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Yield統合質問スレッド【ネタバレ注意】
47:刹那猫@投稿 ★2013/02/04(月) 02:21:00 ID:hsBrs1Cg
最近Sound Horizonを知りました。
自分なりの考察ですが、大方の人が言う通り、数式の内訳は以下になると思います。
3(男・女・一人娘) -1(引かれた余剰な数字=刈られた男or女) +1(仮面の男) -2(仮面の男・一人娘) = 1(男or女)
補足すると、
3は三角関係の♂1人と♀2人、-1は余剰な数字とみなされた誰か、+1は現れた仮面の男、-2は消え去った彼ら(彼は男なので仮面の男と誰か)、結果の=1は荒野に一人取り残された誰か。
この場合、男と女が一人娘の両親なのか知り合いの男女なのかは特定できません。
「問題となるのは個の性質ではなく、唯...記号としての数量」なので、
特定せずとも成り立つ数式ならば問題ないのだと思います。
-1が一人娘ではないと思う根拠は、
「早くどれか一つを〜」と「それでも私は〜」のくだりで、一人娘が身を引いていないと推測されるため。
+1を一人娘の子供ではないと思う根拠は、
身籠っていたとしても産んだ描写がないため数式の数字(1と換算できる数字)としては成り立たないため。(女と子供を分離できないので)
「凍える夜は夢を見るの 夏が過ぎれば想いが実る」
この箇所は倒置法で、「凍える夜は 夏が過ぎれば想いが実る 夢を見るの」という解釈ができます。
なぜ夏が過ぎればなのかは、冬が過ぎれば春が訪れる、というのと同じように
自分の恋と実りの時期を重ね合わせているためです。
もし「実る想い」を子供だとした場合、夏が過ぎて実りの秋がきたら、夢見ていた想いが実って凶行に走ることはないと考えられるからです。
「それをも女は永遠に出来るから」は、一生の思い出として生きていけるからという意味だと思います。
この考察の場合、引っかかるのがジャケ絵。
これはおそらく、「一人取り残された誰か」を公式見解として出さないために
あえてあの形で表現したのではと思います。
「荒野に一人残されるのは誰」とあえて謎を残していることから、
複数考えられる選択肢から考えてみて欲しいという意図が見えます。
3(男・女・一人娘) -1(引かれた余剰な数字=刈られた男or女) +1(仮面の男) -2(仮面の男・一人娘) = 1(男or女)
この結果の「男or女」を成り立たせる(歌詞からは特定できない、そのため特定させない)ために
あえて男と女両方を載せているのではないかと思います。
個人の一見解でした。
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