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Sacrifice統合質問スレッド【ネタバレ注意】
16:名無しさん@パレード参加者 2007/12/28(金) 18:30:35 ID:NwI7wvIh タイトルの「Sacrifice」についてなのですが…、 これまでの考察を拝見する限り、「Sacrifice」とは妹を指す、と、おおむね解釈 されているようです。が、私は「Sacrifice」とは妹だけでなく、姉も指すのでは ないかと考えております。 その理由は、作中で語られている通り、妹は「ひとりでは何もできない、可愛い天使」 であり、姉は「可愛いけれども世話の焼ける妹」を、自分を「犠牲」にして、面倒を 見続けていた、と感じられたからです。 これまでにも考察されている通り、恐らく妹は昔の言葉でいえば「知恵遅れ」、 「人とは違う」子である妹は、その容姿の美しさと無邪気さが可愛がられる一方で、 一時も目を離せないような、危ない行動を度々取っていたことでしょう。 また、後の事件(性的虐待)を予感させるような出来事も、すでに起きていたかも 知れません。 姉は、(父親のいない、貧しい家庭のようですし)大黒柱である母を 手伝う一方で、妹の世話もせねばならず、遊ぶ暇もなかったと思われます。 となれば、つい妹を憎んでしまったとしても、仕方のないことでしょう。 しかし、ついそんな憎まれ口をきいた(愚痴のようなものですが)直後に、妹が 高熱を出して寝込み、驚いた姉は神様に懺悔し、妹を助けて下さいと願います。 時々世話に疲れて、憎らしく思っても、やっぱり愛する妹。 幸い妹は全快し、姉は喜びとともに、妹への愛を再確認しますが、今度は母が (たぶん過労で)倒れ、息を引き取る。 母の「あの子は…あなたが助けてあげてね」という遺言を、姉はどんな思いで 聞いたのか。この先、何年も何十年も、自分が妹を守っていかねばならない。 姉は、きっとこの瞬間、恋も結婚も諦めたことでしょう。 敬虔なキリスト教信者を想像させる姉は、妹と二人の生活を守ろうと必死に働きます。 「夜も働く」ことから水商売を連想された方もおられましたが、敬虔な姉の態度から して、それはなかったでしょう。 働くすべを持たない妹は、当然その間、一人で置いておかれることになり、ろくな娯楽も ない村に、美しく(少なくとも性の対象になる程度には)成長し、しかも子供同然の従順な娘、 とくれば、起こるべきことが起こります。「ただで相手をしてくれる便利な娼婦」とばかりに、 やがて村中の男たちが彼女を弄ぶようになる。そして、その後ろめたさから、男たちは姉妹に 優しく振舞うようになり、それを嗅ぎつけた女たちは逆に冷たくなっていく。 しかし、毎日寝る暇もないほど働いている姉には、異変に気付く余裕はない。しかし、なにか 変だ、とは感じていたのでしょう。 「断片的な記憶」という言葉からは、「急に優しくなった男たち」「冷たくなった女たち」 「ある日様子のおかしかった妹」などの、姉が「何か変だ」と感じていたその時々の出来事が、 次々に思い浮かぶ様子が想像できます。 敬虔な姉は、もしかしたらそうした出来事を、できる限り善意に解釈しようとしていたのかも しれません。例えば、男たちは純粋に妹を心配してあれこれと優しくしてくれたのであって、 しかし女たちはそれが面白くなかった、程度に。 しかし世界は暗転し、しかも、恐らくは姉が一番尊敬し、信頼していたであろう神父からも 裏切られ、そして妹は火刑に処されて、「村の秩序を守るための『Sacrifice』」になる。 では、姉は? 姉は、まさしく自分の青春の全てを「Sacrifice」にして、守ってきた妹を殺されたのです。 姉もまた、「村の秩序を守るための『Sacrifice』」にされたのです。 その事実に気付いてくれる人もないままに…… 以上の解釈から、私はタイトルの「Sacrifice」を妹と姉、2人を指すものと捉えます。 そして、姉に焼き殺されたと思われる村人たちは、「Sacrifice」に数えようとは思いません。 「誰かや何かのために、自分のものを投げ捨てること」が「犠牲」という言葉の意味ですから、 村人はそれには当てはまらないと考えます。 以上、いかがでしょうか。 長くなってしまいましたが、お許し下さい。
