★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
728:烏丸 沙宮2005/07/10(日) 20:13AAS
五将軍+1の妹たち、の朝。



 まず見えたのは少女の左足。外気にさらされて寒いのか、すぐ足を引っ込める。そこに。
 「張雄!起きろ!!今日は日直だろう!」
省41
729:烏丸 沙宮2005/07/10(日) 20:15AAS


 流石に、朝も早いこの時間、食堂には人がいなかった。四人は、自分の分のトレーを受け取ると、いつもの席へ向かった。
 それぞれに食べ始めると、二人の女性が近づいてきた。
 「あ、張遼先輩、李典先輩。」
 真っ先に気付いた于圭が言った。それは、犬猿の仲とも呼べる組み合わせだった。そんな二人が食堂で食べるとは、珍しい。
省34
730:烏丸 沙宮2005/07/10(日) 20:19AAS
 ごめんなさい、張虎の設定も好き勝手っぽいっすこれじゃ・・・。
 それより、徐蓋のブラックな設定も活かせなかった・・・それよりキャラが大爆発してるのは于圭ですね。レッツ、突っ込み役。。。
731:北畠蒼陽2005/07/10(日) 20:50 [nworo@hotmail.com] AAS
>烏丸 沙宮様
うけータンかわいいよ。うけータン。
ちなみに多分、王昶&王基世代と五覇妹ズ(ごはいもず)は世代的にタメと思われるので私も小説に使いやすかったり! なんだ結局は自分がかわいいのか!あぁ、そうさ!(ナニ?


でも実際になにをやったか、ってエピソードが残ってるのは楽チンの『しょかつたんにころされちゃった。てへv』だけなんだよなぁ……
省8
732:雑号将軍2005/07/10(日) 21:06AAS
>烏丸 沙宮様
おお!ついに学三もここまで来ましたか!!たぶん、どこの三国志小説サイトさがしても、魏の五将軍の息子(妹)が登場するのはここしかないでしょう!
お疲れですっ!お見事です!僕も于圭いいと思いましたよ〜。彼女らのキャラ絵が楽しみです!
僕も五虎将軍の娘たちやってみようかな。
そう言えば、呉でもし五将軍がいたとしたら誰だったんでしょうね。
733:海月 亮2005/07/10(日) 22:09AAS
>五覇妹ズ
とうとう来やがったかッッ!!(;;゚Д゚)
てかマックスコー○ーを煮詰めたらヤバいですよ、マック○コーヒーは。
海月も大学の旅行で出会ってトラウマになった飲みモノですし…(((((;;゚Д゚)))))

>呉の五将軍
省11
734:海月 亮2005/07/10(日) 22:11AAS
「独立政権を作るべきではない」
隣に腰掛けた、赤い髪の小柄な少女がそう呟く。
「董昭たちが何考えてるのかなんて知らないけどさ、文若が考えていることなら良く解ってるつもりだよ…でもね」
私が彼女と行動を共にするようになってから、既に二年の月日が流れていた。
乱れた学園を自らの手で立て直すと言って、ただがむしゃらに駆け抜けてきた少女と共に、何時か自分も彼女と同じ夢を見ているような、そんな気がしていた。
「“魏の君”の名前なんて、あたしにとっては“奸雄”の呼び名となんら変わることもないんだ」
省33
735:海月 亮2005/07/10(日) 22:12AAS
そのあと、どのくらいの間、そうしていたのか解らない。
何時の間にかあたりはすっかり暗くなっていて、その夜闇の中、目の前に鎮座している白い紙箱が、妙に目立って見えた。
たんに瞬きもせずに目をあけていたせいのか…それとも、既に涙も涸れ果ててしまったのか…乾ききった私の瞳には、その白さがただ、痛かった。

私はそれを燃やしてしまおう、と思った。
この中に彼女との想い出も詰め込んで、一緒に焼いてしまえばいい…楽しかったことも、辛かったことも…そうすれば、楽になれるような気がした。
省41
736:海月 亮2005/07/10(日) 22:13AAS
それから、その火が燃え尽きるまで、ふたりでただそれを眺めていた。
相変わらず目に映るのは、炎の柔らかな緋の色と、その中で黒く小さく変わっていく、白かった紙箱の慣れの果て。
私には、まるでそれが今の…いや、これまでの自分のように思えていた。
緋の炎は彼女。
私はその中で、その炎が消えないようにしてきたんだと、そう思えてきた。
だったら…その「白い箱」が私自身であったと言うのなら…
省26
737:海月 亮2005/07/10(日) 22:22AAS
重苦しい話でごめんなさい_| ̄|○
「蒼天航路」29巻と「静かなる夜のまぼろし」見てたらこんな話が書きたくなっただけなんです…。

二宮の変もそろそろやりたいんですが…構想がまとまらないので先にもうひとつの大ネタにとっかかります。
孫皓関係の話なので、多分めちゃめちゃ重苦しい話になるでしょう。
1-AA