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Yield統合質問スレッド【ネタバレ注意】
6:転載中 ★2007/11/11(日) 23:57:00 ID:qWfboO+F
最後に残されたのは? - 総領治 (2005年08月01日 16時25分15秒)
お久しぶりです。
3−1+1−2、という数式について自分なりに考えがまとまってきたので書き込ませていただきますね。
私も大体散桜様と同じような意見です。
最初の3というのは
一人娘・男・君(もう一人の女)のことですね。
次に引かれた1ですが、歌詞に
「不毛な恋と君は笑うだろうか」
「もぎ取れないのなら刈り取ればいいと」とあるので、
一人娘が、この想いが報われないのならいっそ、と男を殺害。
続いて足された1。
これは単純に仮面の男Abyssで良いかと。
最後に2が引かれるわけですが、
一人はAbyssで良いと思われます。
(ここで残されたのがAbyssだったら笑えてしまいますね)
問題となるのがもう一人なのですが、楽園パレードへの切符は
「心に深い傷を負った者」と「心に深い闇を飼った者」が得られる。
男を殺した一人娘は深い闇を飼っていると考えられるし、
もう一人の女=君は傷を負っていると考えられます。
けれどやはりここは主人公(?)である
一人娘がAbyssと共に楽園パレードへ行ったのではないでしょうか。
そのほうが「収穫を誤った娘」(=想いが実らないうちに男を得ようと殺してしまった)というのに合う気もしますし。
・・・と、大体こんな感じです。
矛盾も沢山出てきそうな感じですが・・・。
ちょっと違う部分の解釈を。 - Moka (2005年09月03日 09時30分08秒)
初めて書き込みさせていただきます。Picoから嵌ったものです。よろしくお願いします。長文になりますが、私的な解釈を書かせていただきます。
『問題となるのは個の性質ではなく 唯…記号としての数量』
『世界が安定を求める限り・・・』
この部分ですが、"個の性質"は娘が男(父?他人?)をどれだけ愛しているか。
"記号としての〜安定を求める限り"は、一人の男に女が二人居るのはおかしい!という世間的に見た観念のようなもの。
を、比喩しているのではないでしょうか?
私のYield人間関係の解釈をツラツラと・・・。
【1つ目】
引っ越してきた田舎娘が青年に恋をしたが実らなかった。
何故なら、彼には婚約者が居たから。
Yieldの娘(以下、エルダ)は「妻(他の女)が居てもいいから、私とも一緒になって欲しい。(重婚?)」と言った。
しかし男はエルダに「そんな非常識な事はできない。君を嫁に貰うことは出来ない」と、断った。
それでも諦めきれないエルダは「一度だけ私と寝て欲しい。」とお願いした。
エルダの必死の願いと男の本能(笑)で「不毛な行為になるぞ。実らない不毛な恋だ。」と苦笑しつつ一夜限りの関係を持つ。
この時に子供を身ごもる(季節は冬)
妊娠期間は約10ヶ月ですから、根雪の下(12月頃?)で春を待つ(妊娠初期:つわりなどで判る)そして、夏が過ぎ秋(10月頃?)になれば子供が生まれ、私の恋も実る。(子供の存在を理由に彼と女を別れさせ、自分と再婚させる。)予定だった・・・
しかし、それも失敗に終わった
男が女を愛している事を知ったエルダは完全に身を引くしかなかった。
しかし、「お父さん、お母さん、こんな娘でごめんなさい。親不孝なのは判ってる・・・それでも、私は幸せになりたいのです」
そして、秋に娘が生まれ幾年が経ち、エルダは娘に「私の代わりに女の首を刈ってきてくれ・・・」と言った。
しかし娘は、男と女を刈り取った。最後に残ったのは娘。
そこに現れたのは仮面の男、娘に父を殺させた逸脱した行為と男は残し自分と再婚させる予定が、男も居なくなってしまったという悲劇、改めて思えば娘に何てことをさせてしまったのだろうか。という精神的な奈落により、エルダがABYSSに連れて行かれる。