17:Sca 2008/01/06(日) 01:29:08 ID:4raPfmno 稚拙な文で申し訳ありませんが、皆さまの考察に心を打たれたと同時に自分の考えについての意見も聞きたかったので初めてですが書き込みをさせていただきます。 この意見は「わたしがより面白い、幻想的だ」と思ったように皆さまの意見を組み合わせたような感じにもなっております。 色んな方の否定意見も読んだ後、わたしなりの面白さをとった意見ですと先に宣言しておきます。 まず私は『姉は魔女』『妹は障害者』『姉と妹は双子』『姉妹ともに【Sacrifice】』『妹はエル』という考えです。 全体的な流れとしては16の名無しさんとほとんど同じ考察です。 まず母・姉・妹の貧しい三人暮らしで、村はみなさんが語られているようにキリスト教徒。 障害を持つ妹への村人の優しい態度に「誰もに愛される」と姉が解釈。 もちろん容姿的に美しかったことも優しさの原因だったであろうし、人間の心理としては自分よりも弱い人間の世話をしてあげることは優越感を感じてしまう、というのもあると思います。 そこで姉が妹に嫉妬、「死んじゃえばいいのに」 姉が魔女、という意見より、妹は寝込み、また姉が懺悔することで妹の快復。 魔女否定派の方の意見に、代償として母を選ぶことはおかしいという意見がありましたが、姉は自分が魔女だということが無自覚だったと私は思います。 設定が前後してたいへん心苦しいのですが、姉と妹は双子、そして妹は障害者。 妹の障害のかわりに姉が魔女の力を受ける。 姉はただ神に祈っているだけであったとしても、魔女の力がそれを実現。 姉はそれを神の恩恵だと信じ、神への信仰をより厚くする。 母が倒れたのは一種の等価交換であると思っています。 高熱を出させたり、快復させたりということがいくら魔女でも簡単にやらせてもらえるとはあまり思いません。 姉は『盲目のうちに』母を代価としてしまっていた。 母は妹に対しての【Sacrifice】という考え方は私はすきです。 ここまでが母が亡くなるまでの歌詞考察です。 朝な夕なはたらく姉と、病気のためはたらけない妹。 姉が働いている間妹は村の男に性的暴力を受ける(神父は含まない) 男たちは姉妹に優しくするようになり、村の女たちは男たちの行動に気付き、嫉妬で冷たくなっていく。 ただ、男たちが姉に優しくなったことが、後ろめたさなのか下心なのか、迷うところです。 何も知らない姉に心が痛んだのか、それとも、もし姉が仕事の最中は優しくしてくれた男に妹を頼んでいたと考えれば「優しくしておけば機会がより増えて得だ」という男の下心の線もありだと思っています。 姉はおそらく何も知らなかったであろうが、魔女の勘というかうすうすおかしいと感じてはいた。 それでも熱心なはたらきには神の加護があるだろうと前向きに暮らしていた。 妊娠が知られ騒ぎになり、姉妹の家に村人が集まる。 ここでの若女将の行動は混乱と、もしかしたら自分の夫が犯人かもしれないという焦り、不安、嫉妬からの『泥棒猫』 若女将はきっと姉の職についてや妹などの世話も焼いてくれていたんだろうと(妹の世話は、最初の頃…若女将→美しく成長したころに男たち、というのもありかな) 殴りかかった姉は動揺した村人たちのリンチにあい、『鉄の味〜』のあたり。 皆さまが聞き取り考察していた受胎告知のあたりは賛成意見なので省略。 神父は村の混乱を最小限の被害で抑えようと姉妹を村の【Sacrifice】に。 