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エルの質問[A←→E]&ELYSION総合スレッド【ネタバレ注意】
10:転載中 ★2007/11/12(月) 01:34:17 ID:3Q/XQWjFAAS
パレードについて - 白 (2005年06月26日 21時32分45)
はじめまして。
いきなりですが、私の考えを書かせて頂きます。
皆さんが書かれた事も、参考にさせて貰ってます。
自分の考えとしては、
ABYSS(仮面の男)とElysion(エリスの母)の子が
Elyss(エリス)なのではと。
Elyssの出産後にElysionが他界。
そして、Elyssの発病
治療費のために、ABYSSが悪行を重ね、
天秤にて殺される。
そして、Elyssの他界後、
黒い瞳孔の少年がElyssに恋をして。
彼女を探す為に、仮面の男としてパレードで世界を廻る。
そして、もう一説
ラフレンツェの話は、彼らの祖先の話
ではないのでしょうか。
ラフレンツェ=Elyss
オルフェウス=ABYSS
として、二人の禁忌の結果
冥府の亡者が乗り移りそして
Ark
Baroque
Yield
Sacrifice
StarDust
のようなことが在ったのではないかと。
そして、その亡者達を、回収するために
パレードをする。
皆さんの意見を聞かせて頂けたら
幸いです。
失礼しました。
ドーットー・・・ - LUNE (2005年06月29日 01時04分18)
RH-KENさん、蜜戸さん、遅くなってしまいましたが
ありがとうございました。
大変参考になりました。
少なくとも“ドット”ではないと(笑)
Elysionについて - nama (2005年07月03日 20時47分50)
はじめまして。
「Elysion」の意味について簡単に説明させて頂きます。
といってもあちこちからの引用ですが。
その語源はギリシャ語で「ΗΛΥΣΙΟΝ(エリュシオン、エーリュシオン)」。
西の最果て(夢見ながらも決して届かない理想郷)、あるいは地下(奈落)にあるとされています。
ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』にも登場します。
で、「Elysion」というのはこのギリシャ語表記を英語表記に直したものです。ホンダの車の名前にも使われています。
ところで、タイトルは『Elysion』と最初の一文字以外は小文字なのですが、歌詞中(『エルの肖像』『エルの楽園[→ side:A →]』)では「ELYSION」とすべて大文字で表記されています。
一方『ABYSS』は両方共すべて大文字です。
私はこれを作品レベルで読み解いていますが、ここでは物語的な解釈が盛んですので、あるいはネタになれば幸いです。
それでは失礼しました。
たびたびすみませ・・・!! - nyabu (2005年07月07日 14時14分41)
「―オノレラフレンツェ」
「―ニクキラフレンツェ」
の「―」の前にはなんと言っているのでしょうか?
教えてください!!
天秤の分解1 - yuu-yuu (2005年07月07日 23時36分36)
たくさん立てられてる仮説のひとつとでも取って参考にして下さいw
登場人物:仮面の男(ABYSSの前身)
:娘
:使用人
:伯爵
このトラックのみの物語を分解してみると、
最初、仮面の男の所業・目的が最初に語られ、その存在の説明がなされた後、歌へと入りますね。
『闇を〜息を潜めた』:語られてはいませんが、おそらく使用人と娘が人目を忍んで情愛を交わしていた描写と思われます。
そして
『慌しく〜愛に捧げた』:どういった方法か、うまく娘を連れ出して駆け落ちを始める事に成功したくだりと思われます。
『さよなら』
ここでコーラスが入ります
『権力の走狗〜至尊への椅子は買える』
これは伯爵サイド、娘が政略結婚の手駒と考えられている事を示しているものを思われます。
(これを知った事をきっかけに使用人は駆け落ちに踏み切ったのでしょう)
『身分違いの恋〜悲劇』
