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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
154:名も無きローラン 2008/12/14(日) 03:57:28 ID:7LCH/NoG 「緋色の風車」と「緋色の花」には関連性はあると思います 偽りの黄昏・鮮血に染まった緋色の花・幾千もの影が森を・・・ などのキーワードから「緋色の風車」で少女の体が宙を舞った その後の話を少女視点で描いたものであるのは間違いないかと ただし,少女は少年を恨んでいるわけではなく,「怯え縋るような瞳」は少年の罪悪感が産んだ少年主観の認識ではないかと考えます (少女の最後の言葉は「待って」ではなく「逃げて」かと) 緋色の花のシナリオは少年を「逃がさない」と永遠に森で恨み続けているのではなく 致命傷を負って地面から立ち上がれない少女が自身の死の瞬間までのわずかな時間「唯守るべきもののため」 つまり少年に逃げるための時間をすこしでも与えるため、最後の悪あがきをするというものかと... 少女が「赦さない」と呟いているのは自分からすべてを奪っておきながらなおも「大切なもの」を奪おうとする者たちへの 怨言であり,(その気持ちが死の瞬間をループさせて少女を閉じ込め,永遠に悪夢を見続けている?)という感じだと考えています 少年についてですがアルヴァイン・ローランサン・ローラン派の意見があるかと思います まずは少年==アルヴァインの幼少期の意見。少女の死を乗り越え剣を取り英雄とまで呼ばれるようになり,しかし死の瞬間まで 少女(シャルロッテ?)を思い続けていた... おそらく3つの意見の中で最もロマンのあるシナリオだと思います 私もそうであってほしいと思ったものですがその場合「約束の丘」での別れが最後の別れであり,ここに矛盾が生じます. 「約束の丘」と「緋色の風車」が同一であった場合,少女の死は突然であり,語り合っている時間はありません.さらにこの時期の アルヴァインは明らかに少年ではないのでやはり矛盾があります.「約束の丘」がなければロマンもあってイチオシなのに残念...
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