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【Roman】11.11文字の伝言 【考察】
49:huta 2006/12/27(水) 18:15 そういえばLostのゆりかごでは 抱いているその子は『もう骨になってる』 とありますがこれは何か関係があるんでしょうか。
50:大黒 2006/12/27(水) 20:20 >>48あとらさん うーん、どっちなんでしょうね 私はそれまでの歌詞から「しあわせ〜」の方だと思ってますが もし「おりあわせ〜」の方だとしたらむしろ子供(Hiver?)ではなく母親自身に言ってると思います 自らの事を『愚かな母』といいそして子供に『唯一』にして『最期』の願いを託す これが『最後』なら子供に向けていったのかもしれませんが『最期』という事はこの後母親は死んでしまってる事を暗示してるように思えます なのでもし水に落ちる音というのがあるのならそれは母親が入水自殺した音ではないでしょうか? そして地平線をすべる銀色の光(子供?)の人生が母親の願いという枷を受けて始まるという風に解釈してみましたがどうでしょう? >>49hutaさん 『11文字』は産まれて間もない子供へのメッセージの歌で Lostの『ゆりかご』はすでに死んだ子供を認められない母親の狂気を歌った歌なので私の中ではあまり関連性を持たせてませんね
51:あとら 2006/12/27(水) 21:54 >>50大黒さん 僕は正直母親は伝言を残した後は、物語の外だと思いますのでそこで一緒におりあわせても問題ないですね。 行っている行為こそ『愚かな母』ですし、この事件を境に一生会える可能性も無いのでしょうから『唯一』にして『最期』でも問題ありません。 母親の願いという枷は解釈は同じですので問題ないはずです。 ともかく母親に冬の海に棄てられようと結果的に子供は死んでない様子。 邪推ですが母親が出来事を歴史から隠蔽する気なら トラック2の「焔」は同じシーンを視点を変えただけのものという可能性もでてきます。 「焔」では子供は死んだことになってますが ただ眠っているだけとも取れたり 歴史上では生まれていなかったという事として生まれぬ君なのかもしれません。 その場合海に棄てられたのは『小さな棺』となり、双子の人形も一緒です。 ジャケットの朝(黄昏)側に海が描かれているのがいつまで経っても不可解なのでこういうことなのかな……なんて思ったり。 個人的に長くなってしまいましたが僕の考えはこんなところです。どうでしょ?
52:むりゃん 2006/12/27(水) 23:36 イヤホンで聴きますと、『水に落ちた音』は、『雷が落ちる音』に聴こえます、といいますか、ずっと私は嵐の音だと思っておりました……。 『母親の枷』の説を突き詰めて考えると、この母親は、“子供を自分の『幸福の道具』と考えている”という考えが頭を過ぎりました。彼女は、子供を産んだ事を、『幸福』ではなく『幸運』と言っています。そして、彼女の願い……。子供を産んだ事を、自分の幸福を創る者が自分のために生まれてきた、と思っているようにも聴こえます。 教育ママの思想に当てはなるものが少しあると思うのです。『子供の幸福を願う』感情と、『自分の幸せを望む』感情がゴチャゴチャになっている気がするのです。 ただ、「しあわせにおなりなさい」をぼかしている点がこの推測を壊す気がします。 「私にとっての幸福」と「アナタの幸福」は違う事を知っているから、「しあわせにおなりなさい」とはっきり言えないのではないでしょうか……。 『無理に私の“幸せ”になる事は無い。アナタにはアナタの人生があって、辛い人生でもアナタにはそれを“愛する”資格がある……。だから、“私の幸福”におなりなさい、と私はいえない……』 そう、私には聴こえるのです……。が、どうなのでしょうね……。
53:きょくちょ 2007/01/03(水) 01:28 最近改めてじっくり聴く機会があったのですが、この歌は星屑関係なのではないかと思いました。 時系列で言うと 見えざる腕→11文字の伝言→星屑の革紐→零音の世界 夫から受ける暴力の日々。 授かった子供を護るため逃げるように愛した男の元から去ったような ろくでもない人生だったけれど、貴方はどうかしあわせになって頂戴 という優しき母の願い・・・ 父親も居ず、母親ももうすぐ死んでしまって貴方は一人ぼっちになって しまうけれど、望まれて産まれてきたということを憶えていてください。 貴方が私の『しあわせ』だったのですから 「我が子の成長を見守りたかった・・・」そんな母の願いが輪廻の輪を 動かして彼女たちは再び巡り合えたんじゃないかと思います。 如何でしょうか?
