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【Roman】10.黄昏の賢者 【考察】
111:名無しさん 2007/02/11(日) 19:23 はじめまして。 ちょっとここで変な意見を。 それは、ここに出てくる賢者とお嬢さんに血縁的な関係があるのではないか、というものです。 というか最初は賢者がこの娘の子供(歌の時点での胎児)だと思ってました。 自分の中のイメージとしては、舞台となってる寂れた公園はちょっと現実世界とは離れた超状的な場所で、 そこに未来から賢者が現れ、彼女が迷い込んでくる、といった感じです。 まぁ最近は流石にちょっと無理があるかな……とも感じていますが。 でも何かしら密接な関係があるとは今でも思ってます。 というのも、賢者が親身になりすぎている印象があるんですよね。 「君の話し相手になりたい」「君の哀しみを因数分解してみようか」「幸せの最大公約数を求めてみようか」 などなど。ただ偶然公園で出会った人に対する言葉としては、幸せを願いすぎだろうと。 賢者=息子はその方がなんかドラマチックだと思っただけです(笑 そして、他の部分の歌詞も見てみると、 時期は妊娠が発覚してすぐ、産むか堕ろすかの選択を迫られてる。 産む場合は身体的な問題で母体の命は保障できない、というような状況だと思いました。 「君が来た朝を〜」は君が妊娠したことを後悔しているのなら、産むべきではない。 「君が行く夜を〜」は君が死を覚悟してまで出産をするのなら、その子は精一杯生きるだろう。 と感じ、賢者はどちらの選択をしても娘がどうなるのか知っているように感じます。 そこから未来から時を渡ってきたのではないかと思ったわけですが。 それと、ボーナストラックの屋根裏は堕ろした場合の胎児の行く世界だと思ってます。 ここのお嬢さん=伝言の母親だと思っているので。伝言は産んだ場合の世界。 賢者が屋根裏へと指し示しているという事は、どちらかというと堕ろす方を薦めてるようです。 それは子よりも母の方を大事に思っているということ。 これは同じくじまんぐさんがボーカルを担当している天使の彫像との共通点じゃないかと思います。 (「母親の灯を奪って〜その輝きを憎んでしまった愚かな男」の部分より) とまぁ、突飛な意見だとは思いますが、一考の余地はあるとも思います。 ついでに。既に最後の若本さんのセリフは「探したぞ、クリストフ」でほぼ確定のようですがどうでしょう? クリストフと聞こうと思うと確かに聞こえますが、 クリストフではないと仮定して聞くと「フ」は聞こえないし、「クリ」の辺りも曖昧です。 もしかしたら違う可能性もあるかもー?とちょっと考えてみました。 自分は最初、最後にやってきた男はお嬢さんを連れ戻しに来たと考えていたので(笑
112:Arnearthian 2007/02/17(土) 11:46 思いつきです。 歌詞カードに無い部分のセリフですが、クロエが噴水の周りを11回回っていた、という行為が、 なんだか意味があるように思えてなりません。…「11」という数字と「円盤状のものを回る」という行為なのですが。 少し考えてみたのですが… ・11をトラック数として、「11曲を巡る」という意味。Hiverが人形に指示していた「Roman探し」に関係? ・CD(円盤)を11回聞くという行為。(何で十一回なのかは不明…) ・妊娠期間の「十月十日」の暗喩。大雑把に=11ヶ月になる…かなぁ?? しかし実際の妊娠期間はもっと短くて9ヶ月程度のようなので、当てはまらなそう… 他にも、「円盤状のものを回る行為」は、時間の経過(年とか日とか)を表していそうな気がするのですけど、 どれも有力な感じがしません。…そういえば11も素数ですね。
