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【Roman】08.美しきもの 【考察】
47:蒼 2006/12/12(火) 01:38 ちなみに足音は最初と最後です。 ボーカル消すと良く聞こえると思います。
48:大黒 2006/12/12(火) 01:42 >>46蒼さん 馬の足音については私は前述の通りモニカとその家族が故郷へ戻る馬車の音だと解釈してます 銀色の馬車は死の世界へ人を導く役割をしてるみたいなのでこの場合はちょっとそぐわないかなと思います 後、教会の鐘の音ですがロランへの追悼の鐘だと考えられないでしょうか
49:蒼 2006/12/12(火) 02:24 早いお返事有難うございます。 そうすると最初に聞こえる馬車の音は療養のために訪れた時のものでしょうか。 最初と最後にしか馬車の音がないように聞こえるので私は迎えに来た死神だと思ったのですが。
50:大黒 2006/12/13(水) 21:09 >>49蒼さん 『銀色の馬車』は死神から逃げる母親の歌でいってみれば現在形の歌でした こっちの『美しきもの』はロランの死後作られた曲でいってみれば過去形の曲です そう考えるとやっぱり銀色の馬車とは違うのかなぁというのが私の考えですね ちなみに私は最初の馬車の音がモニカを迎えに来た家族の馬車で最後の馬車がモニカを乗せて療養先から去っていく音だと思ってます
51:へっp 2006/12/14(木) 17:21 はじめまして。 美しきものはRomanの中でも一番好きな歌なのでちょっと参加させてください。 『天使が抱いた窓枠の画布』は窓にかかったカーテンと考えてます。 『君』は病に犯され部屋に閉じ込められ、寝たきりの生活を送っている。 しかし、窓にかかったカーテン(安い布地のカーテンは強い光が入ってくると透けて見えますよね) 越しに見える四季の移ろい、その一瞬一瞬を「美しきもの」ととらえた。 『君』はそれを風景画のように捕らえたのではないかなと。 モニカにとっての思い出の比喩が『その花を胸に抱いて』の『花』であるなら、 『君』-ロラン君にとっての思い出『風景画』が思い出。 実際に上で述べたカーテンを抱いたのではなく、『窓枠の画布』=『風景画』=思い出 美しき思い出を抱いて死んでいったロラン君。 その思い出は綺麗なものなのかしら? とモニカが追想しているのではないかなとおもってます。 いきなり、ソレまでのお話をぶった切るような個人的解釈で もうしわけありません。
52:大黒 2006/12/15(金) 20:54 >>51へっpさん はじめまして 私もこのアルバムの中では『美しきもの』が1番好きですね うーむ、カーテンですか。そういえば解釈の時家具にこだわった事がなかったです 確かに安いというか薄い布地のカーテンだと光の加減によって外が透けて見えますね そのカーテン越しの風景がロランにとっての風景画ですか。なるほど しかしちょっと疑問なんですが療養中とはいえ昼間もカーテンを閉め切るでしょうか? 昼間くらいはカーテンを開けて外の風景や日の光を取り入れてたと思うのですが… そして窓枠から見える景色をロランあるいはモニカが風景画として残したと考えますがどうでしょう この場合は描いたのはロランのほうが自然かな? 風景画は実在する派の人間なのでどうしても風景画を誰かに描かせたくてちょっと意地の悪い解釈をしてしまいました
53:へっp 2006/12/18(月) 11:36 >大黒さん ご意見ありがとうございます。 風景画が存在するなら、『窓枠の画布』の部分が 『窓辺の画布』であった方がしっくりくる気がします。 『窓枠の画布』からはやはり、窓枠にかかった布=カーテンをさしていると思います。 カーテンをカンバスとたとえて、そこに映る風景こそ風景画を示しているのではないかと。 歌詞としてはしっくりくると思ったのです。 前にも同じことを書かれていた方もいると思うのですが風景画にかかる文章として、 『其れは――』以下の1行がかかると思うのですが、 『風が運んだ…淡い花弁』や『蒼が繋いで…流れる雲』は動的な表現です。 絵画からイメージする静的なものから逸脱してしまっているように思えます。 その後に、『追想』とあるのでここでの風景画は、以前のとおり思い出を表しているのではないかと。 歌詞の中に『風景画』をイメージさせる文はあっても、モニカが絵を描いたという文がありません。 ボーナストラックの屋根裏の少女とモニカはリンクしてないと思ってますので、 この歌の中の『風景画』は思い出のさしているのだと考えです ずっとカーテンを引いていた理由としては、 激しい痛みを伴う病に犯された小さな男の子にとって、 太陽の光は刺激が強く、光を避けるようになっていったと思っています。 歌詞の中に、風景をうたったものはあっても、 男の子が外に出て行って季節を感じたというようなものは感じられませんでした。 どちらかというと、ロランは寝たきりの少年。 窓枠からの世界が彼の世界のすべてといったような印象です。
54:大黒 2006/12/18(月) 22:25 >>53へっpさん 別に窓枠から見える景色を描いたのなら窓枠の画布でもいいと思いますが… 確かに季節の表現は動的ですね。これは絵そのものとは関係なくむしろロランの死後モニカが思い出の中に残った季節の1コマ1コマを歌にしたと解釈してます 日光遮るほど重い病気ならそれこそ外が見えないような厚手のカーテンを買って来ると思うのですがどうでしょう? 私もロランが寝たきりだったという考えには賛成ですし、窓枠から見える景色が彼の世界だったというのも間違ってはないと思います ただ、日光をさえぎってるというところを見るとやっぱり矛盾というか違和感を感じます もしかしたら風景画はモニカが外へ出てロランに外の世界を見せるために描いた…というのはどうでしょう?
55:白 2006/12/18(月) 23:19 窓枠の布=薄手のカーテン説は個人的にかなり納得です。 ただ、病気に関しては別に太陽の光が駄目ではなかったと思います。 逆に寝たきりで部屋に閉じこもりきりでは不健康だから、と頻繁に窓を開け太陽の光と外の空気を取り込んでいたのではないでしょうか。 その場合、窓は開けても薄手のカーテンが引いてあることは別におかしいことではないと思います。 ただ、やっぱり僕の中では最初と最後の段落は天国のロランに語りかけていると言うとらえ方です。 でも、「窓枠の画布」と表現したことは、生前ロランとよく見ていた風景がカーテン越しであり、それが「画布」だと思ったり、比喩して語り合ったりしたのではないかと思うようになりました。
56:あい 2006/12/19(火) 14:16 風景画が存在するかしないかはやっぱり解釈別れてますねえ 自分は存在していないと思っています 「天使が抱いた窓枠の画布」はやはり窓とそこから見える風景を絵として比喩したものだと思います 「画布」は絵を描く場所なので、「窓枠の画布」に描いた風景画が実在するとなるとピンとこなくて…… 天使が抱いた、は窓枠近くに天使の彫像が置いてあるのかな、と思いました
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