54:大黒 2007/01/03(水) 01:36 うーん、私は『11文字』の母親=クロエ説なので一概にどうとはいえませんが面白い角度から見てると思います ただ『11文字』まではそれで違和感なく繋がりますけど『星屑の革紐』の父親は誰なんでしょう? 『星屑の革紐』では優しい父親がいたと歌われてるのでここの部分を解明しない事にはこの説は成り立たないと思います
55:きょくちょ 2007/01/03(水) 04:05 >54 大黒さま 上にちらりと書いたのですが、残念ながら私はエトワールの父親は金髪 のローラン説をとる人間です。 曲中の不自由な腕からの連想というのもありますけれども、『見えざる腕』 の最後で彼は残された腕と人生の全てを使って大切なモノを護ろうと決意し たのだと思います。 多くのモノを奪い、失った腕は罪。 その罪を自覚しながら残された腕で大切な人をしあわせにすること、そ れが彼の贖罪。 復讐の思念に駆られていた自分から解放されて正気に戻った時、彼は 己の罪深さと本当に大切なことを思い出したのではないでしょうかねぇ そこにRomanがあるからってのはダメですか?(笑)
56:大黒 2007/01/03(水) 21:12 >>55きょくちょさん はて…何が残念なのかイマイチ掴みかねますが やはり不自由な腕という部分は金ローランを彷彿とさせますか 問題はどうやって恋人と縁をより戻したかですね 個人的にはココで1曲くらい作れないかなぁと思ってますが きょくちょさんのRomanも立派なRomanだと思いますよ 理屈に裏打ちされた立派な理論だと思います
57:きょくちょ 2007/01/04(木) 02:17 >>大黒さま はわわwwお褒め頂いちゃいました。。 ありがとうございます・・(照れ よりを戻した話があれば問題もすっきりきっぱり解決するんですけどねー それがない以上は想像の域を出ませんからやはりここは気合でカバーです。 その後の彼が一体どの時点でエトワールを引き取ったのかは解りませんが、 彼の決意がとても強いものならば、それこそ朝夕問わず必死で探し出すで しょう。 恋人(妻?)が既に亡くなっていて娘が孤児院に引き取られているならば実 父であるという事でエトワールはすんなり引き取る事が出来るでしょうし、 恋人が生きているならば「貴方を誰より愛してる...」と言った彼女の事です かつての彼に戻ったならば優しく迎えてくれるんじゃないかと思います。 たまにはHAPPY ENDなサンホラも素敵かな〜なんて思いましたデス
58:大黒 2007/01/04(木) 04:25 >>57きょくちょさん いえいえ、それだけきょくちょさんの意見が素晴らしかったという事ですよ 確かによりを戻すか、金ローランがもう1度彼女を探そうとする歌があれば問題は一発で片がつくんですが その辺は我々に想像力の翼を羽ばたかせようとする領主様のお心なのでしょう もし娘が孤児院に預けられていたとしたら逆にすんなりとは行かないと思います この時代、まさかDNA鑑定なんてものはなかったでしょうしいきなりふらりと孤児院を訪れて「私がエトワールの父親です」ではかえって不審に思われるかも というわけで、私はよりを戻した時には彼女は生きていたに1票入れたいと思います ハッピーエンドなサンホラ…うーん、『魔法使いサラバント』なんかもハッピーエンドですね 他にも探してみると意外とあるかも
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