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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
151:洸夜-ロラサン大好き- 2008/09/27(土) 23:08:44 ID:EXnZ+0ro 初めまして もしロラサンが緋色の風車事件のあと、復讐ではなく 戦争を止めるために剣をとっていたら 少年は剣を・・・の「異世界の騎士」になれるのかな と思ったりしました。 神々〜で「少年は白き翼を得る」 そしてそのあとのすぐの歌詞に 「黒き剣を取る」とあるのが この↑の歌詞が復讐への道だと思いました
152:桃夜 2008/10/20(月) 23:04:43 ID:+oEH7Eez はじめまして。 話を変えてしまうかもですが 僕は今、他のCDとの繋がりについて考えています。 SHは結構他のCDと関係してることもあると思うので。 中でも分からないのが、「少年は剣を…」との繋がりです。 神々〜で「またその子らへと託すのでしょう」というところが気になっていて… この「子ら」とはローランサンのことなんですかね?それとも違う人間なんですかね? そこがとても気になりました。 そして、乱文すみませんでした。
153:sara 2008/11/23(日) 11:50:56 ID:PE9q1fI5 はじめましてです。 話がかわりますが、私は 「緋色の花」と関連があるように思えるのですが・・・皆さんはどうでしょうか? 「森の彼方から足音響かせ駆けてくる〜」と、 この曲の「星屑を辿るように森へ至る〜」 の所がリンクしていると 思えて仕方がないです。 あと、「花」というキーワードも・・・ 皆さんの意見を聞いてみたいです(スルーでもいいです)。
154:名も無きローラン 2008/12/14(日) 03:57:28 ID:7LCH/NoG 「緋色の風車」と「緋色の花」には関連性はあると思います 偽りの黄昏・鮮血に染まった緋色の花・幾千もの影が森を・・・ などのキーワードから「緋色の風車」で少女の体が宙を舞った その後の話を少女視点で描いたものであるのは間違いないかと ただし,少女は少年を恨んでいるわけではなく,「怯え縋るような瞳」は少年の罪悪感が産んだ少年主観の認識ではないかと考えます (少女の最後の言葉は「待って」ではなく「逃げて」かと) 緋色の花のシナリオは少年を「逃がさない」と永遠に森で恨み続けているのではなく 致命傷を負って地面から立ち上がれない少女が自身の死の瞬間までのわずかな時間「唯守るべきもののため」 つまり少年に逃げるための時間をすこしでも与えるため、最後の悪あがきをするというものかと... 少女が「赦さない」と呟いているのは自分からすべてを奪っておきながらなおも「大切なもの」を奪おうとする者たちへの 怨言であり,(その気持ちが死の瞬間をループさせて少女を閉じ込め,永遠に悪夢を見続けている?)という感じだと考えています 少年についてですがアルヴァイン・ローランサン・ローラン派の意見があるかと思います まずは少年==アルヴァインの幼少期の意見。少女の死を乗り越え剣を取り英雄とまで呼ばれるようになり,しかし死の瞬間まで 少女(シャルロッテ?)を思い続けていた... おそらく3つの意見の中で最もロマンのあるシナリオだと思います 私もそうであってほしいと思ったものですがその場合「約束の丘」での別れが最後の別れであり,ここに矛盾が生じます. 「約束の丘」と「緋色の風車」が同一であった場合,少女の死は突然であり,語り合っている時間はありません.さらにこの時期の アルヴァインは明らかに少年ではないのでやはり矛盾があります.「約束の丘」がなければロマンもあってイチオシなのに残念...
