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【Roman】08.美しきもの 【考察】
28:アナゴ 2006/11/28(火) 16:12 ちなみにモニカが育った姿という考察は最後の語りの部分からです。 語りは皆口さんですが、彼女の声だと大人に聞こえます。 歌の方はYUUKIちゃんなので歌は少女時代で、語りは回想ではないかと思います。 それとも設定では少女なのかな?でもそれだったらもう少し若い感じの声の人使うだろうし…。 それと、ラストで教会の鐘の音が入ってるように聴こえますがソラミミかな? 多分ロランの葬列の鐘の音だと思うのですが。 長々と妄想垂れ流してスミマセン。
29:e 2006/11/29(水) 01:43 ≫25 大黒さん、はじめまして。 私も、「苦しみに揺蕩う生存の荒野を『美しきもの』探すように駆け抜けた」の 歌詞部分について考えているのですが、未だに首を捻っています。 『美しきもの』って何だろう? 歌詞に、 ・『美しきもの』...集める為に...生命は遣ってくる…… ・『美しきもの』...集める為に...生命は過ぎていく…… とあるので、(人が/もしくは全ての生あるものが) 死んで生まれ、生きて、そしてまた死んで生まれる。 ・・・この繰り返しの現象に、とても親密に関係し合っているように思います。 また、大黒さんの言われた、歌詞の最後の部分。 苦しみに揺蕩う生存の荒野を 『美しきもの』探すように駆け抜けた 果てしなき地平へ旅立つ(中略)美しいと思ったよ…… ・生存の荒野を→駆け抜けた 生きて死んでいく様を表現しているような気がします。 曲を聴いていて、歌い手さんが「季節」という単語をフランス語で歌っているのか 私には「せぞん」(→せいぞん→生存)と聞こえます。きっと耳の錯覚と思いますが。 あと、他に気になったのですが。 ロラン(病気してた方とする)は、「綺麗」は言ったけれど「美しい」は言わなかったこと。 モニカ(お姉ちゃんの方とする)が、死に逝くロランの寝顔が「美しい」と思ったこと。 「美しきもの」は、この曲の中でもっとも謎が強いと思います。 同時に、≫27でアナゴさんが言ってくださったように、他の曲(特に「焔」)と リンク(繋がっている)部分なのかも知れません。 ・・・・・・そう、考えてみました。
30:大黒 2006/11/29(水) 02:15 >>29eさん とりあえず 「苦しみに揺蕩う生存の荒野を『美しきもの』探すように駆け抜けた」 の議論はお互いもう少し歌詞が練れてからという事にして 「せぞん」は英語の「シーズン」のフランス語発音なので耳の錯覚ではないですよ 『君が抱きしめた短い季節』 『君が駆け抜けた眩い季節』 この2つからロランはそれほど長生きできなかったのではないでしょうか でも、そんな短い季節でもモニカにとっては何物にも変えがたい眩い宝だったのだ思います
31:e 2006/11/29(水) 02:36 二度目投稿失礼いたします。 ≫27 コメントを読んだ時、「確かに似てるな、この歌詞たち…」と思いました。 8曲目「美しきもの」より “私は世界で一番美しい光(焔?)を見た その花を胸に抱いてロランの分も歌い(詩い?)続けよう” これは弟・ロラン(とする)の死の場面で、姉・モニカ(とする)が 言った(もしくは思った)台詞だと思われます。 そこで、私なりに歌詞を考えてみました。 “美しい焔(ヒカリ)”とは、ロランの命(生命)の灯火。 “その花を胸に抱いて”とは、モニカの命。もしくは、ロランの思い出と思われるもの。 “歌い続けよう”は、生きること。 …を表現しているのかも知れない。 2曲目「焔」より。 “美しい焔(ヒカリ)を見た 死を抱く暗闇の地平に 憎しみ廻る世界に 幾つかの愛の詩を灯そう” この第一段目を、モニカの視点で歌っていると考えてみました。 “美しい焔(ヒカリ)を見た”…ロランの命の灯火を見た。生命の輝き。 “死を抱く暗闇の地平に”…いま正に尽きようとしているロランの命の灯火。死。