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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
99:コダマ 2006/12/28(木) 17:28 [sage] >>98 葉橋さん 裏切り者の追手に黒の教団が…!!怖い怖い。馬に乗ってくるんですよ!?(KKKみたいだ) 想像すると凄いんですけど。…そうですね、クロセカとしては在り得るとおもいます。 以下、クロセカちょっと入ります。 確認事項…ルキウス:反逆者 イリア:逃亡者 2人はルキアの両親、ですよね? 反逆者として仲間とともに立ち上がったルキウスが失敗し逃亡した果てでの物語でしたら何となく解るような気がします。 黒の教団に連れ戻され失意のうちに亡くなったイリアが産まれてくる子に最後の願いを託したというのも有りだと思います。 クロニカが言っている「彼」と「彼女」が2人の事だとしてもそれは解釈の一つだと思います。 こじつければ"キミが生まれてくる世界"もイリアの記憶なのかもしれませんし。 ただ、『Roman』およびこの曲自体にはちょっと繋がらないと思います。 確かに葉橋さんの想像をかき立てるような場面は挿入されているのですが、この曲の主役となるのはある"少年"です。 もちろん基本道徳の問題を抜きにしてしまえば在り…なのでしょう。(金八先生やら先日までやってたドラマ然り) しかしこの少年がルキウスだとして彼を『運命に翻弄される弱者』と例えるでしょうか。 "翻弄"というよりかは、やはりノアに言われたように"反逆"といった言葉が当てはまると思います。 また曲の半ばで"何が起こったのかよく解らなかった"というフレーズがありますが、想像だに出来ない奇襲か… 理由が不明な奇襲のどちらかの場合に発せられるフレーズです。 前者ならまだ納得はいきますが、後者であれば解らない筈が無いだろうと言う所でしょう…彼は襲撃を受けるに足る反逆を犯したのですから。 その次の"何が襲ったのか〜"という台詞で後者である事が決定づけられますから、これは何を錯乱しているんだってコトになりませんか? 他の繋がらない理由として、少年が『風車』での過去を経て『力』を欲し何処かへ向かうという点です。 彼の人生はここが終着点ではなく、まだこの先へと繋がっていくような描写がされていることから、 やはり反逆者としてその人生を終えたルキウスとこの少年は別人ではないかと思います。 考えうる事項なのですが違うのかなーと思ってしまいました。 でも、クロセカに灯される詩なのだろうという事は同意です!
100:naga 2007/01/03(水) 00:00 [sage] >>98 追っ手が黒の教団員で、少年がルキウス この可能性は正直言ってかなり低いと思います まず少年がルキウスでない理由ですが、"奴ら"の襲撃に対し 「何が起こっているのかよく判らない」といっている点 少年が逃亡者であるなら当然追っ手の事も考慮するはずで、最初にその可能性を考えるはずです 次に追っ手が黒の教団員でない理由 "奴ら"は「欲望があふれるままに追ってくる」点です 預言書のために自らの命も世界も投げ出す教団員だとしたら逆に欲望などは無いはずです
101:希 2007/01/07(日) 13:42 此方では初めまして。 クロセカ未聴ゆえ、いまいち話題についていけない者でございます(沈 そこで流れを切るようで申し訳ありませんが、個人的に思ったことをば。 自分は<少女>が宝石を持っていた説に賛同なのですが(少年にとっての<宝物>はあくまで少女だと思います)、 少女は果たして、自分の持つそれが<30カラットの殺戮の女王>だと知っていたんでしょうか? 自分は知らなかったと思うのですよ。少女がどんな経緯でそれを手にしたのかは分かりませんが、 単に「なんか赤くて綺麗な石」くらいにしか思ってなかったのでは。 で、「何が起こったのか〜」 「何が襲ったのか〜」 の部分には、「どうして襲われたのか」というニュアンスも含んでいるのだと。 まさか自分たちが高価な宝石を持ってるなんて考えませんから。 少年だけ助かったのは、当然、村を襲った奴らにとって必要なのは宝石in少女だけだったから。 余談、自分は此の曲の少年=「見えざる腕」のローランサン派です。
