こっているのかよく判らない」といっている点 少年が逃亡者であるなら当然追っ手の事も考慮するはずで、最初にその可能性を考えるはずです 次に追っ手が黒の教団員でない理由 "奴ら"は「欲望があふれるままに追ってくる」点です 預言書のために自らの命も世界も投げ出す教団員だとしたら逆に欲望などは無いはずです
101:希 2007/01/07(日) 13:42 此方では初めまして。 クロセカ未聴ゆえ、いまいち話題についていけない者でございます(沈 そこで流れを切るようで申し訳ありませんが、個人的に思ったことをば。 自分は<少女>が宝石を持っていた説に賛同なのですが(少年にとっての<宝物>はあくまで少女だと思います)、 少女は果たして、自分の持つそれが<30カラットの殺戮の女王>だと知っていたんでしょうか? 自分は知らなかったと思うのですよ。少女がどんな経緯でそれを手にしたのかは分かりませんが、 単に「なんか赤くて綺麗な石」くらいにしか思ってなかったのでは。 で、「何が起こったのか〜」 「何が襲ったのか〜」 の部分には、「どうして襲われたのか」というニュアンスも含んでいるのだと。 まさか自分たちが高価な宝石を持ってるなんて考えませんから。 少年だけ助かったのは、当然、村を襲った奴らにとって必要なのは宝石in少女だけだったから。 余談、自分は此の曲の少年=「見えざる腕」のローランサン派です。
102:大黒 2007/01/07(日) 18:03 私も追っ手=黒の教団員、少年=ルキウスの可能性は低いと考える1人です 理由に関してはほぼ>>100nagaさんと同じなのでここでは割愛 少女が宝石を持っていたかどうかは歌詞中の 『その幸せを宝石『幸福』と謳うならば』 という一文から宝石やその前の硝子細工は幸せの比喩表現だと思ってるのでこれもちょっと否定的です うーん、なんか前の説に喧嘩売るような書き込みになりましたがご勘弁を ちなみに緋色の少年=ローランサンについては賛成です
103:大黒 2007/01/07(日) 23:30 あ…ミスが見つかったので訂正 ×:『その幸せを宝石『幸福』と謳うならば』 ○:『その宝石を『幸福』と謳うならば』 です。すみませんでした
104:ACE 2007/01/14(日) 05:06 追ってはクロセカの帝国軍(赤髪のローラン) 少年はローランサンだと思ってます。 舞台は聖戦と死神の第二章で描かれる「グラスミアの戦い」で襲われる村。 アルベルジュとゲーフェンバウアーが云々やっている間に赤髪のローランは少年と少女を追いかけます。 何度も入る馬の嘶きはこのためだと思います。 ようやく追いついたところで、まずは遅れがちな少女を捕まえる赤髪のローラン 殺そうとしたところで彼女が持つ「何か」に気がついて、少年を殺すことをせずに返って行くわけですが、 すぐに追いつく距離を惜しんで彼が求めたものは何か…私が考えますところに呪われし宝石の「殺戮の女王」だと思います。 どういう経由で少女が手に入れたかは知りませんが30ctの赤色金剛石が目の前にあったら目もくらみましょう。 少女が連れされれた(?)理由と知ては、美貌が良く。妻にするつもりでもあったのかもしれません。 冒頭の語りにある 其の宝石を「幸福」と謳うならば… 其の夜の蛮行は時代にどんな爪痕を遺し… 彼等にどんな傷跡を残したのか… 上段から 其の宝石を手に入れたことを「幸福」というならば 其のグラスミアの戦いは時代にどんな傷跡を残し… 彼等(少年・少女)にどんな傷跡を残したのか… となると思います。 少年に残る傷跡は「自分だけ逃げてしまったという卑怯さ」 少女に残る傷跡は「大切な人に裏切られた悲しさ」 が残る傷跡と… 少しばかり宝石のほうの話になり…さらに大いに妄想ですが 殺戮の女王を手に入れた赤髪のローランはまぁ妥当な線で王に謙譲→帝国崩壊の道へ 赤髪のローランも身につかなかったとは言え手にしたということで→遅れながらも死亡 続いて腕になりますが つれさっられた少女。中世ヨーロッパなら15歳くらいでも20歳差の夫婦なったりと化してしまいますから 柱の影から見ていた少年=赤髪ローランの息子 長くなりましたがコレが私の考察です。繋がっている以上、特定の掲示板に描くのが難しいですね。
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