Sacrifice統合質問スレッド【ネタバレ注意】
6:転載中 ★2007/11/12(月) 00:09:23 ID:3Q/XQWjFAAS
神に愛された〜 - 白 (2006年04月02日 19時16分11秒)
はじめまして。書き込み失礼します。
勘違いその他諸々あると思いますが一説、と言う事で。

『神に愛されたから 生まれつき幸福だった』
これは皆さん仰っているように妹が先天的に障害をもって生まれてきた、ということの示唆だと思います。
『一人では何も 出来ない可愛い天使』、(此処の“天使”は純粋ににこにこしていることの比喩?)
母の今際の時の台詞、『――妹は他人とは違うから』や、
あとに身篭ってしまった事などを考えても、知能の発達が遅れていた。と考えると自然に思えます。
ただ最初のの表現は姉の僻みもあったのでは?と思います。
妹は『神様に愛されている』から、皆に愛されて『幸福だった』。でも私は・・・という嫉妬の言葉なのではないか。と。

神父様の怒声、のところはあまり肥えていない耳ですが
「純潔の」
「悪魔と契った」
「マリア様の」
「災いの種」
「誰もガブリエルなど」
「火炙りだ」
と聞えました。
ガブリエルは聖母マリアにイエス・キリストの受胎を告知した天使なので、そのことを言ってるんだと思いました。
ガブリエルは降臨していない→神の御子では無い。
しかし、誰も孕ませた相手がいない(純潔?)→悪魔によって孕まされた災いの種→火炙りにしてしまえ

『それなのにどうして こんな惨酷な仕打ちを...教えて神様!』
のあたりの歌詞は妹が子供を身篭っていることが発覚した夜、村人に罵られる前か妹が殺されてしまった後の台詞だと考えました。
前の場合、姉は全てを悟り、絶望して、心で神に問うたもの。
『神の御子ではないのでしょうか?』それならば問題は無いのに、と。
そしてその事実を隠そうと思ったが村の女たちに見つかってしまい、次の歌詞へ繋がる。
後の場合、貴方(神様)が愛した子なのに、こんな仕打ちをするのか。
身篭った子供は、貴方が遣わせた『神の御子ではないのでしょうか?』
訊いても答えは返ってこない。
という感じです。

最後に、姉妹の年齢について、ですが・・・
姉が十七、八。妹が十四、三ぐらい。と思っておりました。
最初の方の歌詞からあまり年の差が無いような印象を受けたので・・三四歳差でしょうか。
姉は“行為”についての知識は持っているが妹がそうだと信じたくなかったのではないかと。

姉妹は双子(=同い年)というのも考えたのですが・・・確証が無いので保留します。

読みにくいところもあると思いますが・・ご容赦ください。
失礼致しました。


「断片的な記憶」について - 吟遊詩人P (2006年05月18日 21時13分41秒)
はじめまして皆様。
最近SHを知ったばかりで、SH歴がまだ浅いので、見当違いな発言でしたらごめんなさい。
皆様、とても深く考察なさっているのですね!凄いです!大変興味深くよませていただきました。

ところで、本題なんですが・・・・
Sacrificeの後半、「断罪的な罵声 断片的な記憶・・・・」の「断片的な記憶」とは、誰の(誰が)、何についての記憶(を思い出している様子)なのでしょうか??

「断罪的な罵声」は、姉妹を罵る村人若しくは神父様の声であるのは間違いないとして、「断片的な記憶」のほうは、どうも前後の繋がりがなく、唐突のような気がして、とても気になっています。

もし、「姉」の記憶であるとするなら、姉は何の記憶を「断片的」に思い出しているのでしょう・・・?
幸せだった日々?
それとも、「妹」が村の男達の慰み者にされていることを、薄々気づいていた・・・・??←これは、姉が妹のために「朝な夕な」働き、若女将に殴りかかるような人物であることから考えて、気づいていたなら何らかの行動をとる筈なので、可能性は低いと思われますが・・・・(「神の御子ではないのでしょうか?」という言葉とも矛盾しますし)

では、何を??

