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【Roman】10.黄昏の賢者 【考察】
124:あき 2007/10/25(木) 01:48:54 ID:BNnNsGDB ちろっと思ったのですが… 賢者が「朝を後悔するなら・・、夜を肯定するなら・・」と歌っていますが、 Romanの世界において朝は「生」の象徴で夜「死」だと思います。 それで、君が来た朝=クロエが子を朝につれてきた事(子供を産んだ事)を後悔するなら、 子供は産むべきではない。 君の行く夜=子供を夜に帰す事(子供をおろす事)を肯定するなら。 その子供も人生、つまり11文字をクロエだとするなら私が生きた物語の証(Roman)を愛するだろう。 とはとれませんかね? でもこの場合クロエは子供をおろす覚悟をして可能性が高くなってしまう… しかし11文字のなかで「アナタを産んだのが誰であれ、本質は変わらない〜」とありますが 私はすごくこのフレーズが気になってます。 もしかしたらクロエは子供をおろしたことを肯定しきれずに、 11文字では、自分で産んだ子供の話をしているわけではなく 他人の産んだ子供をおろした子供の生まれ変わりだと信じて母親になったつもりで歌っているだけなのかと… もしそうなら降ろされた子供こそがイヴェールで、焔は産まずして死んでいった彼の葬式。 11文字の伝言をイヴェールは信じつづけて、ひたすらRomanの世界で自分の生まれる物語を探す。 でもこのメッセージはイヴェールに向かって贈られたではない「嘘の伝言」(つまりクロエがうそを付いている) それを信じ続けたままだと永遠に自分の生まれる物語の存在しないRomanの世界を回るだけ。 でもクロエと賢者のやりとりにある、伝言の真意に気づけば、自分は骸でありRomanに生まれる存在ではないと気づける。 そうすれば>>82さんのおっしゃった事にも繋がるところが多いと思うのですが… 皆さんのも読みながら考えた即席の物です。 ツッコミ大歓迎!いかがでしょうか?
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