(もしくは次の生への路) また“焔”を朝、“暗闇の地平”を夜だと仮定してみると、こんな風にも取れそうです。 →(ロランが死んだ)夜に朝日が差す様。 「焔」と「美しきもの」。この二つの曲はどちらも「生」と「死」が関係しています。 歌詞にも類似点が多いことから、(完全とは言えませんが)少なからず繋がっているのではないかと思います。 しかしモニカの存在が「焔」の方へ干渉してくるかは、残念ながら私の考え(頭)が追いついていないので 強くいえません。ごめんなさい。 ≫28 確かに鐘の音が聞こえます。 もし「美しきもの」が葬式で終わり、「焔」が葬式で始まっている曲だとしたら、ここも この二つの曲が繋がっている部分だと思われます。 …と考えてみました。二度も長々と個人の考えを書いて、大変失礼致しました。
32:白 2006/12/01(金) 00:15 「隔離された部屋の中に風景画がある」という意見に対してですが、僕は実際の風景であると思います。 理由は「其れは」で始まる4つの季節の表現の中に「風」「鳥のさえずり」「蝉の時雨」などの視覚以外による情報があるからです。 また、「ロラン」と「モニカ」が兄弟であるとする意見が多いようですが、「モニカ」は第三者ではないかと思います。 恐らく、兄弟と中の良い少女だったかご近所さんだったのでしょう。 だからいつの季節でも「モニカ」の歌声が聞こえるのではないかと。 季節に関してのくだりは恐らく二人で過ごした季節を姉が思い出しているのではないでしょうか。 そして其れを思いながら姉は絵筆を取る。 最初と最後の段落は絵を描き上げ、天国の「ロラン」を思い「口風琴」を奏でているのではないかと思います。
33:大黒 2006/12/01(金) 00:54 >>32 私は風景画派ですね。やはり最初と最後の『天使が抱いた窓枠の画布…ねえ…その風景画…綺麗かしら』 と風景画とはっきり書かれてたからです 視覚以外の情報はその時その時でロランの側にあった季節の証ではないでしょうか モニカ第三者説ですがこれはよく考えるとその可能性はありますね。というよりその可能性のほうが高いかな? わざわざ歌の中に自分の名前をて『綺麗な音…唄うモニカ』というのも少し違和感がありますし もしかしたらクロセカのバラッドとルーナのように恋人同士だったのかも ただ歌の作りからいってやはりロランには兄弟がいたような気がします。おそらく風景画を描いたり歌を作ったりしたのがその兄弟なのでしょう
34:白 2006/12/01(金) 08:32 >>33 あ、はい、風景画そのものは存在すると思います。 ただし、ロラン存命中には描かれておらず、ロランの死後に描かれた物だと思うのです。 四季表現に置ける視覚外の情報については「風が運んだ」と外的要因があるので・・・でもかかるのが「花弁」だからちがうのか・・・な? でも隔離施設だとそういう物を持ち込めるのか、という疑問もあったのでこれについては思い出であると考えています。 最初は「風景画」を「窓枠をキャンバスに見立てた比喩表現」かとも思ったのですが故人を思い描き上げた風景画の方が綺麗かな、と思いました。 比喩表現であるかもという考えをまだ微妙に捨て切れてない辺り優柔不断です、はい。 関係ないですが、僕は皆口裕子さんの声は少女の声に聞こえます。 多分聞いたことのある役柄(某水瀬家の母親さんと某土星の人)の差だと思いますが・・・
35:冷凍 2006/12/01(金) 14:44 >>34 私も風景画はロランの死後に描かれた物だと思います。 「風」や「鳥のさえずり」「蝉のしぐれ」などの表現は、 季節をわかり易く表現するものであり、 実際にロランは窓から美しい風景を見て、視覚以外のものも感じていたのではないかと。 モニカはロランが過ごした「美しき」季節を思いながら、風景画を描いたのではないでしょうか。 「あの季節の風は心地よかったね、」 「あの季節には蝉のしぐれが聞こえたね、」 というように。 そうしてロランが過ごした「美しき」季節を描いた風景画は、モニカにとって「美しきもの」になりえるのではないでしょうか?
