エルの質問[A←→E]&ELYSION総合スレッド【ネタバレ注意】
8:転載中 ★2007/11/12(月) 01:32:50 ID:3Q/XQWjFAAS
空耳あわ〜[→side→E] - リカ (2005年04月28日 17時49分46)
>かずらさん
...男の夢想は残酷な現実となり、
...少女の現実は幽幻な夢想となる
の前の部分私は 養父(ようふ) と聞こえます。
養父だととなんとなく話ともあうかなと;

...男の夢想は残酷な現実となり〜 - イオ (2005年04月28日 20時38分07)
私はその部分は「Lost」と聞こえます。
「ふろすと」といったふうに聞こえるのは効果のせいかなと…。
「楽園を失った原罪」というフレーズもあるし、そうだと思い込んでいました…。

仮面の男に金が必要な理由 - 強弱 (2005年04月28日 21時15分53)
ラフレンツェもエルも、髪は白髪で目は緋色(赤)で、という事になっています。おそらく、肌も肌色どころか、本当に雪のように白いのでしょう。
これは一般的にアルビノと呼ばれる色素欠乏症の特徴だと思われます。遺伝子の関係で、生まれつき色素細胞の機能がほぼ0なため。目が赤い色なのは、単純に血の色が透けてるから。
ウサギやコリドラス(熱帯魚)のように、そんなに他個体と変わらない事もあるけど、だいたいの場合、劣性遺伝子の固まりで非常に貧弱です。抵抗力がないし、ビタミンを合成する能力がないし、さらにはストレスに弱いので、人の好奇の目にさらされるのももちろんダメ。
“魔女”オルドローズはおそらくラフレンツェが生きてゆくのに必要な薬草を栽培する技術があったのでしょう。“Witch”というのは、実は魔法を使う人というよりはハーブ療法の達人というのが本来の姿なのです。“狂い咲いたリコリス”というのも、リコリスは彼岸花の亜種であると言うこと以外に、薬草の代表ということも示すのであろうと。
ただ、仮面の男の場合はそうもいきません。うさんくさい民間療法を鵜呑みにして娘を死なせてしまったらそれこそ一大事。
大学のような研究の第一線の機関に依頼して、匙を投げないで受けてくれる、しかも腕のたつ超一流級の医者を探さなければいけないのが最初。その次は単純に診察費(でも、BJ先生に依頼するようなものでしょう)その次は食事療法やら薬やら諸々。

(ボロい毛布って表現があるだろ。寝具に金をかけないのはあり得ないんじゃないか?)
(…ライナス君の安心毛布の法則とかはダメかな? 仮面の男と会ったときから使ってる毛布で、それがないと眠れないとか)
(エルたんの治療のための薬草を採って来ることを命ずる。ほぅらあんなところに朝鮮人参が。)
(マテ! アレはマンドラゴラだ! あ、自分だけ耳栓するな引っこ抜くなやめ)
ギャー

Track44について - フーラー (2005年05月01日 21時53分58)
始めまして。聞き始めてから2日目の若造です。
えと、長いんでスレ全文に目を通していませんが、私の見解をば。

エルの楽園[→side:A→]で歌われている一節「第4の地平線」。
これこそがTrack44のことなのではないでしょうか。(まだこのことについて論じられていませんよね?)
そもそも11〜44まで隔離しているのに、時間軸がどうという話は的を射ていないように感じます。むしろTrack44はそれらの時間軸とは全く無関係な時点でのストーリーに聞こえました。
このアルバムの(基本的な)収録数は11曲。
4倍すると丁度44になりますね。
一度落ちた太陽が、再び地平線に落ちるまで1周。
「第四の地平線」までは4周かかります。
こう考えると「第四の地平線」というフレーズに納得が行くように感じました。

エルの楽園での「挟み込まれた…其処は≪奈落≫」が、絵本・肖像・天秤・絵本を抜いて、Ark・Baropue・Yield・Sacrifice・StarDustの頭を読むと奈落になるということを暗示している…というのは周知だと思いますが。(その為に歌詞カードには曲目を縦1列に並べているのでしょう)
案外、それと同じように捻り過ぎていて解らなくなっていることがあるような…そんな気がします。

生意気な考えだったかも…すみません(−−;

書き忘れましたが - フーラー (2005年05月01日 21時55分28)
既出だったらすみません(爆死

>Track44について - 大黒 (2005年05月02日 00時48分12)
フーラーさん、初めまして。このスレで時々愚考を垂れ流してます大黒(だいこく)と申します