姉と妹は隣りまたは向かいあわせで火あぶりにされ、妹は姉に微笑みながら「ありがとう」と死んでいく この「ありがとう」は「今まで育ててくれたこと」に対してか、「守ろうとしてくれたこと」か、どちらもだと思います。 姉は妹が死んでいくのを見ながら、魔女としての力を暴走させ、火を村へと呪として返す。 裸足は「異端」や「魔女」の象徴。 姉は「村の【Sacrifice】となった妹」の【Sacrifice】として、村人を焼いた罪により奈落へと落ちていく。 最後に仮面の男と姉妹について。 仮面の男は、病的な肌の白さや美しさによるエルとの酷似や姉の「エル」発言により、妹を「エルなのだろうか」。 けれども妹が死んでしまったので、魔女である生き残ってしまった姉を「妹のかわり=【Sacrifice】」として仮面の男がパレードへ連れて行く、といったかんじでしょうか。 また、「見ていた」ということにより面識があったのか、といわれればそうではない気がします。 姉が見た先に男がいたので姉は男を見続けたのでは、と。 男がわざと姉に見られに行った、でしょうか。 姉の視界に男が入って行った?なんといえばいいのかわかりませんね…; あ、魔女の力で男をなんとなく悟ったというかそんなかんじでも面白いかもしれません。 ようするに、「村のために命を捨てた妹=Sacrifice」と「妹のために奈落へ落ちた姉=Sacrifice」であると私は思います。 村人がSacrificeであるという意見は、最初から最後まで全く違うパターンの解釈としてはとても面白いと思います。 結果的に皆殺しにあっているので、「この3人の母子の人生のSacrifice」として。 ぐだぐだしていますが、私の言いたかった意見はいずれにせよ先に述べてあるほうだと解釈ください。 長々と読んでいただきありがとうございました。
18:つばさ 2008/01/27(日) 01:07:53 ID:9A7O3erl [himoris@hotmail.com] Sacrifice=良いことのために何かを犠牲にするまたは犠牲になること。そして良いことを起こす、または悪いことを断ち切るために、神の前に生贄を捧げる儀式。この物語において、「Sacrifice」とは何を意味するのでしょうか? 妹が村人の犠牲になったと考えるのが一番自然。でも、私はそれだけではないと思います。このSacrificeの主人公は姉。私は姉にとってのSacrificeの意味を考えたいのです。 神に愛され、生まれつき幸せだった妹。誰からも愛される妹。妹は障害者であるという説もあるようですが、私はそうは思いません。姉はそれを妬ましく思い、さらに自分を惨めに思い、妹への嫉妬で苦しむのです。障害のある妹であれば、いくら美しくてかわいがられても、自分が健常であることに救いを見出すでしょうし、ここまで苦しむでしょうか?私は、その逆で、妹は姉にそんなささやかな救いの余地も与えないほど、どこからどこまで完璧な存在だったと思うのです。妹は文字通り、神に愛されて生まれた子。生まれつき神の子として村人から崇められ、恐れられる存在だったのではないでしょうか。だから、「一人では何もできない可愛い天使」。生まれたときから崇められ、妹が何かしようとすると、誰もが手伝ったのでしょう。 もう一つの鍵は今際の時の母の言葉。 「妹は他人とは違うから お姉ちゃんが助けてあげてね。」 死ぬ寸前まで母が気にかけ、言わなければならなかった「違い」。それはとても大きな「違い」。 村人から崇められる娘と一緒にいて、この母親は毎日どういう気持ちだったでしょう。 自分の子としてかわいいながらも、神の子として恐れ多く、また人間を超越する気味の悪い存在。恐らく、姉と同様、母親も心の中に沸き起こる様々な暗い気持ちに葛藤したことでしょう。 神の子とちやほやされているうちは、姉が助ける必要も無いでしょう。しかし、母親は、娘に対する異常なまでの村人の崇拝の行く末、娘の将来に大きな不安を感じていたのです。 