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【Roman】09.歓びと哀しみの葡萄酒 【考察】
22:まゆき 2006/11/26(日) 23:40 天秤とyieldとが混ざっているような感覚を覚えますね。天秤にyieldの要素を混ぜた感じ? 中心にあるのは天秤に見えます。 「葡萄酒」……つまりワインですよね。 ワイン=神の血を意図している部分はないでしょうか。 「誰かの渇きを潤せる0501ら この身0501ど進んで捧げましょう」 も血を流すことを想定しているように思えるのですが。 でも実際に血を流してはいないから、『葡萄酒』が自分の血肉のようなもの、という感覚なんでしょうか。 「優しい祖父の使用人 愛した彼との『葡萄畑』」 葡萄畑が彼とローランの「血の繋がりのある者」の暗示(?)なのかな、と……。 実際に子どもがいたかどうかはともかく、葡萄畑のものを彼との子どものように愛しているのは曲からも読み取れますし。 「地平線が語らざる時... 大切0501モノを取り戻す為の... 逃走と闘争の日々...」 「私はもう誰も生涯愛さ0501いでしょう 恐らく愛する資格も0501い」 から、「大切0501モノ」は 愛した人ではない=愛した人はもう取り戻せない のかなと思いました。 愛した人である祖父の使用人は既に殺されている、と。 誰かを「愛する資格もない」のはなぜでしょう。 恋人を失っただけでは愛する資格がないという言葉は出てこないように思います。 ローラン自身の手が血に濡れているから(暗示的には葡萄を摘んでいるというか葡萄酒に濡れているというか)と考えるのが自然に思います。他に理由が思い浮かびませんでした。 ですからやはり、アビスを殺った描写などはありませんが天秤にかかわりがあるように思います。 人形のように嫁いでいった先にある無味な生活ではなく、「『歓び』と『哀しみ』が織り成す調和」こそが彼女の「大切0501モノ」かなと。
23:レン 2006/11/28(火) 11:03 素直に天秤の話だと思いました。 使用人との赦されぬ恋愛 政略結婚による、虚飾の婚礼 逃走の日々 のあたりからですが。 結構、皆さまが捻られているので、素直に解釈すれば。 彼の残したもの→葡萄畑 葡萄畑に成るもの→葡萄←私たちの子供と比喩 恋人を失った女性が、政略結婚されそうになったが、そこから逃げ、 彼の残した葡萄畑でワインを作ってる、と。 あまりに素直な解釈です。
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