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【Roman】08.美しきもの 【考察】
53:へっp 2006/12/18(月) 11:36 >大黒さん ご意見ありがとうございます。 風景画が存在するなら、『窓枠の画布』の部分が 『窓辺の画布』であった方がしっくりくる気がします。 『窓枠の画布』からはやはり、窓枠にかかった布=カーテンをさしていると思います。 カーテンをカンバスとたとえて、そこに映る風景こそ風景画を示しているのではないかと。 歌詞としてはしっくりくると思ったのです。 前にも同じことを書かれていた方もいると思うのですが風景画にかかる文章として、 『其れは――』以下の1行がかかると思うのですが、 『風が運んだ…淡い花弁』や『蒼が繋いで…流れる雲』は動的な表現です。 絵画からイメージする静的なものから逸脱してしまっているように思えます。 その後に、『追想』とあるのでここでの風景画は、以前のとおり思い出を表しているのではないかと。 歌詞の中に『風景画』をイメージさせる文はあっても、モニカが絵を描いたという文がありません。 ボーナストラックの屋根裏の少女とモニカはリンクしてないと思ってますので、 この歌の中の『風景画』は思い出のさしているのだと考えです ずっとカーテンを引いていた理由としては、 激しい痛みを伴う病に犯された小さな男の子にとって、 太陽の光は刺激が強く、光を避けるようになっていったと思っています。 歌詞の中に、風景をうたったものはあっても、 男の子が外に出て行って季節を感じたというようなものは感じられませんでした。 どちらかというと、ロランは寝たきりの少年。 窓枠からの世界が彼の世界のすべてといったような印象です。
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