解決済みでしたらごめんなさい。どなたかお考えをお聞かせ願えないでしょうか??
よろしくお願いします。

「断片的な記憶」と、その他にも少し。 - こぶ (2006年05月19日 22時04分38秒)
横からすみません。
自分は「断片的な記憶」は姉の記憶だと思いました。

仕立て屋の若女将が妹を張り飛ばした→何もしていない妹が張り飛ばされた=何故そんな事をするのか解らない→混乱→記憶が断片的にしか残らない

と言った感じです。
「何もしていない妹が張り飛ばされた」は「妹が身篭っているのは処女受胎だと信じている」が前提に出てきますが、妹が身篭っている事が発覚した時点で(その事で家に村人が押し寄せて来る事も重なって)混乱しているなら「何もしていない」を外して「妹が張り飛ばされた」ってのでいけると思いました。
「何故そんな事をするのか解らない」はその後の「この女は何を喚いているんだろう?」から来たのですが、これも「混乱」が先に来ていれば問題なく処理できると思います。

因みに、自分的にはこの曲は「村を焼き払っている時」に燃え上がる村を見ながら「そこに至った経緯や、それまでの生活」などを思い出したりしながら立ち尽くす「姉」の曲だと思っています。
故に「断片的な記憶」は姉の記憶ではないかと。

あと、「仮面の男」なのですが、他の曲では『不幸事が(ある意味)終わって絶望の淵にある女性を、楽園パレードへ誘っている』感があるのですが、この曲では「『仮面の男』を見ていた」とあるように『姉』は前から知っていた様に思えるのです。(初見の相手なら『見つけた』とか、ArkやBaroqueのように『立っていた』になると思ったので。)
ということは、ラストの部分までに仮面の男は姉とは既に知り合いになっていて、村を焼き払ったのも仮面の男が手伝ったとかではないかとか妄想しております。仮面の男がけしかけたって事も考えられるかなぁと。こじ付けですかね。
吟遊詩人Pさん、とりあえず自分の考えは上記(前半)の通りです。
失礼な物言い&ぶっ飛んだ妄想ばかりで申し訳ありません。

「断片的な記憶」 - 吟遊詩人P (2006年05月22日 01時38分51秒)
>こぶさん
レスありがとうございます!鋭いご意見、素晴らしいです!こぶさんの仰るとおり、妹が身篭った、或いは、「妹が張り飛ばされた」のを見たショックで混乱状態にある姉の様子の比喩、とすると、前後の繋がりがはっきりしますね!私は、「記憶」=「過去に起こったこと」なので(「記憶」が姉のものだとするなら)姉はもしかして、村の男達が妹の部屋に出入りしているのを何度か目撃していて、そのことを思い出していた・・・?とも考えたのですが、そうすると、姉が「妹が身篭ったのは処女受胎だと信じている」という前提と矛盾してしまい、結論が出なかったので・・・・(因みに姉が「妹は処女受胎」だと信じている説、には私もほぼ賛成です。)。しかし、この歌全体が、姉の「回想」だとするなら、「記憶」という言葉が使われていることにも納得がいきますね。

「仮面の男」ですか・・・確かに「見ていた」という表現は特殊にも思えますね。「姉」と「仮面の男」が既に知り合っていた・・・・うーん、私は考えつきもしませんでした^^;。それも面白いかもですね。そう仮定すると、「仮面の男」は、あらかじめ楽園パレードに連れて行く相手として「姉」に目をつけていたうえでけしかけた、という解釈もできますね(何故目をつけたのか?と突っ込まれると答えに窮してしまいますが・・・・^^;)
もし逆に、「姉」と「仮面の男」が知り合っていない、とするなら、「見ていた」という表現は、「(他のことは何もせずに)ただ見ていた」という印象をあたえるので、→見ていることしかできなかった→姉自身も火に包まれていて、動けない若しくは視覚以外の感覚がない。のかな、と。「等しく灰に〜」と言っているので、「妹を守りきれなかった自分」も「罪深き者」として、「等しく」の中に入っている可能性はあるのでは、とは思っています。(もしそうだとしたら、村ごと全滅ですね・・・コワイ><)
ただ、そうすると、「仮面の男」は生者と死者、どちらも「楽園パレード」に連れて行くことができるのか?という新たな疑問が生まれてしまうのですが・・・・(これは明らかになっていないですよね?)

