★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
864:北畠蒼陽2006/02/17(金) 17:59 [nworo@hotmail.com]
やっとギャグが書けました。
これを書いてる最中に新聞屋が襲撃したので撃退成功。つまりこの物語が書けたのは新聞屋のおかげです。ありがとう新聞屋。もうこなくていいよ!

夏ダイスキ星人、北畠にとって今の季節ってのは、まぁ、じょじょにあったかくなってきてるとはいえ苦痛でしかないので夏ですよ! ド夏!
はやくあったかくなれー。30度くらいに。
865:海月 亮2006/02/19(日) 00:18
-何処までも甘い一日-


妙に開けづらいと思ったら、空けた瞬間に何か大量の包み紙がぎっしりと詰まっていた。
私は徐にその一角を摘み、引きずり出そうとするが…どんな密度で詰め込まれているのか、まったくびくともしない。
「…どうやって詰めたのよ、こんなに…?」
省62
866:海月 亮2006/02/19(日) 00:19
所変わって…。
「…で…なんで私まで巻き込まれなきゃなんないんですか…?」
「…済まん…本当に済まん」
呉郡寮に程近い公園の茂みの中に、二人の少女が隠れていた。
ひとりは緑がかった髪をショートボブに切りそろえ、小柄ではあるがスタイルの良い童顔の美少女。
もうひとりは流れるようなロングヘアを銀に染め、目鼻の整った長身の美人。
省75
867:海月 亮2006/02/19(日) 00:19
「後で知った話なんだけど、祖母が買ってきた袋入りの中に、ウィスキーボンボンが一個偶然に紛れ込んでたらしいの。しかも製作工程のミスで、全然アルコールが飛んでなかったらしくて」
「知ってた人間が言うのも何だけど…なんともありえない話よね」
呆れ顔の子瑜。でも現実に起こったものは仕方ない。
「一応、父さんがすぐ飛んできてくれてね。私の胃の中身まで出して検査してくれたカルテの写しがまだ残ってるけど…見てみる?」
「そんなものって…とってあるものなんですか?」
「裁判沙汰になったからね。証拠品として」
省97
868:海月 亮2006/02/19(日) 00:29
一週間ほど過ぎてしまいましたがバレンタインのお話。


余談ですがベニテングタケは死ぬほどの毒キノコではないです。
バイキングは闘争心をかき立てる為、戦闘前にはこのキノコを食べてトリップ状態になったとも言いますし。
あと塩やウオッカ漬けにして普通に食べるという地方もあるそうで。
省17
869:弐師2006/02/19(日) 19:56
「あ、あのぉ・・・」
「ん?」
声をかけられて、振り返る。
そこには、小柄な、いかにも気の弱そうな少女が立っていた。
何度か、北平棟で見かけたことのある顔だが・・・はて?
「ぜ、単経さん・・・ですよね?」
省52
870:弐師2006/02/19(日) 19:58
それから、一週間ほど彼女、田揩と過ごした。
やはり、そう簡単に性格など変わるものではない、彼女はまだおどおどしていることには変わりない。
だが、少しは変化があった。
私には、何故か常に笑顔で話してくるようになったのだ。
まあ、それは良い傾向なのだろう。
彼女の笑顔を見るのは、私も嫌ではない。
省38
871:弐師2006/02/19(日) 19:59
単経さんに弟子入りしてから二週間、私と単経さんは、北平棟の棟長室に呼ばれた。
伯珪さんが言うには、私たちに烏丸工の抑えをして欲しいとのことだ。
それまでは、彼女の一つ下の妹である越ちゃんと、その越ちゃんと同じ学年の厳綱ちゃんがその役を負っていたのだが、彼女たちでは抑えきれなくなり、私たちに変わって欲しいと言うことらしい。
私では、力不足かもしれない、だけど、伯珪さんの期待を裏切るわけには行かない。
それに、私一人では無理でも、単経さんがいてくれる。
「わかりました。」
省37
872:弐師2006/02/19(日) 20:00
この娘達は、飛ばさせない。
元はといえば、私の油断のせいだ。
単経さんを追いかけて前進したところに、物影から彼らが襲ってきた。
なんとか一撃目は避けたものの、向こうの方が人数が多く、取り囲まれてしまった。
「皆さん!私のあとに続いてください!」
一点に集中攻撃、包囲をうち破る。
省70
873:弐師2006/02/19(日) 20:01
目覚めたのは、夕方。
清潔な部屋、真っ白なシーツ、此処は北平棟の保健室か。
そっか、あの後、此処に・・・
それまでの経緯を思い出そうと寝返りを打つと、そこにいたのは・・・
「単経さ・・・」
一瞬大声を出しかけたが、すぐに彼女が眠っていることに気がついて、口をつぐんだ。
省27
1-AA