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【Roman】10.黄昏の賢者 【考察】
85:すなどけー2006/12/05(火) 12:47
はじめまして。
しがない、一、サンホラファンです
よろしくお願いします。
しばらくずっと、黄昏の賢者を聞いてるうちに、
思いついた事を言いたいと思います。
まず、このクロエと呼ばれる女性は、もしかすると
妊娠はしていないのではないでしょうか。
最初は僕もそう考えていたのですが、
彼女の最初に歩いた337m、意外に長いです。
身篭っている女性が、歩くにはちょっと大変かな?と。
そして、「産むべきか、産まざるべきか」
という歌詞、それを、「君が来た朝を後悔するなら、
新たな痛みを産むべきではない」
と照らし合わせてみると、この部分は
「進むべきか、進まないべきか」
と、彼女が悩んでるようにも思えます。
「君」つまりは、彼女ですが、彼女は別の地平よりの
旅人で、彼女が来ることによって、痛み(哀しみ)
が産まれた。だから、次の地平に行くのをためらっている、
とは考えられないでしょうか?
彼女が別の地平へ行く事によって、そこで、
新たな痛み(哀しみ・死)を産むかもしれない
という恐怖が、彼女の中にあるから。
『案ずるより産むが易し』
悩むより実行した方が遥かに容易い。
そんな言葉が日本にある事ですし。
「産む」という言葉はこれにかけている様にも、
僕は思います。
けれど、こうすると、このストーリーの他の曲や、
イラストとの繋がりを全く無視してしまう形に
なってしまいますので、この曲が完全に独立していない限り
この解釈はなさそうですけど…。
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