妹が高熱で倒れた、それは神の子を身ごもったときだったのではないでしょうか。 そして、この母親はいち早くそれに気が付いたはずです。 その日から母親はそれをひた隠しにしたのでしょう。 娘を守りながらも、心のどこかでは信じられない。 そうこうするうち、急に自分が病に倒れる。 これは神の罰に違いない。主よ、私はあなたの子を信じ、守ることができなかった。 母親は、自分が果たせなかった役割をもう一人の娘に託します。 母親の死により、姉妹の境遇も変わります。 貧しいながらも片寄せ合って暮らすのは、村人が妹に距離を置き始めたから。 神の子の母親が突然死んだ違和感。そして目には見えない妹の変化。 男たちは優しかったが、女たちは次第に冷たくなっていく。 彼女たちは、きっと妹の変化に敏感に気づいていったに違いありません。 ある夜、妹の妊娠が明るみに出ます。 神の御子を宿したと言っても誰も信じてくれません。 「あれだけ世話を焼いたのに、恩知らず。」 神父でさえ、悪魔といって怒声を浴びせます。そしてお腹の子供ごと火あぶり。 いくら敬虔なキリスト教でも、婚姻前に子供を身ごもっただけで火あぶりにはなりません。 それは妹が「人とは違う」絶大な存在だったから。 村人たちがこれまで信じ、尽くしてきたから。 その信仰を裏切った。実は魔女で悪魔の子をみごもったに違いない! 妹は、これまでも、村人たちにとって、愛するべきものであると同時に、恐れ、気味の悪いものだったでしょう。それがこの一件で、一転して憎むべきものに変わってしまったのです。 それでも妹は村人たちを許し、その罪を一身に引き受けて死んでいきます。最後に「ありがとう」という一言を残して。 姉は妹の死を悲しみ、村人を恨みました。しかし、それだけではありません。同時に別な感情もありました。 自分を殺す村人を許す妹、死ぬって時に礼を言うなんて、どこまでお人よしで、ばかなの?私はそんなあなたを守ってやることができなかった。母との約束を守れなかった。あなたは死んでまで私を惨めな思いで苦しめるの? 葛藤で苦しむ姉はそれを解き放つために、儀式を行う。 私は「違う」。村人とは違う。私は妹を信じる。悪いのはみな村人だ。 私は「違う」。妹とは違う。私は村人を許さない。 「あなた達」がやらないのなら、私がやる。 私は「あなた達」とは「違う」。そう、私が罰を与える。 心を覆い尽くす悲しみ、憎しみ、怒り、そしてこの狂った世界を断ち切るように荒れ狂う炎。奈落に落ちていく彼女。それが彼女にとってのSacrificeの本当の意味ではないでしょうか。 以上、長くてすみません。私の妄想と笑ってください。
19:SENA 2008/02/01(金) 00:55:46 ID:XwNVkow5 遅いと分かっていながら書き込みたい衝動に駆られました。 大分前に出ていた仮面の男と姉の関係について、です。 多分妹が火炙りにされたのは間違いないと思います。 しかし、妹と違って姉は『若女将を殴る』しかしていません。 確かに人を殴るのは悪いことですが、それだけで火炙りになるでしょうか? そこで私が考えたのは 『姉は若女将に殴りかかり、その返り討ちにあい、気絶。』 と言う筋です。 『断片的な記憶』とあるところから考えたのですが。 で、姉はそのまま教会の地下にでも監禁されたのではないかと。 多分処分を決めるまで、と言う感じの監禁だと思います。 ここで妹はすでに処刑(火炙り)にされているものと考えました。 その監禁されている時、仮面の男が登場。 村人は全員、教会で姉の処分について話し合い。 仮面の男は姉を教会の外へ連れ出すんです。 で、姉は教会に火を… この流れだと随分矛盾の点も出てきますが… それはともかく、この村に子供はいないのでしょうか? いくら村人全員の話し合いだと言っても (行為により)妊娠した女の子の姉の処分について 子供まで参加するでしょうか? もし、大人だけ教会に集まっていたのでしたら 子供たちは生き残った? 場違い発言、失礼しました。
