【Roman】08.美しきもの 【考察】
31:2006/11/29(水) 02:36
二度目投稿失礼いたします。

≫27
コメントを読んだ時、「確かに似てるな、この歌詞たち…」と思いました。

8曲目「美しきもの」より
“私は世界で一番美しい光(焔?)を見た
 その花を胸に抱いてロランの分も歌い(詩い?)続けよう”

これは弟・ロラン(とする)の死の場面で、姉・モニカ(とする)が
言った(もしくは思った)台詞だと思われます。
そこで、私なりに歌詞を考えてみました。
“美しい焔(ヒカリ)”とは、ロランの命(生命)の灯火。
“その花を胸に抱いて”とは、モニカの命。もしくは、ロランの思い出と思われるもの。
“歌い続けよう”は、生きること。 …を表現しているのかも知れない。

2曲目「焔」より。
“美しい焔(ヒカリ)を見た 死を抱く暗闇の地平に
 憎しみ廻る世界に 幾つかの愛の詩を灯そう”

この第一段目を、モニカの視点で歌っていると考えてみました。
“美しい焔(ヒカリ)を見た”…ロランの命の灯火を見た。生命の輝き。
“死を抱く暗闇の地平に”…いま正に尽きようとしているロランの命の灯火。死。(もしくは次の生への路)
また“焔”を朝、“暗闇の地平”を夜だと仮定してみると、こんな風にも取れそうです。
→(ロランが死んだ)夜に朝日が差す様。

「焔」と「美しきもの」。この二つの曲はどちらも「生」と「死」が関係しています。
歌詞にも類似点が多いことから、(完全とは言えませんが)少なからず繋がっているのではないかと思います。
しかしモニカの存在が「焔」の方へ干渉してくるかは、残念ながら私の考え(頭)が追いついていないので
強くいえません。ごめんなさい。

≫28 確かに鐘の音が聞こえます。
もし「美しきもの」が葬式で終わり、「焔」が葬式で始まっている曲だとしたら、ここも
この二つの曲が繋がっている部分だと思われます。

…と考えてみました。二度も長々と個人の考えを書いて、大変失礼致しました。
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