155:名も無きローラン 2008/12/14(日) 04:00:10 ID:7LCH/NoG 次に少年==ローランサンの意見.これはおそらく「見えざる手」の黄昏の森・風車・緋い花等のキーワードから推察し, 「緋色の風車」の森と「見えざる手」の黄昏に染まる森を結びつけたものであるかと思います. この話には3人のローランが登場するので少し整理します. ローランサン:金髪.かつては蛮勇をはせた騎士.しかし黄昏の古き獣の森にて赤髪の騎士に出会い, そのときに片腕を失ったことで騎士剥奪.その出来事がトラウマになり,今はアルチューかつヤクチュー. ローラント:赤髪の騎士でローランサンの片腕を奪った男?(ただし,アルチューでヤクチューの判断. 死神というキーワードから本当は腕を奪ったのはアルヴァインで仇を殺し間違えた可能性も...アルヴァインも赤髪?) 酒場でローランサンに殺される. 子ローラント:酒場の現場で一部始終を見ていたもう一人のローラント(少年).ローラントを殺されたことで ローランサンに殺意を持っている?ローラントの子供? 「緋色の風車」と「見えざる手」の森を結びつけた場合,ローランサンの悪夢に見る片腕を失った死神のトラウマはこのときであり 彼はこのとき騎士の立場でなくてはなりません.この場合,ローランサンがこの場にいて赤髪の騎士と争ったのは間違いないですが同時に少年=ローランサンである可能性もなくなります. 「緋色の風車」と「見えざる手」の森が同一ではないと考えた場合,可能性は広がりますが同時に手がかりのキーワードもなくなります.ゼロではありませんが望み薄ではないかと... 何よりも少女の命に変えて逃げ延びた少年が一時期蛮勇を馳せたとはいえただのヤクチューなアルチューになり下がり, その上違う恋人作ってトラウマの八つ当たりなどと言う展開はロマンがありません.これだけは正直回避してほしいかと... 少年には少女のことを少しでも心の片隅にとどめて生きてほしいです.
156:名も無きローラン 2008/12/14(日) 04:02:56 ID:IdqQk76w (ローラント又は子ローラント)=少年についても黄昏の古き獣の森を結びつけた場合はローランサン同様,その可能性はなくなります. 結びつけなかった場合,ローランサン同様,可能性はゼロではありませんがこちらも手がかりのキーワードはなくなります. この二人はどちらかというと「天使の肖像」に関連するかと... 名前が同じですし,ローラントは死んでしまいますが,子ローラントの方は 将来の姿として「天使の肖像」があってもいいのではないかと.ただ,彼がもしローラントの子供であり, ローランサンに憎しみを抱いているのであればもっと違った将来になるのではないかと思います.復讐は繰り返すと謡っていますし... 最後に「天使の肖像」のローラント=少年である意見.キーワードとして風車小屋・後悔・贖罪などがありますね. 歌詞中にある母親というキーワードが少女を示すならば,「天使の肖像」とは少女であり,かつての少年が少女への後悔と贖罪を超えて 残された時間でひとつの偶像を作り上げる様はなかなか感動的だと思います.しかし母親と少女というキーワードの結びつきは今ひとつ弱い. 「生涯会わぬと誓った」というキーワードから彼には顔も知らない子供がいることがわかります.少女が彼の子供を産む時間はありませんでした 彼ローラントは妻の命と引き換えに授かった子供を憎んだことを後悔し,贖罪としてその子の肖像を描いたと解釈した方が自然なのではないでしょうか? それに「緋色の風車」の歌詞中にある少年の欲する力への問,「少年は剣を...」タイトルのとおり剣を欲したのではないでしょうか? 彼が「天使の肖像」にあるような一生を送ったとは思えないのです. これらから私が出した結論は「緋色の風車」の少年の物語は関連のあるものはあれど,まだ語られてはいない, もしくはもう決して語られることのない物語なのだという答えです. この続きがあるのならば少年も少女も幸せになれるHAPPYENDを願っています.悪夢を見続ける少女を少年の手で助けて欲しいです. 3レスとか長すぎてスミマセン.間違いがあれば指摘していただければうれしいです
157:名も無きローラン 2008/12/14(日) 20:39:14 ID:U8GVQMML 155番のレスにちょっと突っ込みますが・・・ 酒場の3人のローランは・・・ 一人目は赤髪のローラン、崩れ落ちた人。 アルチュウにしてヤクチュウなのもこの人かと。隻眼にして隻腕。 二人目はローランサン。走り去った人。 多分に緋色の風車の主人公。両腕あります。 三人目は金髪のローラン。見えざる腕の主人公。 昔(多分聖戦のとき)赤髪のローランに腕を切られた。ということで隻腕(たぶんアルチュウ) であり、「一部始終を見ていた」子ローランは 3人のローランに含まれていないかと。 そして子ローランがローランサンに復讐しにいく。 というのが歌詞的にしっくりくると思います。 以上です。駄文失礼しました。
