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【Roman】11.11文字の伝言 【考察】
58:大黒 2007/01/04(木) 04:25 >>57きょくちょさん いえいえ、それだけきょくちょさんの意見が素晴らしかったという事ですよ 確かによりを戻すか、金ローランがもう1度彼女を探そうとする歌があれば問題は一発で片がつくんですが その辺は我々に想像力の翼を羽ばたかせようとする領主様のお心なのでしょう もし娘が孤児院に預けられていたとしたら逆にすんなりとは行かないと思います この時代、まさかDNA鑑定なんてものはなかったでしょうしいきなりふらりと孤児院を訪れて「私がエトワールの父親です」ではかえって不審に思われるかも というわけで、私はよりを戻した時には彼女は生きていたに1票入れたいと思います ハッピーエンドなサンホラ…うーん、『魔法使いサラバント』なんかもハッピーエンドですね 他にも探してみると意外とあるかも
59:SHR'χ 2007/01/10(水) 22:10 初投稿させていただきます。 私はあまり深く解釈せずに、ただ歌として楽しんでいたのですが。 既出かもしれませんが、 最後の「この地平線愛 〜 物語の意味』」は、リスナーに向けての伝言でもある、という捉え方もあると思います。 あの人のことですから、最後に自分の思いを書いたのではないかと。 「このサンホラ王国を愛してくれるなら、それが私(Revo氏)の生きる意味だ。」
60:青空 2007/01/14(日) 19:51 初めまして、皆さんの考察、毎回考えさせられながら読ませてもらっています。 私も『11文字』の母親=クロエを有力視しています。 ですが考察するにはたくさんの仮説があった方がいいかと思いまして、皆さんとは違う筋道を探しました。 仮説、というにはあまりにも想像に頼った部分が多いですが、こんな考え方はどうでしょう?と提供させてもらいます。 ○結論 『11文字』の母親=クロエ ・時系列 焔>朝と夜>黄昏>11文字(>終端の王) ○筋道 まず簡単に… 『焔』 流産したクロエがHiverと《双子の人形》を送る ↓ 『朝と夜』 Hiverは生まれ変わるために《双子の人形》にRomanを探してもらう ↓ 『黄昏』 クロエは2人目の子供を孕むが、生むか生まないか悩む。…ローランと話して生むのを決意。 ↓ 『11文字』 クロエ出産。生まれた子供は…Hiver。 ○詳細と根拠と想像 一番初めに私が着目したのは『黄昏』のクロエが悩んでいる”理由”でした。 生むべきか生まざるべきか…、それを悩む理由として考えられることはたくさんあります(愛した男の子ではない、とか経済的に、とか)が、クロエが1度流産していたとしたら?と。 時代背景的に医術が現代のように進歩しているとは考えられませんから1度流産している女性がもう1度出産する、というのはかなり難しいのではないでしょうか。 出産後の母親(この場合はクロエ)の命に危険がおよぶことだって考えられます。 だからクロエは悩んでいたのではないでしょうか。自分の命はもちろん子供だって無事に生まれてくるか分かりませんし、たとえ子供が無事に生まれても母親がいない子供は少なからず苦労するものです。 母親としては悩んで当然ですよね。 そんな時クロエはサヴァンことローランに出会います。そして言われた言葉。 『君が来た朝を後悔するなら(子供を生むことによって何かしら後悔するなら)… 更なる痛みを生むべきではない(生まれたことを後悔された子供が悲しんだり苦しんだりするぐらいなら生まないほうがいい)… 君が行く夜を肯定するなら(自分が死ぬことになっても子供の誕生を後悔しないのなら)… その子もまた《人生》を愛すだろう(生まれた子供は自分の《人生》を愛せるだろう)……』 そしてクロエは自分が死ぬことになっても子供を生むことを決意。続く『11文字』で出産。子供は産声高らかに無事に生まれます。 しかし、クロエの方は…。 『11文字』は死に行く母(クロエ)から子へのメッセージなのではないでしょうか。 自分は死ぬから『それでも…アナタを産めたことは『私の誇り』』で、『傍で歩み見守れな0102のが…無念ですが』に繋がり、1度流産しているから『つ0102てな0102人生だった』のでは。 蛇足ですが生まれてくる子供がHiverだから歌詞カードの『11文字』右下にある月の揺り篭の傍らに《双子の人形》がいるのかな、とも。 