102:大黒 2007/01/07(日) 18:03 私も追っ手=黒の教団員、少年=ルキウスの可能性は低いと考える1人です 理由に関してはほぼ>>100nagaさんと同じなのでここでは割愛 少女が宝石を持っていたかどうかは歌詞中の 『その幸せを宝石『幸福』と謳うならば』 という一文から宝石やその前の硝子細工は幸せの比喩表現だと思ってるのでこれもちょっと否定的です うーん、なんか前の説に喧嘩売るような書き込みになりましたがご勘弁を ちなみに緋色の少年=ローランサンについては賛成です
103:大黒 2007/01/07(日) 23:30 あ…ミスが見つかったので訂正 ×:『その幸せを宝石『幸福』と謳うならば』 ○:『その宝石を『幸福』と謳うならば』 です。すみませんでした
104:ACE 2007/01/14(日) 05:06 追ってはクロセカの帝国軍(赤髪のローラン) 少年はローランサンだと思ってます。 舞台は聖戦と死神の第二章で描かれる「グラスミアの戦い」で襲われる村。 アルベルジュとゲーフェンバウアーが云々やっている間に赤髪のローランは少年と少女を追いかけます。 何度も入る馬の嘶きはこのためだと思います。 ようやく追いついたところで、まずは遅れがちな少女を捕まえる赤髪のローラン 殺そうとしたところで彼女が持つ「何か」に気がついて、少年を殺すことをせずに返って行くわけですが、 すぐに追いつく距離を惜しんで彼が求めたものは何か…私が考えますところに呪われし宝石の「殺戮の女王」だと思います。 どういう経由で少女が手に入れたかは知りませんが30ctの赤色金剛石が目の前にあったら目もくらみましょう。 少女が連れされれた(?)理由と知ては、美貌が良く。妻にするつもりでもあったのかもしれません。 冒頭の語りにある 其の宝石を「幸福」と謳うならば… 其の夜の蛮行は時代にどんな爪痕を遺し… 彼等にどんな傷跡を残したのか… 上段から 其の宝石を手に入れたことを「幸福」というならば 其のグラスミアの戦いは時代にどんな傷跡を残し… 彼等(少年・少女)にどんな傷跡を残したのか… となると思います。 少年に残る傷跡は「自分だけ逃げてしまったという卑怯さ」 少女に残る傷跡は「大切な人に裏切られた悲しさ」 が残る傷跡と… 少しばかり宝石のほうの話になり…さらに大いに妄想ですが 殺戮の女王を手に入れた赤髪のローランはまぁ妥当な線で王に謙譲→帝国崩壊の道へ 赤髪のローランも身につかなかったとは言え手にしたということで→遅れながらも死亡 続いて腕になりますが つれさっられた少女。中世ヨーロッパなら15歳くらいでも20歳差の夫婦なったりと化してしまいますから 柱の影から見ていた少年=赤髪ローランの息子 長くなりましたがコレが私の考察です。繋がっている以上、特定の掲示板に描くのが難しいですね。
105:ACE 2007/01/14(日) 05:31 少しだけ抜け分の補足を失礼; 風車に出てくる 緋色の風車と血色の風車なのですが…風車は剣と表現できないでしょうか? 腕のほうの掲示板にもかいたのですが、追っ手が赤髪のローランだとすると、ローランは相当な剣の使い手。 アルヴァレス配下で村に突撃、馬に乗ったまま、剣をまわすように扱って村人の首をどんどん跳ねたと考えます。 馬上で使う剣は長いのが基本になりますし、ただでさえ重い剣は長く、しかも馬上とあらば片手で使うことになります。 前後に振って斬るよりも、回るすようにして斬ったほうが効率が良く、連続して切れますのでコレを腕中の「首を狩る姿正に風車と」(この仮説だと金髪のローランはその村で騎士をしていたと思われます。) というわけで、風車の如く剣を振り回して首を落とす赤髪のローランを見ていた少年は「剣=風車」の表現でもおかしくないと思うのですがどうでしょう? 