113:maris 2007/03/06(火) 15:04:33 ID:wEWc5eWA0 >>7の忍冬(スイカズラ)さんのを見るまで 『少年』が「少年は剣を…」に対応してたことに気づかなかった駄目な子ですorz しかしこの『少年』 本当に対応しているのかと思いました。 『歴史』『死』『喪失』『楽園と奈落』 『少年』を除く4つは全てstoryCDとして扱われています。 少年は剣を…はサンホラの作品ではあるけれど、ストーリーCDとしては不十分、 分類的にはピコマジ,ピコリロ,前奏曲 の内に入るのではないでしょうか。 前奏曲と組曲はエリュシオン(楽園)で一くくりにしてピコマジも省いたとしても 最も伏線らしいピコリロが入っていないのは不自然だと思います。 自分の言う自然な並びにするなら『喪失』と『楽園と奈落』の間に 『魔法』や『狂気』というワードが入ってもいいと思うのです。 「少年は剣を…」はもともとネットゲーム ベルアイルと関連付けて作成されたCDで ブックレットにクロニカ様がデザインされているものの、 CD自体は他のCDとの関連性が掴みにくいものでした。 こう考えると少年は剣を…とRomanは全く関係無い…?と妄想してしまいます。 あと緋色の風車に対応する平仮名(お)は「幸せに…」から唯一抜いても普通に意味が通ります。 関係あるんでしょか(´・ω・`)? 11文字の伝言スレで風車に関して考えてあります。 反論ください。 もし少年は剣を…の少年じゃなかったらこの『少年』は何なんでしょう… 〜長いので切ります
114:maris 2007/03/06(火) 15:05:09 ID:wEWc5eWA0 と、ここで >総合考察で書き込んだ〔可能性〕について 賢者=退廃寄り… で考えて入水自殺説を読んでるうちに思い出しましたが そういえば喪失の地平に受け入れてはならない『少年』が存在しましたね。 妄想ですが賢者=この少年 とまでは行かなくてもこの少年寄りの人物ってのはどうでしょか… 無理やりですねハイorz あくまで可能性ってことで。 でもこれなら入水自殺ってのにも繋がってくるんですがね… *喪失の地平の少年 存在の闇に苦しむ者を死と喪失へと誘う存在 設定上は無垢らしいので悪意を持っているかは不明 (これでいいのかな…) 長文連投失礼しました。
115:ぺあ 2007/03/11(日) 15:53:22 ID:b7M75tPw0 話切ってしまいますが…。 私は、この曲の隠された伝言の意味は、ボーナストラックとはまた微妙に違うのではないかと 思いました。 ボーナスでは「折....死.....」(←上にでちゃってますけど、一応伝言一部伏せます) ですが、<黄昏の賢者>では「織....詩.....」と言う意味になるのかなあと…。 ボーナスの存在を考えると通らないかもしれませんが、 悩んでる母に送る伝言にしてはちょっと怖いと思って…。 あるいは、どちらの意味に取るかもこの母次第なのかもしれませんね。
116:Arnearthian 2007/05/01(火) 13:47:03 ID:BbAF1ke0 総合の方に書き込むべきことかもしれませんが、スレの膨張を防止する為にこっちに書き込みます。 賢者のことです。『腕』のプロモ冒頭で賢者の服が何故かボロボロなことに気づいている人も多いかと思いますが、 ライブDVDを見ると想像以上にボロボロでした。そりゃもう、「これで外を歩くのか?」ってくらいに。 それで考えてみたのですけど、 そのボロボロの格好は、賢者本人が今まで歩いてきた人生の辛い出来事の象徴なのかなと思いました。 そして、賢者が言うところの「君が行く夜を肯定するなら」というのを、 彼自身がそれを誇らしく着る事で実践しているのかな、と。そうすると確かに説得力がありますよね。 …と言いながら、私にはその服の解れ具合が、銃で蜂の巣にされた跡のように見えて怖い… そういえば、ライブ後半、HiverからRevoに着替えて(と言ってはいけないのか? 二人は別人?) 出てきたRevo陛下の格好も、なんだかボロボロなんですよね。国王陛下に就任したばかりなのに。