こう考えると後はトントンと繋げられるのですが、 『黄昏』で生むか生まないかを悩んでいる女性は1度流産している→『焔』は流産した時の歌→『黄昏』で悩んでいる女性は出産を決意→『11文字』で女性は出産→『黄昏』で悩んでいる女性は”クロエ”→『11文字』の女性はクロエ …ここからは完全に私の想像ですが、生まれた子供=Hiver=少年には剣を…の少年だとも考えました。 これの根拠、と言われると言葉に詰まるのですが、Hiverは《双子の人形》を通じて色んな世界を見てきました。様々な、Romanを。 だから終端の歌詞、『《第五の地平線》(ものがたり)を口ずさむのは彼の唇』なのでは、と。 逆に言えば《第五の地平線》=Romanを口ずさめるのはHiver(彼の)唇以外有り得ないのではないかと。 か、髪の毛も白いですし;(苦しいですね…) ・・・・ ここまでが私の仮説です。 こう考えれば『シアワセニオナリナサイ』…って結構切ない響きですよね。温かいのかもしれませんが。 自分でも結構苦しいと思う部分があるので自信を持っている訳ではありませんが、あくまで仮説の一つとして… 文章力が未熟なので意味が分からない方がいらしゃいましたらすみません。 突っ込み、意見、反論、質問、何でも受け付けます。 それでは最後になりましたが、乱文・長文失礼しました。
61:執事 2007/01/22(月) 12:24 お初です。 さらさらっと読んでみましたが、少しだけ解釈が違うところが見受けられました。 基本的に自分はRomanとは別の作品との繋がりを意識していませんのでそれはおいておくとして。 「君が来た朝を後悔するなら」の辺りを、私は 『君自身が生まれてきたということを後悔するなら』 つまり、クロエ(お嬢さん)が生まれてきたということ自体を後悔するならという解釈をしていました。 そして、「君が行く夜を肯定するなら」、は 『君が生きていくということを肯定するなら』 つまり、クロエが朝から夜に向かっていく(生きる)ことを肯定するなら、 その子もまた自らの人生を愛することができるだろう。という意味かと…… 思っておりました。 クロエは自分の生まれを後悔はしていたが、自分が生きることを否定するつもりは無かった。 ということはクロエは賢者の言葉を、「更なる痛みを生むべきではないが、その子もまた人生を愛すだろう」と捉え。 生むことを決意した。 「私の人生は最悪だったけれども、子供が私の与えた人生を愛してくれるなら……」 的な感じで…… ロマンは繰り返されていく、親から子へ、そして子は親となり、次なる子へと続いていく。 で……さり気無く朝と夜の物語のイントロに繋がってる辺りで感動しました。
62:しゅば 2007/01/26(金) 12:34 はじめまして。 私としては、とある母のロマン、というふうにこの曲を聴いています。 あらゆる地にいる、あらゆる母親の中のひとり、特別な誰かではなく。 ……と考えるのは、まだまだ聞き込みが甘すぎますかね? 朝夜に続くのは、既出ですがやっぱり朝と夜は繰り返すからじゃないかと。 でもクロエ説もイリア説もどれもこれも頷けますね。 「アナタ」と呼び名がカタカナなのもクロセカを彷彿とさせるような…… しかし>>59SHR'χさんの意見を読んでから、 陛下から子ども(曲)たちへの伝言、というふうにも聴こえてしまい、 しかも去っていった歌姫への言葉にも聴こえてしまい…… なんだか涙が出そうです
63:そ 2007/02/15(木) 05:44 はじめまして。 みなさんの意見には目を通しましたが、もし既出でしたらすみません…。 私は、この母親の子供はリヴァイアサンの「少女曰く天使」のあかねで間違いないと思ってました…。 さらに、「天使の彫像」は彼女の父親だと…。 自らを天使と言っていること、母親は自分が生まれたのと引き換えに死んだこと、父親の顔も知らず孤児である事が歌われてます。 ただ、黄昏の賢者の歌詞中に過去の四作のテーマが出てきましたが、その中にリヴァイアサンは無かったので…。
64:名無しのローラン 2007/02/28(水) 20:59:20 ID:4zk9ZygQ0 [sage] さすがにリヴァイアサンは違うような… 解釈の問題ではなく、全く別の作品じゃないかなあと思います。 元のコミックでも、あかねの正体はRomanのアンジェ父子とは ほど遠い存在でしたし…
65:消しゴム 2007/03/01(木) 21:38:46 ID:kf+N5dnQ0 >>58 あれはハッピーエンドと言えるのでしょうか…? うーん…解釈にもよるのかもしれませんが私はあれはどっちかって言うとハッピーじゃない気がします。 >>63 リヴァイアサン・poca felicita・霧の向こうに繋がる世界は別物だと思います。 SHとしての作品のみなのではないでしょうか?