158:155 2008/12/15(月) 00:50:55 ID:5hYDRTCX 155です 興味深く読ませていただきました なるほど・・・「見えざる手」において3人のローラントと1人のローランサンが登場したということですか・・・ 私は「見えざる手」のシナリオについてこう考えていました かつて蛮勇を馳せた金髪の騎士が「黄昏に染まる古き獣の森」にて赤髪の騎士に出会い,争いの中,金髪の騎士は片腕を切り落とされ,仕事を干される(騎士剥奪). この出来事は彼に悪夢にまで見るトラウマを植え付け,毎日「安酒を浴びて眠る」生活を送る. しかし,恋人が出て行ったことを契機に自分にこんな人生に貶めた赤髪の騎士への復讐を決意、世界を移ろう... そして金髪の騎士はついに「異国の酒場」で赤髪の騎士を見つけ出し,復讐を果たす.しかし,その行為はそばで見ていた小さな少年に復讐の炎を灯した... 繰り返される復讐劇 私は金髪の騎士こそがローランサンではないかと考えていました.しかし,金髪の騎士とローランサンが別人であった場合、つまり、 赤髪の騎士に片腕を奪われた→金髪の騎士 トラウマとなり死神の悪夢にうなされる→金髪の騎士 「安酒を浴びて眠る」生活を送る→金髪の騎士 赤髪の騎士を殺し走り去った→「緋色の風車」の少年 この場合では,金髪の騎士の復讐は果たされず,急に「緋色の風車」の少年の話に切り替わることになります. さらに,金髪の騎士の赤髪の騎士への復讐の理由は語られど,赤髪の騎士が「緋色の風車」の少年の仇であるという話はおろか、そのキーワードもなく, 少年が理由もなく赤髪の騎士を殺したという展開になります.たしかに金髪の騎士が赤髪の騎士を殺したという明確な記述はありませんが ローランサンと金髪の騎士を別人と考える、もといローランサンと「緋色の風車」の少年を結びつけることは無理があるのではないのでしょうか? また長くなったかも? ぜひ 157さんの「見えざる手」のシナリオを教えて欲しいです
159:名も無きローラン 2008/12/15(月) 19:42:28 ID:5hYDRTCX すみません・・・ 157さんの話を聞いてもう一度「見えざる手」を聞きなおし,やっとその物語を理解できました 確かに「立ち尽くしてたまま」の金髪の騎士ローラントと「走り去った」ローランサンは別人ですね 「見えざる手」のシナリオは 黄昏に染まる森,金髪の騎士ローラントは戦場で赤髪の騎士ローラントに出会い,片腕を奪われる. 仕事は干され,さらにこの出来事は彼に悪夢のトラウマを植えつける. 悪夢にうなされ「安酒を浴びる」生活が続くも恋人は痺れを切らし出て行った. 何もかも失った惨めな人生... 「赤髪の騎士を探し出し、殺す... できぬならばせめて殺してくれ... 」と 金髪の騎士は復讐を決意. 世界を移ろい、舞台は「異国の酒場」.やっと赤髪の騎士を見つけ出したが,かつての蛮勇、見るも無残な姿だった ふいに飛び出す「黒き剣」,あっけにとられる金髪の騎士を尻目に崩れ落ちる赤髪の騎士, 彼に剣を突き刺した男ローランサンは笑い声を残して走り去った.金髪の騎士の復讐は果たされることなくその幕を閉じる. そして彼は気づいてしまった.柱の陰で見つめていた復讐の炎を灯した少年の姿... 廻る憎しみの風車に... 望まぬ結果で復讐劇を終わらせることになった金髪のローラントは考える.残された人生と腕の意味を... 「人生はままならない... この痛みこそ私の生きる証なのだ」と... という感じになりますね
160:名も無きローラン 2008/12/18(木) 22:21:06 ID:vz2KQugm 「緋色の風車」と「見えざる腕」はかなりの確立でリンクしていると思います。 まず、赤髪のローランに片腕を切り落とされた金髪のローランは悪夢にうなされ、赤髪のローランを恨み赤髪のローランを探す。 そして、ローランサンは町から少女と逃げだし森に身をひそめたが男(多分赤髪のローラン)に見つかり少女だけ捕まる。 もちろんローランサンも赤髪のローランを恨み、赤髪のローランを探します。 金髪のローランは異国の酒場にて赤髪のローランを見つけます。 かつての蛮勇見る影もなく赤髪のローランは完全にアル中だった。 そんな中ふいに飛び出したのはローランサン。 黒い剣で赤髪のローランを殺しローランさんは笑いながら酒場を後にする。 赤髪のローランをいきなり飛び込んできたローランサンに殺されてしまい、金髪のローランの復習劇は幕を閉じます。 金髪のローランは残りの人生と腕の意味を考える。 ってな感じですかね・・? Romanはリンクしているのが多いですよね。 ローランサンも「天使の彫像」の子供だし、金髪のローランが酒場で飲んでいるのは「歓びと哀しみの葡萄酒」のワインだし・・・
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