さて、44トラック=第4の地平線説…なかなか興味深くよませていただきましたが、私は少し違う感想を持ちました
フーラーさんがご存知かどうかは解りませんが、SHはElysion以前には自主制作(平たく言えば同人)出活動してた時期が数年間あります
その時に発売された作品の1つでもある【Lost】の中に

『喪失の地平線は第3の幻想をまといどこにでも現れるんだ』

と、いう歌詞があります
ここでの地平線というのは物語の目指すべき終着点、あるいは物が立ち全体のテーマをあらわしてるのではないでしょうか
個人的には
『Chronicle(2nd)』:第一の地平線≒運命
『Thanatos』:第二の地平線≒死
『Lost』:第3の地平線≒喪失
『Elysion』:第4の地平線≒楽園
だと思います
Elysionの前奏曲の方はどちらかというとベスト版みたいな印象があるので数にはいれませんでした

Track44について - ラーズ (2005年05月02日 05時11分30)
はじめまして皆様
SHは前から聞いていたのですがこのサイトを最近知り、横レスに近いですが書き込みさせて頂きたいと思います
>第四の地平線
なるほど、フーラーさん、そういう見方もありですね。
大黒さんの仰られるようなテーマとしての意味とフーラーさんの仰られるような意図があったのかもしれませんね
うーん、奥が深いというか芸が細かいというか…色々な視点から楽しめますね

また今度僕のまとめる事ができれば考察を書き込んでみたいと思います、では失礼しました

エウディリケ=エル? - 藍 (2005年05月02日 21時40分01)
お久しぶりのカキコです。ここでひとつの仮説を。

転生説ではラフレンツェ=エルかと思っていましたが、ここにきて本当は
エウディリケ=エルなのではと思いはじめました。

オルフェウスはエウディリケを求め、ラフレンツェの胎内に繋がれた冥府の底に下りていく。
このことから、冥府の底が子宮であるとも考えられます。男と女が交われば、子供が生まれる。

オルフェウスの目的は「死んだ妻の蘇生」ではなく「死んだ妻の転生体である娘を手に入れる」こと
だったのではないでしょうか?
しかしオルフェウスが振り返ってしまった為、エウディリケ=エルは生まれず死産に
なってしまったのではないかと。(冥府の底に堕ちる=子宮から生まれて来れなかった)

オルフェウスの転生である少年は仮面の男となり、エウディリケの魂を持った「娘」を求め続ける。
そしてラフレンツェの時のように「生涯愛することはない」女性と肉体関係を持ち、その結果
娘エルが生まれてくる。
しかしラフレンツェの呪いによって、生まれてくる娘はラフレンツェそっくりの
死ぬことを運命付けられた病弱なアルビノの少女。

仮面の男は娘を生かす為、悪事に手を染めるが結局エルを救うことは出来ない。
オルフェウスがエウディリケを救えなかったように。
そのループを永遠に繰り返しているのではないかと思います。

書き忘れ - 藍 (2005年05月02日 21時48分32)
↑既出だったらすみません。(汗)

しかし、いくら考えてもエル親子とABYSS娘の関連性はわかりません・・・。
私は、ABYSS娘=エルの母親とは違うと思っています。
一人の男を愛するあまり奈落に堕ちてしまったABYSS娘達が、仮面の男と肉体関係を持って娘を生むとは
考えにくいので。(バロ子とサクリファイ子は男性を嫌悪してそうですし。)
やはりABYSS娘の中に、自分の娘がいないかと探しているのでしょうか。

突如乱入すみません。 - もにか。 (2005年05月04日 21時16分34)
こんばんわ。
このシリーズについて私なりに考えてみたところ
なんだかちょっと皆さんの意見と違うような気がしないでもないので書き込んでみることにしました。

まず人物ですが、私は
少年(肖像)=オルフェウス(ラフレンツェ)=ABYSS

ラフレンツェ=エウリュディケ=エルの母親 エル=エリスかな?と。
で時系列は
肖像<少年がエルの肖像を見つけエルに恋をする>

ラフレンツェ<エルを探す少年(オルフェウス)がエルと間違え、ラフレンツェ(エウリュディケ)と情事。しかし呪いの歌により間違いに気付く>

E<エル誕生。『生涯彼女を愛することはない』のはエウリュディケという人と関係を持って仕舞ったから。故に産まれてくる子にエルと名付ける。>

天秤<エルを養う金を求め、伯爵の依頼を受け付け、花嫁に天秤で刺される(要約しすぎな気もしますが)>

再びのE<瀕死で帰宅するABYSS。死の直前肖像にタイトルを書き込みエルのベット脇で息絶える。エルは気付かず、「ねえパパ〜絵本がいいとおもうわ」という独り遊び。>

