Yield統合質問スレッド【ネタバレ注意】
9:転載中 ★2007/11/12(月) 00:00:07 ID:3Q/XQWjF
Re: - 消しゴム (2007年02月04日 19時08分43秒)

3(家族)−1(父)+1(仮面の男)−2(仮面の男、娘)
3(家族)−1(母)+1(仮面の男)−2(仮面の男、娘)
のどちらかでないかと私は思います。
私個人としては後者派なのでその考察をします。

仮面の男は何かしら事件が起こってから現れ、そして生きている少女を連れて行っています。そうすると最後の―2は確定します。仮面と娘です。

3が家族である可能性ですが、「お父さん、お母さん」と言っていることと、それ以外に登場人物がいないことそして、3と言う数字ですが、恋人同士の二人と娘ならば、3と綺麗に括れないのではないでしょうか?あらわすならば2+1が最適なのではないかと思われます。初めから3であったと言うことは、「親子」である可能性が高いと思います。

そして−1ですが、私は母であると思います。「捥ぎ取れないのなら刈り取ればいいと」果物にたとえれば母(=茎)が父(=実)を抑えてる形になるわけです。母から無理やり奪い去る(=捥ぎ取る)ことができないのならば、母自信を刈り取って(=殺して)しまえばよい。父を刈り取るととった人も多いようですが、果物などを刈り取るとき、本体には傷を付けないのが普通です。よって、私は刈られたのは母、刈り取られたのが父、と考えました。

最後に+1ですが此れはもう仮面の男で間違いないと思います。最後に現れた=最後に足された。→−2=連れ去った。

落ちた果実とありますが、首のたとえでもあるでしょうけど、こうも取れます。
果実が父ならば、真っ赤に熟れた果実が落ちてしまうとどうなるでしょうか。収穫して自分のものにすることはもう叶いません。

計算式をこのように考えると、ルド子が妊娠していた可能性は低いと思われます。元々+1以外に妊娠している可能性のある単語は少ないわけですから、ルド子は妊娠はしていないと思います。


Re: - 笑無 (2007年02月05日 14時09分08秒)
どうも新参者です。笑無(エム)と申します。

私的解釈は、

3 という数字は、やはり男女の三角関係を描いていると思います。
だからこそ「世界が安定を求める以上」という歌詞に繋がると考えます。
男+女 は 輪廻する世界の中で安定していると言えます。

残りの −1+1−2 という式を考えるのに、この歌は誰が歌ったものであるかが問題である事。そして其の歌に受け答えしている者の正体が必要であると思いました。

まず、誰がこの歌を歌っているかですが、あらまり…いえ、「Yield」の主人公と思われる女でしょう。
そして受け答えしているのは、物語の中心にいる男と考えるのが妥当でしょう。
ここから話を戻しますと登場人物は、主人公の女・男・もう一人の女 の3人であると言えます。
物語が三角関係の嫉妬、独占、エゴを歌っている事から式は下のように埋まりました。
 3 (主人公の女、男、もう一人の女)
 −1 (「どれか一つを引かなければ…」から主人公がもう一人の女を殺害)
 +1 (「最後に現れたのは『仮面の男』」)
 −2 (彼らが消え去った後)

つまり、文章にすると…
一人娘は、男と情事を楽しんでいた。男だけが幸せである事を知りながら。
一人娘は、蒔いた種がいつか芽を出す事を信じていたから季節の変わりを数えて恋が実る事を信じた。
しかしある時、一人娘は知ってしまった。
この世界が男女の三角関係を認めないことを。ならば、自分か相手のどちらかが身を引かなければならない。
自分は幸せになりたい…だったら相手が身を引けばいい…
その手段は、殺害だった。
エリスを求めていた仮面の男は、彼女のエゴイズムによるデカダンスを気に入り連れ去った。
最後に残ったのは、男ただ一人。

一番不幸なのは、
仮面の男と共に消えた女か荒野に一人残された男もしくは殺害された女のどれであるかは、私にはわかりませんが
男が父であるか否かについては、否だと思います。
一人娘が父を「君」と呼称する事があるでしょうか?
あと最後の−2は
『仮面の男』が現れた後に「彼ら」と表記している事から『仮面の男』ともう一人の存在が明らかになります。

以上。長々と失礼しました。
ご意見、ご感想お待ちしております。

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