20:しゅん 2008/03/24(月) 11:09:30 ID:CZRPlkKs 初書き込みすみません。 サンホラにどっぷりはまったしゅんと申します。 微妙に気になったので書き込みさせていただきます。ライブ映像を見て思ったのですが… 姉と思われる女性が火炙りにされてます…。ライブ映像は正確ではないとゆう話なのですが…あまりにも考えががらっと変わるので… 姉が若女将につかみかかるとありますが明らかに殴りかかってます。後ろから…。 そして引き面れ十字架に貼り付けにあう姉。若女将死んだ? 妹は自分のせいで人を殺して火炙りになった姉に「ありがとう」と言い放つ。 姉はあの子は優しい子だから自分を火炙りにした村人を許すだろうが自分は決して許さないからと言い死亡する。 そんな意味に見えました。姉は最後まで妹のSacrificeとなった? そう考えると妹が酷く見えますが、妹は姉に内緒で男と遊ぶような女だった。姉はその事を知らないでせっせと働く。 村の女達は何となく知っていたから姉に冷たくなった、逆に男は姉も良くしてやったらと下心を出して優しくなった。 微妙に妹を火炙りに抵抗があったので、妊婦を焼き殺す意味合いで。 すいません微妙に矛盾するとこありますね…。 変な意見失礼しました。
21:ロエル 2008/03/27(木) 19:05:12 ID:0WipVvSS な、なるほど・・・!!!姉が火あぶりになっちゃう系・・・! 大胆ですね。びっくりしました。 しゅんさんの書き込みのあとで揺るぎつつある考えを、ちょっとこの場で。 妹は障害者。絶世の美女。姉妹は母をなくし、貧しい暮らしをしていたが、男達は食事を分けてくれたり力仕事を手伝ってくれたり、優しくしてくれる。 けれど村の女たちは妹の美貌を疎んじて、冷たくなっていく。 そして事件がおこる。妹がみごもった子供の父親は誰なのか、村の大人が集まり議論する。 妹は仕立て屋の旦那を指す。若女将、「泥棒猫!」旦那、「身に覚えがないぞ!」 若女将と姉の乱闘が続くが、旦那、必死に弁解。 大人たちは、障害をもった娘より、男の方を信じてしまう。弱者である妹の方が犠牲にされる。 姉は復讐するため、大人たちが集まった場所(協会?)に火をつける。火は村全体に燃え広がり、子供たちまでもが犠牲に・・・。 長くなってすいませんでした。
22:スタ子 2008/04/03(木) 23:24:13 ID:IX1FcmHV えっと初めまして ざっと読んだので被っている点があるかもしれません ライブ映像を見て思ってたことです。 しゅんさんと同じで炙られたのは姉 題名が「Sacrifice(犠牲)」ですから 姉が妹の犠牲かなとか思ってます。 ただそれを思うと妹は何故姉を助けなかったんだという話になりますけど;; そして最初この曲を聞いたとき 妹は障害者ではなく神やら天使やら とにかくすごい特別な力を持った子なんだと思ってました。 だから大罪を犯した(妊娠した)としても殺せなかった 仕方なく生かしておく なら代わりに普通の人間である姉 若女将に掴みかかったこともあったから、と 女たちもちろん賛成。 男たちも賛成。 神父はどうでしょう。強姦には参加してないと考えいます。 ただの狂信者ですかね・・・ 罪を犯した妹は神に背いたと、それだけじゃないかな 長くてすみません 私の考えですので