パレード<先に奈落(死)に堕ちたABYSSがそろそろエルもきているはず…とエルを探し、ABYSSッ娘を加えたパレードを開催(多分ABYSSっ娘達もスプラッタ後死んで奈落へ堕ちている?)。しかし皆外れ。この時点ではまだエルはいない>

A<遅れて奈落(死)へ堕ちたエルがABYSSがエルを探す声で目覚める。(この時点ではまだここが楽園と思ッている)「誰かがね泣いているの」泣いているのはエルを見つけられず悲しみに暮れるABYSS。悲しみも苦しみも存在し、幸せでないものも共存するこの世界は奈落であるとエルが気付く>

44<ABYSS諦めて帰宅。(「ただいまエル」)そこにはいないはずのエルが。(「おかえりパパ。うふふ」)

みたいな感じです。
44はきっと奈落にも現世と同じような世界があるのかなぁと考えれば無理がないかと。「うふふ」はいないと思っていた私がいて驚いたでしょ?パパみたいな。不敵な笑みに聴こえたので。
で結局ふたりとも死に絶えた後の廃屋に何年後かまた別の少年が現れ、エルの肖像を発見し…とそういうループだと思いました。
つまりエルとABYSSは時代違いで何セットも存在すると。(Arkみたいでアレですが。)

如何でしょうか?

「私のエリス」とは? - ヨシ (2005年05月05日 13時01分36)
はじめまして。
皆さんの考察を見ているうちに、
ふと気になったので考察というか、質問を一つ。

彼女こそ私のエリスなのだろうか…

と、ABYSSそれぞれの冒頭で仮面の男が呟きますが、二つの意味で解釈できる気がするんです。

ひとつめ、「私のエリス」とひとくくりにする場合。
ここで言う「私の」とは、自分が愛しく思う対象にくっつける単語だと思ってください。
仮面の男は以前からエリスを知っている→何らかの理由で失う→探している
というスタンスです。

ふたつめ、「私の、エリス」と(意味の上で)区切る場合。
「私の」を、自分だけの、と置き換えてみると、
仮面の男とエリスは、それぞれ複数居る→そして男は自分と対になっているエリスを求めている
→ただし誰がエリスなのか仮面の男はわからないので、ABYSSを渡り歩いてエリスを探している。

伝わりにくい書き方しかできずに、すごくもどかしいのですが…orz
こういう、些細な日本語の違いに悶々としています。

Elyss - 7 (2005年05月05日 23時55分12)
Elysion + Abyss = Elyssという説が以前でていましたよね。
これは本当に慧眼だとわたしも思います。

奈落と楽園の間は、現実ではないでしょうか?
「彼女こそわたしの『現実』なのだろうか・・・」
Abyssは己の居場所をさがし彷徨っているような印象を受けます。
とりあえず集めて楽園パレードしちゃってますけど。

楽園側のエル組も、なんだかエルの「こうなったらいいな」という妄想に過ぎないような気もします。

それが最後にぶつかるのが、44。
奈落と楽園を、互いに現実に至るまで彷徨う二人。
それが生者でありながら冥府へ降りたオルフェウスと、ラフレンツェに呪われ再び冥府へ還ったエウリディケ(エル)の姿。
ただし、44で再び出会うとき、エルはラフレンツェと入れ替わってしまっているような・・・(あくまで印象なんですけど)
誰が誰だかわからなくなって、死を迎えるAbyss。
そしてまたループ・・・

ちょっと戯言を書いてみました(^^;

Elyss - Xavier (2005年05月07日 07時53分42)
とんでもない説をぶちまけて逃げるザビエルです、お久しぶりです。

わたしはエルとアビスの娘でエリスだと思ってました…
44トラック目は輪廻の外側
クロセカで言うところの
""キミの世界へと続くクロニクル
のようなものかとおもってました〜。

Track44 - 橙色 (2005年05月07日 15時35分26)
始めまして橙色ともうします。

Track44の考察を一つ。

SHの1〜4〜(次回作)の地平線は、ある1つの『物語』をある観察点から紡いでいると私は考えています。

この考えが『Track44』によって濃厚になりました。

『楽園への前奏曲』は4番目の地平線が開く少し前(3.5番目?)と言うことでその『物語』に組み込まれていると考えます。
クロ2はクロニクル(1th)の世界を別の観察点から見たものと考えているので、この『物語』の中には数えません。


そして1〜4の地平線のtrack数を同名の物を除いて数えると

クロニクル(1th) 9track
タナトス    7track
Lost  12track
楽園への前奏曲 4track
(辿りつく詩 澪音の世界 雷神の系譜  檻の中の花)
幻想物語組曲  12track

合計44trackになります。

どうでしょうか?


