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【Roman】09.歓びと哀しみの葡萄酒 【考察】
58:名も無きローラン 2008/12/30(火) 19:49:32 ID:oE7MJDLQ [sage] 「天秤」と共通するキーワードの頻出から、この曲が「天秤」のアナザーストーリーである と結論付けるのはやぶさかではありません。ただまあ私の考察にはあんま関係しないんですが。 私は、ロレーヌが祖父の葡萄畑の使用人と駆け落ち未遂→出奔しアビスに復讐→ 縁談頓挫で家は没落→売り払われた葡萄畑を買い戻す(この辺で「形振り構わぬ」人生?)→ 葡萄酒作りで生計を立てるようになる、という話を考えました。 「女の宝石が赤の笑みを浮かべた」のフレーズと後ろに入る高笑いから、 継母が「殺戮の女王」(この時点ではそんな物騒な悪名なかったかもしれませんが)を 持っていたものと思われます。もちろん伯爵に買わせたんでしょうが。 そのおかげかどうか、使用人もアビスも殺され、伯爵家は破産、 継母自身もよくて共倒れか、最悪「お前のせいで!」と伯爵に殺されたかもしれません。 誰も愛さない、のは死んだ彼を一生想い続けるという誓い、 愛する資格もない、のは復讐のために無意味な殺生をした自分を戒めているから。 若いうちは「誰かの 心の 渇きを癒す」仕事に身を捧げ、 必死にお金を貯めて葡萄畑を手に入れてからは(多分その頃にはけっこうな歳だろうし) 「誰かの 喉の 渇きを癒す」ために人生を捧げたんでしょう。 樫の樽に入ってるのが本物の子供という発想はなかったですね… 「愛した彼」の遺産ともいえる葡萄畑や葡萄酒の隣に、他の男との子(しかも水子)を 置いとくか?と思ってしまいます。そこまでこのロレーヌは壊れてない気がするw 私は普通に「私の子供達=葡萄酒」説ですね。
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