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【Roman】10.黄昏の賢者 【考察】
79:tatsu 2006/11/30(木) 03:29 今更気づいたのですが朝と夜の物語を除いてこの曲だけが愛するものとの別れ(死別を含む)が描かれてないんですね。 繋がる・離れるも重要なキーワードと思っているので何かのヒントではないかなと思うのですがさて。 クリストフの名前、屋根裏への伝言から見ても一番胡散臭いのはこの曲だと思うのですが、そのトラックにじまんぐ氏を持ってくるRevoさんはわかってるなぁw ちなみにこの曲はジャケットでも朝、『其処に―』の呟きも紫陽花。 ということで生のイメージだと思われるのですが、つまりクロエは出産を決意したって事なんでしょうか。 決定打は今のところ見つかっていないのですけど次の曲が11文字の伝言である辺りから見てもそうではないかと思います。 出産を決意した前提であるならばやはりこの曲には愛するものとの離れがないことになります。 ただ、決意しただけで出産したわけではないので『繋がって』もいません。 この曲の存在は何を意味するんでしょうねぇ。
80:黒羊 2006/12/01(金) 20:06 初めまして書き込みします 周知かと思いますが一応回答も含めてまだ気付いてない方へ考察です。 >61 「単純な数式にさえ真理が宿る」はこう考えればいいですよ。 まずは誰もいないそれが「0」だ そこに私が現れる「0+1」それが「1」だ そこに君が現れる「0+1+1」それが「2」だ という事で、単純にその場の足し算を指していて、 「そんな容易な事にさえ気付けない時もある」 という、悩む「お嬢さん」は没頭していて公園に他人がいた事にも気付かなかったろう?というあの哲学比喩が大好きなクリストフらしい比喩表現になっているのですよ。 「単純な素数にさえ真理が宿る」についてはまだ考察中です。 冠詞に当てられた言葉の意味がまだはっきりと汲めないんですよね・・・
81:大黒 2006/12/01(金) 23:02 >>80黒羊さん はじめまして。考察お疲れ様です 確かにクリストフらしい例えですね。しかもまず最初に自分を持ってくるあたり目立ちたがり屋らしい一面もうかがえます(笑)
82:エイミ 2006/12/03(日) 21:32 [sage] 今晩和。 自殺説を見て思うことがあったので、初めて投稿します。 賢者との出会いに、「骸になるか、巡り続けるか」の分岐があると思います。 「幸せにおなりなさい」の言葉に縛られて、時間軸を右往左往しながら「物語」を人形に探させる水子Hiver。 |>人形が賢者とクロエのやり取りを聞かない。→true 幸せになるべく永遠にRoman世界を巡り続けるHiver。 |>人形が賢者とクロエのやり取りを聞く。→屋根裏 この世界に「物語」はなく、そんな不毛な世界に子供を生んで良いのかクロエは迷っていた。 Hiverは巡る必要がないことを理解し骸となる。 ボーナストラックをDLすると 幸せ〜→「ありがとう――アナタの旅が幸運でありますように…」=ループ 織り〜→「さようなら――今度の旅は幸運でありますように…」=行き止まり(でも次の旅がある) 二人称が「アナタ」というようにカタカナなのは11文字の伝言のみ、曲中の中で「ありがとう」「さようなら」を言っているのはクロエ。 よってこのDL後のメッセージと11文字はクロエが綴ったものだと思われます。 もしクロエが自殺したならこの世界に「物語」がない事に失望したクロエが「せめてアナタは見つけてほしい」とHiverに自分の願いを託したのかも。 クロエは「幸せ〜」では自分の伝言を信じてくれたことに感謝し、いつか「物語」を見つけ幸せになってほしいと願い、 「織り〜」で「物語」がない事にHiverが気付いてしまった時には、生まれ変わって幸せを見つけてほしいと願う。 なんてのはどうでしょう。 そういえば水子は成長するって聞いた事があるんですが、何歳まで成長するんでしょう? 9歳とか、13歳とか聞きますが…。それにしてはHiverは青年すぎますね。