う〜ん、SH考察、深いですね!

まとまりのない文章で、申し訳ないです。ありがとうございました!




姉は魔女 - Suz (2006年06月07日 00時09分54秒)
初めまして、私も少しだけ考えをまとめたいので書き込みをさせて下さい。

私は前に述べられていたように、「姉が魔女」であり、「本人の自覚しない神がかり的な力によって妹が高熱で倒れた」ことを支持します。また母の死因ですが、私は「妹への呪はそのまま、妹の看病に強く心を砕いていた母に転嫁された」と考えています。(陰陽道等でも一度発せられた呪は取り返しがつかない=ヒトガタを用意して身代わりにぶつける、等しか回避方法がない)

妹と、妹と男達との間で行われていた行為についてですが、私は二通り考えています。
 一つは、皆様と同じように美しい容姿を持ちながらも白痴である所為で成長と共に村の男達に陵辱されても理解できない妹。
その場合はまず自分の身体に何をされているかを理解出来ない筈なので、姉にそれを漏らす事も当然ありません。ですので姉が知らないのは当然ですよね。
 二つ目は、ごく普通の精神状態を持ちながらもアルビノ(銀の髪に紅い瞳の美形、確かアルビノは日光に当たる事の出来ない体質)であるが為に人と同様の生活を営めない妹。
後者の場合は姉が働きに朝夕出かけている間、月が出るまではカーテンを閉め切った部屋から出られない妹は世話に(もしくは男達の間では暗黙の了解として、仕事の合間を縫って日替わりで?)訪れた男達に追い詰められて強姦されていたと考えられます。当然こうなると羞恥心、罪悪感、姉への申し訳なさや面倒を見て貰っているのだから村の人間達に何も言えない、また宗教的な理由からも姉に漏らす事はないと思います。…こうなると可哀想ですね。

最後の火炙りの刑ですが、私はここでは姉と妹、両方が処されていると思っています。
妹と姉が例えば向かい合わせ、隣で十字架に架けられ共に火を放たれますが、「姉は魔女」で「神がかり的な力に守られている」ので死にません。燃え盛る焔の中で妹が微笑んで死に絶え、同時に自分を包む焔(死なないので)その向こうに見える村人達を十字架に架けられたまま見つめていた。
そうして「悪魔とはお前達のことだ」「等しく灰に還るといい」と叫び、自分と妹を包む焔を呪として返した。靴は焔に焼かれて裸足となり、そのまま燃え盛る村と人々を、焔から解放された妹を抱きながら姉は笑って見ていた、という想像をしたのですが…。

如何でしょうか。
友人からDVDをお借りして、Sacrificeの映像を見る限り、姉が十字架にかけられている点を不思議に思っていた結果このような結論に至りました。


魔女? - 柘榴 (2006年06月27日 15時07分17秒)
初めまして、つい最近サンホラの存在を知ったサンホラ初心者です。
早速ですが、私は『姉は魔女説』否定派です。

妹が高熱に倒れ、やがて治ったが母が病で亡くなった事。
これは呪いの転嫁ではなく、単なる偶然だと考えます。私は姉が神を信じきっているのはこの事があったから、だと考えているからです。
自分が死んじゃえばいいと思ったら熱を出し、懺悔によってそれが治る。そんな事が起これば誰でも神という存在に感謝し、妄信するでしょう。
(もし姉が魔女だとしたら、妹への呪いの身代わりにに母を選ぶでしょうか?身内をこれだけ想う姉が母を犠牲にするとは思い難いです)

