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【Roman】11.11文字の伝言 【考察】
52:むりゃん2006/12/27(水) 23:36
イヤホンで聴きますと、『水に落ちた音』は、『雷が落ちる音』に聴こえます、といいますか、ずっと私は嵐の音だと思っておりました……。
『母親の枷』の説を突き詰めて考えると、この母親は、“子供を自分の『幸福の道具』と考えている”という考えが頭を過ぎりました。彼女は、子供を産んだ事を、『幸福』ではなく『幸運』と言っています。そして、彼女の願い……。子供を産んだ事を、自分の幸福を創る者が自分のために生まれてきた、と思っているようにも聴こえます。
教育ママの思想に当てはなるものが少しあると思うのです。『子供の幸福を願う』感情と、『自分の幸せを望む』感情がゴチャゴチャになっている気がするのです。
ただ、「しあわせにおなりなさい」をぼかしている点がこの推測を壊す気がします。
「私にとっての幸福」と「アナタの幸福」は違う事を知っているから、「しあわせにおなりなさい」とはっきり言えないのではないでしょうか……。
『無理に私の“幸せ”になる事は無い。アナタにはアナタの人生があって、辛い人生でもアナタにはそれを“愛する”資格がある……。だから、“私の幸福”におなりなさい、と私はいえない……』
そう、私には聴こえるのです……。が、どうなのでしょうね……。
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