83:nanashi 2006/12/04(月) 11:30 >>82の説を見て、その裏づけのひとつになるのではないかと思い。 2曲目『焔』の歌詞より、 喜びに揺れたのは<<紫色の花(Violette)>> 悲しみに濡れたのは<<水色の花(Hortense)>> この曲を辿ったのは、最後の声から察するにHortenseであり、また『11文字の伝言』はVioletteである。 それぞれのメッセージを真に受けた結果、片や幸せに、片や屋根裏に。 無事にHiverが生まれたことを喜んだのはViolette、生まれないことを悲しんだのはHortense。 ボーナストラックはそれを意味しているのではないだろうか。 水子かどうかは別にして、自分なりにこれが今一番納得いく考え方だと思って書いてみました。 さらに、ボーナストラックを聞いていて思ったことは、Hiverの物語とは別のもう一つの物語があるのだということ。 だから、例えばこのアルバムの全ての曲がリンクするとは限らないし、全ての曲がHiverと関係あるわけでもないと。
84:a 2006/12/05(火) 01:20 クリストフは仮面の男ではなかろうか。パッケージにも、仮面らしきものをかぶっているし、天才犯罪学者は犯罪を実際に起こしているからだと思う
85:すなどけー 2006/12/05(火) 12:47 はじめまして。 しがない、一、サンホラファンです よろしくお願いします。 しばらくずっと、黄昏の賢者を聞いてるうちに、 思いついた事を言いたいと思います。 まず、このクロエと呼ばれる女性は、もしかすると 妊娠はしていないのではないでしょうか。 最初は僕もそう考えていたのですが、 彼女の最初に歩いた337m、意外に長いです。 身篭っている女性が、歩くにはちょっと大変かな?と。 そして、「産むべきか、産まざるべきか」 という歌詞、それを、「君が来た朝を後悔するなら、 新たな痛みを産むべきではない」 と照らし合わせてみると、この部分は 「進むべきか、進まないべきか」 と、彼女が悩んでるようにも思えます。 「君」つまりは、彼女ですが、彼女は別の地平よりの 旅人で、彼女が来ることによって、痛み(哀しみ) が産まれた。だから、次の地平に行くのをためらっている、 とは考えられないでしょうか? 彼女が別の地平へ行く事によって、そこで、 新たな痛み(哀しみ・死)を産むかもしれない という恐怖が、彼女の中にあるから。 『案ずるより産むが易し』 悩むより実行した方が遥かに容易い。 そんな言葉が日本にある事ですし。 「産む」という言葉はこれにかけている様にも、 僕は思います。 けれど、こうすると、このストーリーの他の曲や、 イラストとの繋がりを全く無視してしまう形に なってしまいますので、この曲が完全に独立していない限り この解釈はなさそうですけど…。
86:大黒 2006/12/06(水) 00:58 >>84aさん 確かにパっと見ABYSSに似た男が写ってますね 位置取り的にもこれがクリストフで間違いなさそうです ただABYSS=クリストフ説はちょっと苦しいかなと思います ABYSSは最後は死んでしまうので時系列的にエリ組が最後にこないといけないわけですが エリ組が第4の地平線、Romanが第5の地平線と書かれてるところを見るとやはりRomanの方が時系列的に後なのかなと思います あと、クリストフが檻の中の花のクリストフと同一人物と仮定しますが天才犯罪学者ではなく自称...天才犯罪心理学者ですよ それからクリストフが実際に犯罪を起こしてるとすると最後の『探したぞ…クリストフ』は彼を捕まえに来た人物の台詞という事になるんでしょうか? >>85すなどけーさん はじめまして なるほど…クロエは実際には妊娠してない説ですか 別の地平から来たという解釈も面白いですが私はサンホラ作品において地平とは1つの『世界』を現してると思います つまり、別の地平から来たという事は異世界から来たという事で…ちょっと苦しいかなというのが私見ですね 「君が来た朝を後悔するなら、新たな痛みを産むべきではない」 という部分ですがRomanにおいて朝は生や希望の時間として扱われています つまり今まで自分が体験してきた希望や光に後悔があるのなら子供を産んだところでその子供を幸せに育てる事はできないよという賢者からの教訓ではないでしょうか
87:むりゃん 2006/12/07(木) 00:00 考察の流れを切る事になりますが、ちょっと、質問です。 賢者を探している男の足音がする前、「ウィーン」という妙な音が聞こえるのですが、私だけでしょうか?
88:大黒 2006/12/07(木) 00:19 >>87むりゃんさん うーん、3回ほど聞き直しましたけど特に変な音は聞こえませんでしたね 足音のところでガチャガチャいってるのは多分男が帯刀しててその刀は鳴ってる音でしょうし まあ、私も安いイヤホン使ってるので断定は危険かもしれませんが
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