村中を火に掛けた方法は考察サイト『地平線への鍵』さんの考察の通りの(姉が村人全員が教会に集まった所を火炙りにし、その後村中に火を放ったという)方法が一番現実的であると思います。
裸足については妹が殺された時から村人達への怒りのみで動き、裸足であろうと関係なかった(若しくはその上であえて魔女と掛ける皮肉)かと・・・。
魔女であれば靴だけ焼けて服等は焼けないというのも可笑しな話ですしね・・・。

また、「DVDで姉が十字架に〜」というのは、見た事が無い以上強く言えませんが、おそらく歌い手は一人ですよね?その人が直前まで姉として歌っていて、村人役の人に十字架に掛けられる、という演出ならば、それは妹が十字架に掛けられ火炙りにされた、というのを演じているだけなのではありませんか?(違っていたらすみません;)

Suzさんの意見を真っ向から否定する形になり申し訳ないですorz
私の意見は以上です。失礼しましたー;;

すごいよ!サクリファイスさん - ベル専 (2006年06月28日 00時47分45秒)
皆さまの支援になるかどうか、
私の耳コピなんですが『神父様の怒声』あとのセリフは、
「ジュンケツノゴウ…アクマトチギッタ…ワザワイノタネ…マリアサマ…ダレモガブリエル…ヒアブリニ」
と聞こえます。良さそうな漢字に変換すると

純潔の業
悪魔と契った
災いの種
マリア様
誰もガブリエル
火炙りに

といった所でしょうか。
あと、「妹が身ごもっている事が発覚〜」の時、BGMにスズムシの鳴き声とフクロウらしき鳴き声が聞こえる所から、「村」は森に囲まれている可能性が高そうですね。
そして、出所は怪しい(信用が低い)んですが、「頭が……な人」の事を『天使の人』と呼ぶこともあるみたいです。
…どうも、外堀を埋めるような事だけしかしてなくてすみません。

失礼します。 - 名無しさん (2006年06月28日 10時11分12秒)
失礼します。
ここで話題になっている「姉のほうが火あぶりにされているDVD」とは、中野のライブDVDのことでしょうか?
それでしたら、どこかでRevoさんが、「ライブ化するにあたって、(CDとは異なる)ライブ独自の解釈をしている」というような内容の言葉を仰っていたのを聞いた気がします。不確かな記憶で申し訳ないのですが・・・・。

失礼いたしました。

妹は・・・ - 珠樹 (2006年08月04日 12時08分35秒)
はじめまして。 
サンホラ初心者で、お目汚し失礼しますが、ちょっと私が思ったことを書かせて頂きます。
私は、ここで数名の方が仰っていた、妹はアルビノなのではないのかというものに賛成で、こういった考えになりました。

”一人では何もできない”というのは、障害ゆえに自分のことすらもできない、という意味で、
”可愛い天使”というのは、真っ白な容姿でラフレンツェと同じように(背筋が凍るほどにかはわかりませんが)とても美しく、姉の目からみて妹は天使のように思えたのでは、
”誰からも愛される”というのは、同情で村人達が妹に優しくしていたり、母が妹の看病をしているのをよく見ていたからではないのかと勝手に思っております。
それと、最後の方で姉が「〜、私は絶対に許さないからね」というので、私は最初、「でも、私は〜」なのだと思っていましたが、最近「エル、私は〜」に聞こえてならないのですよ。
そうしたら、妹は「エル」なのではないのかと思います。
どうやらエル=エリスのようなので、冒頭の「彼女こそ私の〜」というのは、妹に言っているのではないでしょうか。
そしたらわざわざ仮面の男が姉の前に出てくる必要はないでしょうけど(汗)

間違っているところばかりでしょうが、これが私の意見です。
では、乱文失礼いたしました。誤字がないことを祈って・・・


1-AA