【Roman】08.美しきもの 【考察】
29:e2006/11/29(水) 01:43AAS
≫25 大黒さん、はじめまして。
私も、「苦しみに揺蕩う生存の荒野を『美しきもの』探すように駆け抜けた」の
歌詞部分について考えているのですが、未だに首を捻っています。

『美しきもの』って何だろう?

歌詞に、
・『美しきもの』...集める為に...生命は遣ってくる……
・『美しきもの』...集める為に...生命は過ぎていく……
とあるので、(人が/もしくは全ての生あるものが)
死んで生まれ、生きて、そしてまた死んで生まれる。
・・・この繰り返しの現象に、とても親密に関係し合っているように思います。

また、大黒さんの言われた、歌詞の最後の部分。

苦しみに揺蕩う生存の荒野を
『美しきもの』探すように駆け抜けた
果てしなき地平へ旅立つ(中略)美しいと思ったよ……

・生存の荒野を→駆け抜けた
生きて死んでいく様を表現しているような気がします。

曲を聴いていて、歌い手さんが「季節」という単語をフランス語で歌っているのか
私には「せぞん」(→せいぞん→生存)と聞こえます。きっと耳の錯覚と思いますが。
あと、他に気になったのですが。
ロラン(病気してた方とする)は、「綺麗」は言ったけれど「美しい」は言わなかったこと。
モニカ(お姉ちゃんの方とする)が、死に逝くロランの寝顔が「美しい」と思ったこと。

「美しきもの」は、この曲の中でもっとも謎が強いと思います。
同時に、≫27でアナゴさんが言ってくださったように、他の曲(特に「焔」)と
リンク(繋がっている)部分なのかも知れません。

・・・・・・そう、考えてみました。
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