娘の立場からの見解と思われます。許されざる恋、しかし惹かれ合う♂と♀。そして嗜虐的な貴族主義を蹴って檻を抜け出す。この状況は『悲劇』として代表的な構図。
対し伯爵サイドの価値観
『運命の遊戯盤の上で〜むしろ喜劇』
貴族の世界は殺し殺され、飽きもせず。勝者であり生者は敗れ死んだ者を追悼…思出だし、笑う。そんな価値観で他者を蹴落とし命を奪う事こそ人生。滑稽である。喜劇とは皮肉。
『さよなら(死んでくれ?)』
コーラス(コインで雇った者が裏切る〜)
ここで仮説。
・使用人が娘を連れ出す手引きを依頼されたのが仮面の男では。
・ある程度手引きをした後、仮面の男は伯爵へ情報をリーク。
・伯爵は事情はどうあれ『娘』が帰ってさえくれれば至尊への椅子が買える。忌々しくも使える駒、仮面の男をより以上のコインを叩きつけて買収。
以上の取引が逃走中に行われていたと仮定すると
・仮面の男は彼らに手配していた船の船頭に扮し待ち構えるという
事が可能です。
コインで雇った者が裏切る世の中。怖いですね。
天秤の分解(2) - yuu-yuu (2005年07月08日 00時02分12)
長くなったので分けることに;すみません。
『帰りの船賃でしたら〜』ぬけぬけと仮面の男は言います。
取り囲まれる使用人。『残念ダッタネェ』 何かが殴られる音、
『ウッ』という男のうめき声、続いて聞こえる水音。水底に沈められたと思われます。さよなら使用人。
『娘さえ〜』
:使用人を手引きした忌々しい仮面の男。目を合わせてはこの場で殺してしまいかねない感じでしょうか。それとも人というより単に駒としてみていただけでしょうか。ともあれ金貨の詰まった袋は叩きつける程度には苛立っていたのかもしれません。単に机を叩くくらい重い袋だっただけかもしれませんが。
順逆ですが、ここで上記したやりとりがなされます。
『いつも人は〜知りたがる』
:おそらく取り囲まれた時点で娘は連れて行かれ、使用人の末路はこの目では確認していない事でしょう。あの人はどうなったのか。
知らないままの方が幸せであったのに。逃げた娘の問いかけに、宣告するように伯爵は伝えたろう。あきらめろ、と。
愛する者の死を突きつけられ、娘の心は破滅へと歩みだす。
『華やかな〜好むのか』
もしかしたらそんな運命もあったかもしれない。幸せな花嫁として…。しかし。
『虚飾の婚礼〜見逃さない』
結局娘に用意されたのは政略結婚の場。花嫁の暗い感情の行き場はただひとつ。破滅の女神はどんなほころびも見逃さない。うまく立ち回ったつもりの仮面の男。娘はその所業を聞かされていた。
『嗚呼...〜』
そりゃすさまじい形相で地に伏せた男も凝視しますね。
恨みを晴らした娘も終わりです。色々と。
愛する人が殺され、その復讐もあっけなく終わってしまい。何のために生きればいいのか。気が触れてしまったのかもしれません。
何か叫びながら闇の彼方へ走り去る。破滅しちゃいました。
以上、エルの天秤の物語としてはこんな感じの顛末ではないでしょうか。この後、エルの楽園side.Eに続くのでしょうが、何故金が必要だったのか?などはまとまっていないのでまた機会があれば。
ただ、続く際、さび付いた鍵をつかもうとしているのは薄れゆく意識の水底、つまり精神世界に属する状態ですね。這いずってるのは生前の状態を引きずっているのかもしれません。仮面の男はエルを求めるABYSSとしての意識に切り替わっているのかもしれません。
肖像における少年…いや やっぱりここらへんはごっちゃですね。
それでは長文失礼しました。
あややや - yuu-yuu (2005年07月08日 00時04分03)
すみません; 長文考察のBBSできてたんですね;
お聞きしてもよろしいでしょうか - かな (2005年07月18日 22時53分29)
はじめまして、かなと申します。
早速なんですが、「エルの肖像」で
E→エリス(娘)・エルシオン(楽園)
A→アビス(少年)・アビス(奈落)
・・・に更に、アダムとエバって歌詞にありますよね。
アダムとエバは、禁断の果実(りんご)を食べて、神に楽園(エデン)
を追放された。それでその後、子を産み、地に還るんですよね。
やっぱり旧約聖書が関わってきてるのでしょうか?
