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【Roman】10.黄昏の賢者 【考察】
76:むりゃん 2006/11/29(水) 19:44 間をおかず失礼します。 最近、全ての物語は「今は繋がらない」説を唱える私です。 クロエは、ただの「悩む妊婦」。賢者はそれを導くただの「賢者」と考えます。クロエが誰を生もうと生むまいと、ここでは、また、他の曲でも何の関係も無いのです。 そうして出てきたのは、「賢者」は導く存在なのでは、ということです。 この物語で語られる彼女の人生に、他の人間の人生を無理やりつなげてはいけないと思うのです。他の曲もしかり。 そう考えて行くと、この物語の賢者は、全ての曲の「道しるべ」となる意味を持って来るのではないでしょうか? 全ての物語を絶ち切っても、大前提は残ると思います。その大前提を見つけるためにも、まず、全ての物語から関連を拭い去り、「物語」が主張するものを純粋に見てみるのもいいのでは。同じ空の下に生きても、人生は違う。人類皆兄弟と言っても、本当に血縁者なのは一部。 『賢者』に導かれて至った考えでした。長文失礼いたしました。
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