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【Roman】10.黄昏の賢者 【考察】
130:名も無きローラン2008/01/13(日) 23:07:41 ID:TCMooM/oAAS
>>129
それは自分も考えました。
それを前提として考え、賢者=「檻の中の花」のChristopheだとすると
彼が言う「彼女が抜け出せなかった檻」とは「黒の預言書」?
そしてそれは「キミが生まれてくる世界」での
結局彼女は運命の手から逃がれられませんでした
…されど憐れむ必要はないのです
ワタシもアナタも誰ひとり逃がれられないのですから…
の内容に完璧に酷似していますよね?(彼女がMicheleというのは少々横暴ですが)
もうすぐ生まれてくるキミと…ボクとの約束…
今度はボクがキミを…絶対ボクがキミを護るから…
歴史は次の地平線を探し流れてゆく…
ここで「生まれてくる」のはHiver
だが「生まれて来る前に死んで行く僕の物語…」ここで焔につながるとすれば
つまりHiverは生まれてこなかった?嘘をついているのはChloe・・・
ここまで考えて原点回帰ですか・・・
話は変わりますが
ChristopheがSaint-Laurentと名乗っていることから、歓びと哀しみの葡萄酒のLoraine de Saint-Laurentの肉親、一番可能性の濃いものとして、「伯爵」に、、、
と、そこまで考えてふと思いついたのですが、「探しだぞ…Christophe」と語るのが「伯爵」本人では?
そうなると
>>賢者が何らかの形で預言書を盗み出して、最後に出てきた若本さんの声の人が
それを取り返しにきた教団の人だとか…。
という考え方もアリな気がします。
ただ、そうなると11文字の母=Chloe=Micheleという時限的関係がつながりそうにないんですよ。
はっきり「死後1世紀」とあるわけですし・・・
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