乱文スミマセン。
個人的Elysionのイメージ - 空腹 (2005年07月20日 02時04分18)
楽園幻想組曲では、全編通してイメージ的に赤が使われている気がします。
エルが関わるところ以外では「赤い真珠」「真っ赤なフルーツ」「赤く染まった視界」「真っ赤な〜〜」等の赤が出てくるんです。
でも、Arkには見当たらなかった…。
単に偶然なのかもしれないんですが、エルの赤い目が印象的でちょっとそう思ってしました。
ラフレンツェ - 総領治 (2005年08月05日 12時53分13)
>nyabu様
「―オノレラフレンツェ」
「―ニクキラフレンツェ」
の前の言葉ですが、前のほうで紫月様が書いておられます。
私には
「In a sad(ly) voice オノレラフレンツェ」
「I still 〜 ??? ニクキラフレンツェ」
に聞こえました。
『悲痛な叫び』とあるので意味が通じるかな、と。
オノレ、ニクキ - ふぉる (2005年08月16日 04時37分10)
>―オノレラフレンツェ
の前のは
Creature's voice
かなぁと、私にはそう聞こえる気が……でもこれだと生き物の声になっちゃうんだよね。
化け物という意味でクリーチャーって使えば使えなくもないけど。 生者も彼岸に楽園を求めるらしいからかまわないのかもだけど、それだと悲痛なのは家族や恋人を蘇らせたい人間の叫びなのだろうか?
と思ってたのですが、総領治さんの
>In a sad voice
と思って聞いてみるとソレっぽい。てことでこの案(Creature's voice)取り消しでw
>―ニクキラフレンツェ
こっちはうまく聞き取れないんですよね。
イットセンティファイドとか聞こえるんだが、It sentifideとか、んな単語ねーよorz
度シ難キ、門ノ番人── - 眩夜 翠 (2005年08月18日 00時16分12)
片方だけですが...
「Insanity ward──オノレラフレンツェ」
insanity=狂気、精神異常
ward=番人、結界、監守、病棟
『狂気の沙汰』というキワドイ意訳もあるようです(´=v=`)
初書き込みにて、ご質問をば。 - 燎原 (2005年10月21日 14時31分08)
どうも、初めまして皆様、SHに狂ったようにハマってる燎原と申します。
名指しでの、ご質問は、ルール違反ではないのかと、
ちょっとビクつきながらもご質問があります。
眩夜 翠 様、書の落書きの考察を読ませていただきました。
非常に深く世界観を練っており、輪郭しか想像しきれなかった私では、
到底及びもしません。尊敬の意を払う次第であります。
さて、そこで一つお伺いしたい事があるのですが・・・。
眩夜 翠 様の考察で、一箇所だけ、わからなかったところがあるのです。
それは、魔女とラフレンツェにおける考察の部分です。
まず、オウフェウスがエウリュディケとして自分の娘を愛し、
それを知ったラフレンツェが彼を呪った、とありますが、
これはどういった呪いをかけた、と解釈しているのでしょうか?
貴方は幸せにはなれない、とか、貴方は必ず奈落へ落ちる、とか・・・
また、魔女とラフレンツェ内の歌詞では、ラスト直前で、
「暗い闇の中から〜振り返ってしまうだろう」のくだりと、
眩夜 翠 様の考察の関連点がわかりませんでしたので、よろしければお答え願えませんでしょうか?
歌詞の内部では、オルフェウスがエウリュディケの手を引いて、とありますので、
既に娘が生まれた後の話なのでしょうか。
ですが、その場合、備考の部分で書かれている、ラフレンツェは出産により命を落とした、というような内容の事と、食い違いがおきてしまうのですが…。
無駄に長文になってしまいました、申し訳ございません。
書の落書きの方の、眩夜 翠 様の書き込みにレスするのが良いやり方だと思ったのですが、レスがつけられないようになっているようでしたので…。
よろしければ、上記の疑問点について、ご回答をくださると嬉しいです。
眩夜 翠 様の考察は、私にとって非常に真実に近いのでは、と思っていますので、
それを少しでも確信に近づける為にも、よろしくお願い致します。
それでは、長文、乱文、失礼致しました。
流れと外れるのですが - 37 (2005年10月30日 23時16分52)
初めまして。
いきなりなのに流れを切ってしまうようで申し訳ないのですが、「エリス」というとギリシャ神話の女神エリスを思い出しませんでしょうか?