23:通行人B 2008/04/07(月) 01:31:04 ID:fftv6l+C 初めまして。 私はやはり、火炙りに処されたのは妹ではないかと思います。 まず分かっている内容としては ・妹は障害者 ・姉は妹の為夜な夜な働いていて、気にかけるひまがあまりなかった ・村の男達が強姦行為をした ・姉は村人たちのリンチにあった(もしくは若女将の暴力を受けた) ・↑により、意識が朦朧としている時があった ということがあげられると思います。 妹が火炙りになったというのは 〜頭上を・・・ 〜純潔の・・・火炙りだ 〜最後にありがとうと言った という部分からそうではないかと思います。 頭上=リンチを受けた姉が見せしめ(もしくは村人達が妹とともに姉をどうしたらいいか聞くために)のため教会につれてこられ、地面に放って置かれる。 純潔の〜=地面に転がった姉の周りでの村人たちの会議。 (こんな感じでしょうか?) 『神の子が身ごもっただって!?』 『神の子ならば純潔のはずだろう!』 『純潔のうちに身ごもったというのか?まさかこの娘、マリア様のような処女懐胎では?』 (ここで妹に嫉妬する女達の反論があったと思う) 『そんなわけないわ!誰もガブリエルをみていないのよ!』 『お腹の子は、神の子などではないわ!』 『ではやはりただの人間の子か……』 (ここで村人たちの間で、 ・男側…自分達の仕業だとばれたらやばい ・女側…この機に乗じて、邪魔なこの女を始末してしまおう という暗黙の共通意識があったとおもいます よって……) 『馬鹿いうな!神の子に手など出す奴が何処にいる』 『そうだぞ、こんな子に……』 (男側/大嘘) 『悪魔の契りによって孕んだんじゃないのかしら?』 『そうよ!この子は神の教えに逆らったのだわ!』 (女側/策略) (そして、狂信者というかただ神を信じているだけの、村の現状をよく理解していない神父が、そういいたてる村人の意見だけを聞く。 そして、 ・神の子なのに教えに逆らった ・悪魔と交わった“妹”は生かしてはおけない という結論に達したのだと思います。 小さな村ではたぶん村長とかそれくらいの位置にいた神父のいうことに、みんなうなずきます。 結果的に神父を利用したととらえられると思います そして……) 『災いの種である、この娘は生かしては置けない! ……火炙りだ!』 (賛同する村人達) ということになったのではないかと。 あと、ぼかされてる ・姉と妹の父親 ・妹の腹の子の父親 ですが… これはあくまで妄想ですが、もしかしたら同一人物とかだったかも知れないと思いました。 というのは、妹の障害(おそらく知能的なもの)は、近親姦による子孫が続いたことによるものではないかと。 (同一人物ではないにしろ、小さな村では親戚関係だらけだったと思われます) 非常に嫌な想像ですが……閉じ気味な村ではそれすらもシステムとして存在させていたのかも。 それと、姉と妹の母親についても。 母親には障害がないようですが、夫の存在が描写されていないところから、この人も強姦の被害者とかだったのかなあ……と考えました。 つまりSacrificeは「母」「姉」「妹」と続いたのではないかと・・・? まあかなり突飛な考えではありますが。 長文失礼しました。
24:リューデル 2008/05/27(火) 21:34:57 ID:ocHV6zLE いつも拝見させていただいております。 私にもあたためてきた考えがありますので、書き込みをさせていただきます。 時間などの問題から、全てのレスを見ることが出来なかった為、意見が被っていることもあるかもしれませんが、そこは見逃していただけたら、と。 まず姉は、「無邪気な〜死んじゃえば良いのに」から、一人では何もできない知恵足らずな妹がいて、それなのに無邪気な笑顔から誰からも好かれる妹を妬んでいたのだと思われます。 そして自分の「死んじゃえば良いのに」という発言からか高熱を出して寝込んだ妹。 恐らくそれで妹のことを愛していると実感したんだと思います。 しかしやっと妹の熱が下がったと思ったら今度は母。 母が今際のときに残した「妹は他人とは違うから お姉ちゃんが助けてあげてね」 という言葉から、自分に責任感を感じます。 そして朝な夕な働く。その間に、妹は村の男たちからそういった行為を受けていたのだろうと思います。 私的に、神父もその行為に走ってしまったのかと。 当然、妹は妊娠。「残酷な仕打ち」とは妹の妊娠だと思います。 