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【Roman】10.黄昏の賢者 【考察】
56:siro 2006/11/26(日) 23:30 思ったことちらほら >>53nanashiさんのこれから『夜』になる〜…と大体同じですが 賢者の台詞 「君が来た朝を後悔するなら」→子供を身篭ったことを後悔するなら 「君が行く夜を肯定するなら」→自分が死んでも良いというなら だと思いました。 あと時間。 これは「11文字の伝言」ですが 「昨日のことのように憶えています それは冬の朝――」 とあります。 冬の朝が妊娠発覚だとすると 「ある春の日の黄昏」 その後産めないかもしれないと解り、迷って郊外の公園へ行って賢者に会った。 という流れに出来るかと。 それならぎりぎり冬に差し掛かるかな…?
57:大黒 2006/11/26(日) 23:46 そもそもクロエって人名なんでしょうか? 響きだけ聞いてると女性につける名前としてはあまり相応しくないような 私はフランス語はさっぱりですけどクロエはまた別の意味がある気がします
58:misatch 2006/11/27(月) 00:33 >>57 大黒さん ここで人名として使われてるかどうかはさておいても、 「クロエ」は欧米のオーソドックスな女性人名の一つです。 たしか、ブランドの名前にもなってたかと思います。 >>56 siroさん 「冬の朝」は子供が生まれてきたときのことじゃないですかね? 別に産んだ床で母親が死んだような表現はされてませんし、これだと「冬に生まれるHiver」にも合致します。 ふと思ったんですけど、クロエが「産むべきか産まざるべきか」問題である理由ってまだ出てません、よね? 言うまでもなく確定っぽい扱われ方されてるようにも思いますが、今後のための情報として仮説らしきものを一つ。 女性が出産をためらう理由として考えられるのが、大別して 1:社会的理由(未婚の母であるなど) 2:経済的理由(貧困のために産むと子どもを育てられない) 3:医学的理由(母体が出産に耐えられない医学的問題がある、または子どもに先天的障害が出ることが予測できる) の三つになると思います。 どこかでしっかり定義されていることかもしれませんが、思い当たる原因はみなこのどれかに分類できるので。 クロエのケースがどうかと考えると、11文字の伝言との関連から3の母親側の問題が有力でしょうか。 ただし、もしクロエがローランの「出ていった恋人」だとすると1もあり得ると思います。
59:大黒 2006/11/27(月) 00:48 >>58misatchさn そうでしたか。無知を晒してしまって恥ずかしい クロエ(仮名)が子供を生むのを迷う理由を3つあげてますが4つめとして 母親自身が子供を産む意志がない(レイプされて出来た子供等)を上げたいと思います 君が来た朝を後悔するなら…更なる痛みを産むべきではない… とありますがRomanにおいて一般的に朝というのは生の時間として扱われてます その朝を後悔するからにはそれだけの理由があるのではないでしょうか そして君が行く夜を肯定するなら…ともあります。夜は死の時間とされてますがココではやや拡大解釈して苦痛の時間ととらえます レイプというのはいうまでもなく女性にとっては最大の苦痛です。ましてや子供ができてしまってはなおの事でしょう それでもその事を受け入れ子供を産むというのはかなり勇気のいる決断ではないでしょうか そして賢者も「もう心は決まったようだね。ならば胸を張ってお行きなさい」といってるところからやはりクロエ(仮名)は子供を産む決意をしたのではないでしょうか
60:ゆず 2006/11/27(月) 01:09 賢者が、お嬢さんのことをわざわざ「クロエ」と名前で呼んでいること。 それはつまり、お嬢さんの名前、誰なのかということが重要・・・意味のあることだということですよね。 名前だと思うと、出会って間もないのにこんな風に名前を呼んでくれる賢者さんにときめきます・・・ってのは置いておいて(笑) もしここで名前を呼ばずに「お嬢さん」としか言わなかったら、 SHの作品にはこの「お嬢さん」に該当する人がたくさんいるので・・・膨大な数の解釈になるでしょうね。 というわけで、私はこの女性はHiverの母親になる人なのかな、と思っています。 ところで最後の若本さんのセリフ。 若本さんは見えざる腕で赤髪のローラン役をやっていらっしゃいますが、この役は関係ないのでしょうかね? この男性は誰なのでしょう・・・
61:如月 2006/11/27(月) 06:56 単純な数式ってYieldの3-1+1-2のことですかねえ? ワカラン
62:くみや 2006/11/27(月) 14:49 はじめまして。 君が来た朝を…と君が行く夜を…は、クロエが自分の生をどう思っているかだと思いました。 自分が生まれてきたことを後悔するなら、子供も後悔するだろう(=痛み)。 いつかは死んでしまうことを肯定できるなら、子供もその限りある生を愛するだろう、と。 妊娠したことが「来た朝」という考えはなかったので、こちらを読んで目からウロコでした。 単純な数式については賢者が示した例(?)のごとく各曲の登場人物を数えようとしたんですが 生死不明の方が多く撃沈しました…
63:siro 2006/11/27(月) 16:59 >>58misatchさん 生まれた日、っていうのが妥当かと思うのですが… 曲中に「冬の朝」が二回あったのでそれぞれが別の日の事かな?と それなら時間を決定できるかなーと考えまして。 うーん、でも…我ながら微妙だ…
64:憐 2006/11/27(月) 17:37 最初から読ませていただきましたが、やはり賢者がクリストフである確立が高いと思いました。完全に私の推測ですが^^; これも勝手な推測ですが、先祖代々この名前で生き続けているとしたら辻褄は合うと思います。 恐らくそれはありえませんが(汗) そして違うにしても、クリストフが「Roman」に関係していると思います。 その理由は、クリストフの本名が 「Christophe Jean-Jacques Saint-Laurent」であり、Laurentが入っていることからまさか…と推測しました。 皆様の話を切ってしまって申し訳ありません。
65:misatch 2006/11/27(月) 19:06 >siroさん 私も「生まれてきた日」のつもりで言ったんですが……なんか話がかみ合いませんね(汗) 多分、私たちの言葉遣いの癖がかみ合わなくて同じこと言ってるのにお互い違うと勘違いしたんだと思います。申し訳ない。 >大黒さん ああー、そのケースを忘れていた(汗) となると、「母親になる自信がない」などを私は社会的理由に分類していたのですが、これと暴行を受けた結果の妊娠であることなどを含めて「心因的理由」としておきましょうか。 あと、曲中の時系列整理のための一助として、人間の妊娠期間と人工妊娠中絶についてと、そこから新たに出てきた仮説を一つ。 長くなるので切ってこの下に投稿します。
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