トロイの木馬で有名なトロイア戦争の発端となる黄金の林檎をもたらした不和の女神です。
そして「林檎」といえば創世記でアダムとイヴが楽園(エデン)を追放されるきっかけとなった知恵の木の実。(実際は林檎ではないという説もありますが)
しかもその林檎を与えた蛇もまた「エリス(もしくはリリス。以前かなくさんがおっしゃられた「イヴの失敗作」と同一であるかと)」である、ということも聞いたことがあります。
とはいえElysionとどうやって関連付けできるかまだ全く考えていないのですが・・・;
それから関係ないとは思うのですが「林檎」と言えばもう一つ、「Yield」での「真っ赤な果実」という言葉も連想できます。
まあ、さすがにこちらは関係ないでしょうが(苦笑)
訳のわからない文章になってしまってすみません・・・;
気になる音があります。 - りゅー (2005年11月01日 20時33分59)
いつも拝読しているだけでしたが、初めて書き込み差していただきます。
最近気になる音を見つけたのでお尋ねしようかと思って書き込みました。
『エルの天秤』にある下記の歌詞についてですが。
虚飾の婚礼 消えた花嫁…
この歌詞の前に「ドシャァン!」と音があるんですがアレって何を意味しているんでしょう?
私的には雷の音かと思っていましたが、最近仮面の男が刺された音に聞こえます。
>37さん
エリスは恐らく『Elysion』からきていると思います。
同じ楽園でもエデンはあまり関係ないかと…。
無題 - 37 (2005年11月07日 00時16分50)
>りゅーさん
返信有難うございます。
エリスが『Elysion』から来ている、というのはわかるのですが、とはいえ『エリス』というとやはりギリシャ神話の不和の女神や創世記の蛇が有名ですし、完全なるオリジナル、というわけでもないのではないでしょうか。
それからエデン(楽園)のことなのですが、エルの肖像にて
“それは失ったはずの『E』(エデン)の面影”や
“求め合う『E』(エヴァ)と『A』(アダム)”
という歌詞があるので、無関係ではないと思います。
それ以外にもキリスト教的な表現は随分多いですし。
それで考えたのですが、ギリシャ神話の方にしても創世記の方にしても、『エリス』という存在は「不和をもたらすもの(→楽園追放の因となるもの)」なので、仮面の男アビスが求める『エリス』もまた「不和をもたらすもの」だと思うのです。
仮面の男にとっての「エリス候補生(?)」となるABYSSサイドの少女達は皆何らかの形で誰かに「死」を与えているわけですし。
まあ、不和=死というのは些か強引なような気もしますが;
とはいえ、蛇の方のエリスがもたらした林檎を食べたが故にアダムとエヴァ(この話には関係ありませんがその子孫たる人類全員)は罪を負い、死ぬものとなった(楽園を失った原罪、とはこのことかと)ので、「エリス=死をもたらすもの」でもいけそうです。
あ、あとりゅーさんのおっしゃる『エルの天秤』の「ドシャァァン!」は私も仮面の男が刺された音だと思います。
長文な上相変わらずまとまりのない文章でごめんなさい;
では、失礼致しました。
ABYSS=タルタロス? - ぜろ (2005年11月16日 12時12分53)
どうもおっぱじめまして。
皆さん考察SUGEEEE…おかげさまで天秤かなり解ってきました。ありがたい限り(´ω`)
一つ気になったこと(話題とは全く関連なしw)を。
ギリシャ神話の解釈として、冥界ハデスから枝分かれして楽園[エリュシオン]と奈落[タルタロス]が存在する説があるんですが。奈落をABYSSとするとこの二つを表裏として一つの[地獄]と捕らえられないでしょうか?
タルタロスって言葉はどこにも出てこないんで考えづらいんですけど、オルフェウスとエウリュディケの話もあったのでもしかしたら…と思いました。
というわけでギリシャ神話でまとまるかな?創世記の方もおもしろいんですがどうなんでしょう…ABYSSはなんでアビスなんでしょう…解る方いたら教えてくださいorz
初投稿で全くの新説すいませんorz
ABYSS冒頭のオルゴール - 25 (2006年01月13日 02時47分20)
どこかで、ABYSSの曲の冒頭に流れるオルゴールの音をつなげると
track44の冒頭に流れる曲になると聞いたのですが
どうしても、そう聞こえないのですが・・・。
話の聞き違いでしょうか?
ABYSS曲のオルゴールをつなげると、何の曲になるのですか?
赤が好きな女 - 星野ぴこ (2006年01月26日 21時55分36)
あのスターダストで走り出した衝動はもう止まらないと結う所で、彼を打っているんですよね。(自分も)あと この歌って過去に発した言葉、いれすぎだとおもいません?私思いました。あとギリシャ神話と関係あるんですか?んー分かりませんね。 まぁ、そこら辺で分かる事があったら書いてくださーい。 じゃっ
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