Mother 考察とか感想とか諸々スレッド
31:投稿 ★2017/03/20(月) 11:41:19 ID:hd/H1+zZ0
この歌い手が吸血鬼であるとすれば。その少年はノエル自身ではないでしょうね。ノエルが演じているだけであって。あくまでサンホラの曲をヴァニスタがカバーした、という設定ですから。
しかし「月夜に唄う少年」、母親を恋しく思う気持ちなど、ノエルに繋がっていると思われる描写は多々あります。
サンホラで吸血鬼といえばミシェル。Revo陛下は、ノエルの存在を以前から知っており、母親の愛に飢える彼とイヴェールを生まれさせるために少年達の血を吸い続けたミシェルを重ねて「不老不死(「一桁ばかり年長者」「永遠に凍てついた刻」→恐らく100年以上少年のまま)の吸血鬼の少年」というオリジナルキャラを主人公とした曲を作ったということになっているのでは?と思いました。

また、ミシェル=「焔」のイヴェールの母親=双子の人形の所有者=ノエル・マールブランシェ(「檻の中の花」は彼女の自伝的作品)は、息子を生き返らせるため、そして檻から抜け出すために(幼い頃の幻想や幽閉経験から彼女には「生と死が繰り返される合理的な世界=檻」という認識があった。つまり自分が吸血鬼と化し、死を否定し生き続けることこそ彼女にとっては檻から抜け出す、ということであった。しかし実際彼女は命を落としてしまったため未だに檻の中におり、我々もまたその檻の中にいると言える)から13人の少年の血を吸いますが、結局は檻の外へ出ることができなかった。しかし、「Mother」の少年は、何らかの理由でこの檻から抜け出すことに成功している。一度合理的な世界を否定し、永遠に生きる能力を手に入れてしまった以上、もう通常の世界には戻れない→二度と戻れない【檻】の彼岸を彷徨う

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