年齢が判りませんが、子供だとするならば剣をそういう風に使うものと理解しても悪くないかと。 さて、冒頭の「躍る踊る血色の風車。綺麗な花を散らして」 これは「躍るように振り回された赤髪野郎の剣。飛び散る血は花が散るよう」 終盤のは「廻る回る緋色の風車。灼けつく刻を送って」 私風に訳して「風車のように振り回される少年の剣。相手に剣を突き刺して」 灼けつく…という表現が突き刺す…また殺すみたいなイメージだと思ってください。 何かで突き刺されたときに「灼けつくな痛み」と表現しますので。エルの天秤で仮面の男が刺されたときに「燃えるように熱い」と言ったりしてますし、 熱さの表現はそのまま痛みに。 「躍る躍る血色の風車。凍える瞬間を迎えて」 これは「(かつて)躍るように振るわれていた赤髪野郎の剣。それも終わる瞬間が来た」 凍えるは逆に死のイメージですね。クロセカ聖戦と死神の4章で 「凍りつく時の中を」と表現されてますし。血が抜けたら人間は寒いと感じますしね。 ちなみに血色=赤で赤髪のローランを表現してます。
106:梨 2007/01/14(日) 12:55 初めまして。梨と申します。 私の考えは、 「緋色の風車」は「美しきもの」と関係があると思います。 「緋色の風車」の少年が生まれ変わって、 「美しきもの」の弟になる・・・ 「緋色の風車」の少女が生まれ変わって、 「美しきもの」の姉になる・・・ という考えです。 何か違ってたらごめんなさい。 では失礼します。
107:ケャ 2007/01/15(月) 17:29 ス鬢皃゙、キ、ニ。」 サ荀ママモ、ネネソァ、マニアサ倹-阜-嚮l洛阜血レ酔l伯--lъl東lll沍l-l--[br>ネソァ、ホニィ、イスミ、キ、ソセッヌッ。簪モ、ホテ、ホアニ、ホセッヌッ、タ、ネ。ト。」 セッスレ戟-恁嘯-詞ヲ%----l伯血酔l-l東llレ洛l-肢レ麓歇下拏濕充- ℃ア勺宍酌而尺漆タ筅ネ、マー网ヲイ鐘レ洛--方、ヒ、ハ、熙゙、キ、ソ、ャ。「ウァヘヘ、ホ、伯-l沍l-l-l東柱轟lll東旧-膜--詞l-l-l-l洛l-血-曙搆l-l阜l撃件-lレl伯--lll沍l--[br>
108:me 2007/01/16(火) 10:35 初めまして。 私の解釈しているような説はまだ出ていないようなので、緊張しつつ書き込みさせて頂きます。 私は少年=「見えざる腕」の赤髪ローランではないかと思っています。 「緋色の風車」は、少年の村が戦争(またはそれに伴う略奪)に巻き込まれ、 少女を見捨てて逃げてから流転し、死を迎えるまでを描いた物語なのではないかと。 「腕」のストーリーも交えますが、少年が欲したのは『剣』(強大な力)で、 襲撃から逃げ遂せた後はやはり何処かの国の戦士として戦いに身を投じたのではないかと思います。 (その辺りが「狂0105しい≪季節≫を経て...少年の≪時≫は流転する...」に当て嵌められるのかと) そして、成長した少年の恐ろしい戦いぶりが「緋色の風車」に喩えられるようになったのではないかと思います。 ですが彼の末路は「腕」の通り、戦場で片目も片腕も失って落ちぶれ、酒に溺れる暮らしで 最後は突然現れた(天使の彫像に関連があるとすれば、冒頭の「硝子細工」が価値あるものとして奪いに来た?)ローランサンに殺されてしまいます。 死の瞬間に最後の2行(もし生まれ変わったら〜)という想いが巡ったのではないでしょうか。 少女を見捨ててまで生き延びたのに、結局強大な力を求めても実のある人生にもならずに死んでいく自分を振り返って 「次は逃げずに 君の傍で共に散ろう」と思ったんじゃないのかな、と考えています。 異端な解釈とは思いますが…。
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