わたしは45=死後説を支持する〜 - Xavier (2005年05月08日 11時54分54)
第四の地平線その真実の名は→『死後』

エルの楽園[→side:E→]のコーラス - 井乃間神時 (2005年05月08日 18時15分55)
エルの楽園[→side:E→]の
そして彼の現実は朽ち果てる

そして彼女の現実は砕け散る
のバックコーラスなのですが、
いったい何と言っているのでしょうか?
th音が入っているいるようには聞こえますが私にはよくわからないのです。
助けて!ピコ魔神☆

うめき声の謎・・・ - ここ (2005年05月09日 20時47分35)
はじめまして。ここです。
質問なのですが、魔女とラフレンツェで
なぜ、民衆(?)はうめき声を上げて
オノレ・・やニクキ・・と言って
いるのでしょうか?(助けてくれ〜なども)
ラフレンツェが何かしたんでしょうか?
呪いは民衆には関係なさそうだし・・・

無題 - イオ (2005年05月09日 21時14分40)
>ここさん
民衆というか、大切な人と死に別れてしまった人だと思います。
ラフレンツェが門を守っているせいで、彼等は再び会うことができないので
ラフレンツェはそういう人たちには憎まれているのではないでしょうか。

黄昏の・・・ - モス (2005年05月09日 21時40分38)
はじめまして。
エルの絵本で、「おお友よ罪もなき囚人たちよ」と歌っているところなんですが、ここで、黄昏のと言った後の言葉が聞き取れません、誰か教えてください。


>黄昏の・・・ - 大黒 (2005年05月09日 21時48分38)
モスさんはじめまして
お尋ねの部分ですが私は『黄昏の葬列』という様に聞こえました
ちなみに、2つ目のほうは『仮初めの終焉』と聞いてますがいかがでしょう?

無題 - ここ (2005年05月09日 21時58分54)
>イオさん
言われてみれば確かにそうですね
大勢=民衆 みたいな縛り(?)が僕の中にはあったので、
どうしても分かんなかったんですよ。
ありがとうございました!


黄昏の・・・ - モス (2005年05月10日 00時55分58)
大黒さん、教えていただきありがとうございました。



今更ですが… - にょっき (2005年05月17日 07時03分39)
エルの絵本【魔女とラフレンツェ】→肖像→天秤→ABYSS→44→SIDE:E→SIDE:A→エルの絵本【笛吹き男とパレード】
とゆうのも面白いと思います。
冥府の門が開いてしまって、最後亡霊たちが荒野を彷徨う・・・
全部は一つの絵本の物語・・・みたいな。

わぁ - にょっき (2005年05月17日 07時07分42)
順番間違えた!
エルの絵本【魔女とラフレンツェ】→肖像→天秤→44→SIDE:E→SIDE:A→ABYSS→エルの絵本【笛吹き男とパレード】
です。

時系列を考える際に - AsTk (2005年05月18日 02時42分29)
 はじめましてAsTkといいます。ここの議論への参加は初めてで不慣れな点もありますがご容赦下さい。
 ここまで時系列を考える際に1〜11、44のみで考えてきましたが、12〜43、45に関してもそれぞれが「別の」Trackとして存在する以上、省いて考えることは出来ないのではないでしょうか。
 単に無音の時間を演出するだけならば12〜43を別のTrackに分ける必要はありませんし、12〜43を全て「5秒」で統一している点も意図的と考えるのが自然です。さらに言うと44にも冒頭に5秒の無音時間があります。
 さらに45のみが7秒であることも、無視は出来ないと思います。以前に一度だけ上がって完全にスルーされている、5秒の無音がABYSS、7秒の無音がElysionという考えもあながち間違っていない気がします。
 その仮定に従うと、5秒の無音トラックではABYSSパートのような事が繰り返されると想定でき、44の冒頭の5秒にもABYSSパートに相当するものが入るのではないか。すなわちABYSSパートのあと直接44に行くと考えられます。

 あと、上記の論とは関係ないですが、肖像の「妙に歪な題名」という表現が気になります。私としてはこの表現から、盲目の人物を連想してしまうのですが・・・。

ニクキラフレンツェ - 悠人 (2005年05月18日 13時07分41)
うめいているのは、すでに冥府に落ちてしまっている人だと思っているのですが・・・。現世に戻りたくても、ラフレンツェが守っているせいで戻れない・・・。と

無題 - イオ (2005年05月18日 13時55分37)
>悠人さん
『死に別れる』という言葉で生き残った人と死んだ人両方の立場を
表そうとしたんですが失敗しましたね(苦笑)
ややこしい言い方ですいません。
1-AA