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Ark統合質問スレッド【ネタバレ注意】
10:ReveL2008/09/23(火) 17:49:21 ID:zTAAAuonAAS
突然ですみません。私なりに考えました。
{六月の雨の日のフラーテルの記憶}
この日の前まではソロル(妹)を愛し受け入れていたが、ある日『兄弟』
であるゆえ自分、そしてソロルのためにならないと考えたフラーテルは、
雨の日冷たい言葉で「嘘の拒否」をし、わざとソロルを遠ざけた。
そのことでフラーテルは1人で苦しみ(心に無い嘘をついたため)、
ソロルは宗教団体に身を投じた・・・。
{二月の雪の日のソロルの記憶}
宗教団体から「楽園へ行く為には人の身体を捨て、魂を箱舟に乗せて行く」
という事を教えられ、精神不安定のソロルはそれを受け入れた。
ナイフは楽園へ行く為の箱舟。
そして雪の日、フラーテルに詰め寄ったソロルは彼にナイフを刺した。
彼は死ぬ間際、今までの歪な愛の記憶を思い出し(走馬灯)死亡。
しかしそれは全て監視卿の行った実験だった。
かつてたった2人の兄妹であった監視卿は養子となったが、2人はそこで
酷い虐待を受ける。そんな心の傷を2人で癒し合い楽園を求めた。しかし傷つける恐怖という
トラウマを持っていると知りながらも妹を傷つけてしまった。
雪の日、彼女に2人で求めた楽園へ行こうと詰め寄られた。
そして妹は自害したが、監視卿は死なず生き残ってしまった。
そんな記憶を埋めるために今度は自分も死ぬという模擬記憶を被験体にやらせているが、
悲しみは消えず、もう誰も愛さないという戒めのために切った左手の薬指だけが
虚しく疼いた。その時彼が監視鏡を見ると、仮面の男がソロルを連れて行く
のが見えた。
こんな感じでしょうか?長文失礼しました!
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