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【Roman】11.11文字の伝言 【考察】
61:執事 2007/01/22(月) 12:24 お初です。 さらさらっと読んでみましたが、少しだけ解釈が違うところが見受けられました。 基本的に自分はRomanとは別の作品との繋がりを意識していませんのでそれはおいておくとして。 「君が来た朝を後悔するなら」の辺りを、私は 『君自身が生まれてきたということを後悔するなら』 つまり、クロエ(お嬢さん)が生まれてきたということ自体を後悔するならという解釈をしていました。 そして、「君が行く夜を肯定するなら」、は 『君が生きていくということを肯定するなら』 つまり、クロエが朝から夜に向かっていく(生きる)ことを肯定するなら、 その子もまた自らの人生を愛することができるだろう。という意味かと…… 思っておりました。 クロエは自分の生まれを後悔はしていたが、自分が生きることを否定するつもりは無かった。 ということはクロエは賢者の言葉を、「更なる痛みを生むべきではないが、その子もまた人生を愛すだろう」と捉え。 生むことを決意した。 「私の人生は最悪だったけれども、子供が私の与えた人生を愛してくれるなら……」 的な感じで…… ロマンは繰り返されていく、親から子へ、そして子は親となり、次なる子へと続いていく。 で……さり気無く朝と夜の物語のイントロに繋がってる辺りで感動しました。
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