117:stroman 2007/07/18(水) 22:16:06 ID:gQut3gxh お初に成ります。今晩和、stromanと申します。 私の考察を描きます。 まず、賢者が冒頭に述べるセリフに注目し、それと歌詞について何らかの関係が在るのでは無いかと 考えて檻ます。 マドモワゼルが噴水の周りを廻った回数は、11 歩数は704、距離は337と在ります。 歌詞には、「まずは誰もいない→零だ」から始まり、その後、弐という数字まで語られます。 つまり、 0→1→2これは0+1+1=2というのを現わしているとすると、 11=1+1=2、7+0+4=11、3+3+7=13 と成ります。 2はボーナストラックの数、11は収録曲、13はボーナストラックを含めアナザーロマンのように繋がる曲の数 のように想えます。(ちなみに、総べて素数) 次が難しいのですが、 「朝と夜との地平線 → 其れは弐だ…」 「時の王が眠る墓所 → 其れは参だ…」 「煌めく永遠の星屑 → 其れは伍だ…」 と在ります。この前のセリフは1週間の単位を異にして、時間、分、秒で現わして居る事から 言い方を替える事にすると、 「朝と夜との地平線 → 其れは弐だ…」生と死のSHの作品→タナトス 「時の王が眠る墓所 → 其れは参だ…」過去、現在、未来を統べるモノは、クロニカ様? 「煌めく永遠の星屑 → 其れは伍だ…」星屑=stardust→ABYSSの最後の曲、5曲目 なの哉と憾がえました。 墓所というモノに合致するモノがないので自信はありません。 ただ、賢者だけはSH作品のレヴューを謳っていたり、檻花や屋根裏物語(yaneuraroman)に出てきたりするので 特別な存在である可能性は高いと思います。 そして、「生まれておいでなさい Hiver」という伝言を忌避している等 なにかSH作品の登場人物の中では、一番、我々に近い存在なのかもしれません。 失礼。 長くなったので、此処まで 然様なら
118:D 2007/07/21(土) 01:33:53 ID:Pl3YK5rk 単純に、 朝と夜との地平線⇒点と点を結ぶ _(地平線) 時の王が眠る墓所⇒三つの点を結ぶ △(ピラミッド=墓) 煌く永遠の星屑⇒五つの点を結ぶ ☆(星屑) と考えるのはどうでしょうか。 おぼろげにしか覚えていないのですが、時の王と呼ばれたエジプトの王が 居たはず……。はず。(…)歴史に強くないのでいまいち不明瞭ですが。 「賢者の忌避する檻の中から」という歌詞から、 賢者が忌避しているのは『檻』、これはどこまで逃げても絡め取られる、 『黒の予言書』に捕らわれた世界自体の事を指すのだと思います。 また、輪廻を繰り返す『檻』を忌避しているとなると、 賢者は既に死人なのではないかなあ、と実は思っていたりします。
119:clos 2007/09/02(日) 08:49:40 ID:KkAzcbS/ 通りすがり同然なのですがふと思ったことを。 この「黄昏の賢者」に出てくる女性クロエって「見えざる腕」で出てきた女性ではないでしょうか? 「見えざる腕」でも女性が身篭った子供を守る為(?)に出て行くところがありますし。 「大抵の場合・・・貴方はうなされ殴るから・・・ 私は…此の儘じゃ何れ死んでしまう1001・・・ さようなら・・・貴方を誰より愛してる・・・ それでも・・・お腹の子の良い父親にはなれない1001・・・」 こうしてくっきりかかれてますし。 女性は愛しつつも我が身とお腹の子のために出て行ってしまっただけで 男性が追い出したわけではないので追いかける可能性はないかな、と思いまして。 最後に出てくるセリフ「探したぞ・・・クリストフ」のところでも気づいている方が多いと思いますが ガシャ、と鎧らしき音が聞こえてきます。 「roman」の中だけで、そういった音を出すのは「見えざる腕」だけだと思うので 「黄昏の賢者」の歌詞に出てくる「寂れた郊外の公園だった・・・」というところも なんとなく、家出した人というか家から離れて当ても無い人の雰囲気を感じました。 あくまでも思っていることのみを言ってみたので矛盾が多いかもしれません。 同じ事を発言している方が居たら失礼(苦笑)
120:リーシャ 2007/10/03(水) 23:40:27 ID:PUf2HlNw はじめまして。Roman初心者ですがよろしくお願いします。 >>112 Arnearthianさん 私も「11回」は大分気になっていました。 伝言の最後と朝夜の最初のメロディーが繋がっていることも関係してるかもしれませんね。 それから、ふと気になったことなのでただの偶然かもしれませんが、 全曲の総時間が73分52秒、つまり約74分なんですね。 そのあたりは「704歩」と関係あるのかなー、と。考え過ぎでしょうか。
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