66:maris 2007/03/06(火) 15:02:01 ID:wEWc5eWA0 >>44 M/さんの「二つの風車」に関して思いついたことが一つ。 最初に 自分はクロセカが書物の中の物語であったのと同じように Romanは映写機がスクリーンに映す物語を目の前で見ている、 そんなように思いました。 伝言の最後と星屑の革紐の中ほどにそれらしい音がありますし。 ではどんな映写機か? 説明しにくいです ペンとペーパー用意してください(゚д゚;) 1. 8の字を横にしてでっかく書きます。∞の形ですね 2. 次に書いた8の二つの丸の中にもう一つ○を書きます。8の内周とほぼ密着させてください。 大体 ◎◎ こんな感じです 3. 最後に2で書いた二つの○の中心に更に超小さい○を書きます。 …何かに見えませんか? 最初に書いた8は映画のフィルム 2で書いた丸はフィルムを回すあのカラカラです フィルム無いですがこんなの想像してもらえれば結構です ttp://image-search.yahoo.co.jp/detail?p= %E6%98%A0%E5%86%99%E6%A9%9F&fr=top_v2&tid=top_v2&ei=UTF-8&search_x=1&b=10&ib=114 (行が長すぎるとかで投稿できませんでした=と%繋げて飛んで下さい) 普通の映写機とちょっと違いますが この二つのカラカラを風車に見立てているってのはどうでしょか。 左側が右回りすれば右側は左回りします。 朝⇔夜と同じように右回り⇔左回り ともできるかも。 そしてどちらかが回り続ける限り無限に永久に物語は繰り返され続けます。 同じ物語を繰り返すのですが、一度離れた者同士が一巡して再び巡り合うことも可能です。 (その場合また離れ離れになるのですが…) もしこんな映写機であれば「二つの風車」の片方が緋色の風車とするのは早計かもしれません。 何か緋色の風車もイロイロ怪しいですね少年は剣を…と合わせて聞き返してみます。 映写機の中であるということさえも仮説に過ぎませんが思ったことを書いてみました。 長文失礼しました。
67:名無しのローラン 2007/03/06(火) 20:41:58 ID:9rjF+53g0 はじめましてです ネサフしているときに「曲中の水音は焔冒頭の雨音ではないか」という考察を見かけました。 そこから思いついたことなのですが… 伝言→焔 に繋がるとすれば、伝言の母親(私はクロエ説を支持)は、子供を生んでいないのではないでしょうか? そして、朝夜の曲の「嘘をついているのは誰だ?」自分はこれを、この母親が嘘をついているのでは?と思いました。 「黄昏の賢者」で賢者が進めたのは、「信じる道をいきなさい」 それを受けて彼女が決めたこと、それは「子供を生まない」ことだと思います 「天使の彫像」へのつながりはブラフになります。 焔の葬式は彼女の堕胎した子なのだと思います。 そして、「貴方を生んだのが誰であれ本質は変わらない」 この一節が、「これから自分の代わりに生きる子」に対する言葉であるというのが少し変かな?と思ったので、 「私よりも貴方を望んでいる人のところへ行きなさい」というメッセージととりました 伝言…Message、メッサージュ フランス語で「嘘」を意味するMonsonge、発音も似たものです。 「伝言の真意」とは…11文字の嘘、なのかも…と ここで自分の考えは止まってしまっていますが… 長文失礼しました。
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