姉は「主が遣わし給うた 神の御子ではないのでしょうか?」と主張しているものの、本当は村人たちの行為に感付いていたのかと。 それは村の女たちも知っていたことで、妊娠してしまったときには怒りが爆発し、ついには仕立て屋の若女将が妹の頬を張り飛ばした…と。 妹に手を出されたことに頭に血が上った姉は、若女将に掴み掛かる。 その間(曲の中では男たちが口裏合わせをしているときに頬を張り飛ばしたようになっていますよね?)に神父やそのほかの男たちは口裏を合わせた。 男たちや、神父にとってそれは罪をなすりつけるのに都合の良いことだった。(姉が悪事を働いてくれれば、妹を味方する人も少なくなるだろう、みたいな) 補足ですが、当時、妻がいるのに他の女を犯すというのは死刑にもなる罪だったとか。 それで決まった判決は、 妹は身篭ったものの、村の男たちはそんなことをするはずがない。 姉は神の子だと言い張るが、誰もガブリエルを見てないじゃないか。 それならば、悪魔の子を身篭った(?)のか、それともお前は魔女!? どちらにしろ火炙りだ!!! というような。 妹は、足りない頭で考えて「姉が自分の為に頑張ってくれた」とでも思ったのではないでしょうか。 そして最期に「ありがとう」と言った。 村の男たちに犯され、悪魔の子を身篭ったのだと罵られ、挙句の果てに火炙りにまでされた妹。 それでも優しい妹だから、全てを赦すのでしょう。 「でも私は絶対赦さないからね…」 というようなところでしょうか。 そして、姉は村に火を放った。 しかし、ただその辺の民家に火をつけても村には燃え上がらないのでは? 昔はライターなどの便利なものもありませんし、火を持っていれば当然人目につくでしょうし…。 第一、少し燃え上がっただけで全員が消火にいくでしょうし、そんな簡単に上手くいくわけはないと思います。 そこで私が考えたのは、教会です。 同じ考えの方も何人がいらっしゃるようですが、その日村ではミサが行われていたのでは? それならその場から動けないほどの怪我や病気でも無い限り、皆教会に行くと思います。 姉が来ていないのも、妹の死亡に落ち込んでいると考えれば無理もないでしょう。 教会には大きな窓という窓も無いですし、(あるとしたらステンドグラスくらいでしょう)外から鍵を閉めて火を付ければ逃げられる人は居ないのでは、と。 長くなった上、文面もよくわかりませんね。すみません;; 少しでも皆さんの役に立てれば光栄です。 では、乱文失礼致しました。
25:緋色 2008/05/28(水) 21:05:31 ID:005r01t7 はじめまして、緋色といいます。 皆様のイロイロな意見を一気に読ませていただきました。 私の中のあいまいだった部分がより鮮明になり、 すごく参考になりました。 ここで、私が話題に上げたいのは、 このレス中盤ででてきた 「私は絶対に許さないから」 の、姉のセリフについてです。 実は、私は最初。 「でも、私は絶対に許さないから」 と、聞こえていたのですが、 「エル」と言っているように聞こえるとの事で 私も、もう一度。 注意深くスピーカーで聞いてみたところ・・・ 片方のスピーカーからは、 確かに「エル」と聞こえるのですが、 もう片方のスピーカーからは、 聞き取れない別の言葉が聞こえました。 そこで思ったのは、 もしかしたら、両スピーカーからのセリフは 「エル」の部分だけ、違うのではないか。 という考えです。 今までのアルバムなどにも、そのような仕掛けがあったので、 考えられなくもないと思うのですが・・・。 自分の家のスピーカーが壊れているわけでもなく、 CD事態が変なわけでもなく・・・。 私の耳がおかしいだけでしょうか(汗 この話題についての見解の方も 正確なものじゃなくていいので 教えていただけると幸いです。 長文失礼しました!(汗
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