36:ni 2006/12/01(金) 22:39 私は、実際に風景画が描かれていたのだとしたら、ロランの存命中だと思います。 根拠としては単純なものなのですが、冷凍さんの仰られるように回想しながら絵を描いたのなら歌詞中「風景画」に掛かる言葉は「その」ではなく、「この」が適当ではないでしょうか。「その」と言って指した場合には、実際に見せている相手がいる状況、というのが一般的でしょう。 もしかしたら遺影か何か、対象を象徴するものに対して語り掛けているのかも知れませんが……そうなるともう、想像の範疇を出ませんし。 うーん……ただ、個人的には「風景画そのものは存在しない」ようにも思うんですよね。 療養の為(或いは不治の病であるが故の、隠居のような)、美しい風景の広がる地へやってきた二人。窓のすぐ横にベッドを置き、窓枠を額縁、窓自体を画布と見立てそこから見える四季の変化を絵画と例えた。で、姉は「その風景画、綺麗かしら」、と。 「綺麗だと君が言った景色 きっと忘れない」んですから、もし風景画を描いたのならやはりロランの死後、その風景を思い出してのものでしょう。 しかし上で述べた理由から、死後だとすると少し言葉遣いがおかしい。≒実際に風景画は存在しない? と考えました。実際に風景画を見せた(風景画が手元にある)のなら、恐らく「忘れない」と言うまでもなくそれこそ忘れられないでしょうし。 上で療養、としたのも、私にはどうもこの二人がここで生まれ育ったように感じられないんですよね……。ここで語られている風景描写は、新鮮な感動に彩られているみたいで。ロランの生命は実際、やって来て一年ほどしか持たなかったのでは、という気がします。 或いはそれが「美しきもの集める為に…」という部分に係わってくるのかも。 窓の外で歌う姉は、ロランの見る『綺麗な』風景画の一部となりたかった。 「少女」と表現されているのは、単に「其れは――」で始まる節のみが三人称の視点で語られているから。 ロランは四季の風景の中に『美しきもの』を探していたが、姉にとってはそんなロランの短い生命、安らかな死に顔こそが真実の『美しきもの』だった。 箇条書きの感もありますが、現段階での私の結論としてはこんな感じです。 長々と駄文を垂れ流してしまいましたが……、よく考えるとこの解釈、原点回帰の部分が多数を占めているんですよね; 折角議論が発展してきたところに水を差すこととなるかも分かりませんが。一応、「こういうロマンもまあ、ありかな」程度で受け止めて頂ければ幸いです。 何か明らかに辻褄の合わない部分があるようでしたら、考え直しますのでご指摘お願い致します……。
37:白 2006/12/02(土) 01:25 なるほど、たしかに「その」は相手の手元に有る物を指す言葉ですね。 見落としていました。 そのことを考えに入れると確かにniさんの言われる通り「その風景画」は実在の風景画では少々考えにくくなりました。 ところで「その」は自分の手元に無いことも表していますよね。 そうすると問いかけている姉はロランと同じ立ち位置では「風景画」を見ていないことになります。 そして「窓枠を抱く」のは「天使」であることからロランは(最初と最後の段落の時点では)既に死んで天国にいることを暗示しているように思えます。 この段落は死後、天国のロランに向けて「そちらで見える風景は綺麗ですか?」という問いかけ、もしくはそうであって欲しいという希望を唄っているのかもしれません。 しかし、あっさり意見が変わる辺り自分の優柔不断ぶりが・・・
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