[男+母+Y―Y+娘―男と女]
【2つ目】
上の男を父、女を母に入れ替えたver
[父+母+Y−Y+娘ー母と父=娘]
【3つ目】
途中までは1つ目と同じだが、3つ目は娘を使い離婚させることに成功、再婚し娘を産み、男もエルダを好きになり幸せに暮らす。
娘はきっと母が自分を使い父をもぎ取った事を小さい頃に聞かされていた。
父を特別な男の人と思い、恋心に発展・・・それを自覚。
「二人の幸せを壊す事になるのは判っている。それでも、私は幸せになりたいの。」
と言って母の首を刈り取る。しかし、そこをABYSSに連れて行かれる。
結局、一度でも他の女と寝た男の元からは二人の妻と娘、全ての女が去っていく。
一人取り残されたのは男。
[男+Y+女―女+娘―Yと娘=男]
【4つ目】
3つ目の男→父、女→母Ver
父+母+Y―母+娘―Yと娘=男]
【5つ目】
1つ目の講釈後残される娘がYield
続きますー
続きです。 - Moka (2005年09月03日 09時46分29秒)
Yield
産する,生じる; (利益を)もたらす; 与える; 譲渡する; 放棄する,明け渡す; 降服する.
(土地などから)作物ができる; 屈服する,譲る; 劣る(to); (押されて)曲る,へこむ.
産出(物); 産額; 収穫.
◆・ing
a. 言いなりになる,従順な; 曲りやすい.
yield point
〔理〕降伏点.
◆降伏点
応力の増加がほとんどないまま、急にひずみが増して永久ひずみとなる時の応力の値。
物体に働く外力がその物体の弾性限界をこえると出現する。
以上を踏まえ、↑のレスに当てはめると
恋をした(初恋が"生じる")、男を"譲り、明け渡す"ことを条件に男に一夜限りの関係を申し込む。
男はエルダに"押されて"承諾してしまう。(女を愛している。という意思に反する方に"曲がる")
ここで男は女に命を体内に"与え"てしまう。
エルダは妊娠("作物ができる")が上手くいったことを知る。
そして、一度は女に"譲渡"した男だが、この娘を使って奪い返せるのではと思いつく。
しかし、妊娠の報告だけでは奪い返せず、凹む。(この時点でエルダは娘を"物"の様に認識。)
そして、時は満ち子供を"産出"。"産額"は1。
娘はYieldingつまり、母であるエルダに"従順な"娘。人の道は実に"曲がりやすい"。
エルダの命令に"従順"な娘は男と女の首を収穫。
YieldPoint=ABYSSであり、急な人生の歪。奈落。永久に会えないという歪。
精神的にかかる圧力。精神の破壊、その限界応じて出現。
と、言うYieldという単語をふんだんに使った解釈なんぞも、してみました。
こんな解釈はどうでしょうか?
つけたしですー; - Moka (2005年09月03日 09時55分44秒)
書き忘れを発見(汗
男の「不毛な行為」ですが、これはエルダの見た目(実年齢も?)幼く、まだ初潮が来ていないと思っていた。
もしくわエルダが「私は初潮はまだ来ていないから大丈夫」と言った。
だから、子が残るわけでもないし、不毛な行為になるだけだ。と言ったのかな?と。
急な人生の歪→男も女も予想外の死
永久に会えないという歪→エルダが男に会えない
訂正;
恋をした(初恋が"生じる")、男を"譲り、明け渡す"ことを条件に男に一夜限りの関係を申し込む。
↓
恋をした(初恋が"生じる")、しかし女に男を譲らなければならなかった。
そこで、身を引く(男を女に"譲り、明け渡す")条件に男に一夜限りの関係を申し込む。
です。
考えをまとめながら書いたので、文章前後してしまったりしてますが何とか伝わっていただければ・・・と、思います;
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