下
★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
115:郭攸長若@凡ミス 2003/01/13(月) 23:42 [azumaio@hotmail.com] 皆様がオリジナリティ溢れる文章を書いておられる中、一人原文まんまパクリ・・・皆様の「しょ〜とれんじすと〜り」とは別種の「せっていすと〜り〜」として受け入れていただければ幸いです。 学園の平和を誰よりも願う少女、一度決めた信念は何が何でも貫き通す少女、それが私の抱く(学三での)皇甫嵩のイメージです。 一方の閻忠、実際には皇帝を批判しているはずなのですが「学三」における「蒼天会長」には実権がないので何進批判をして頂きました。 偉大なる先輩・皇甫嵩を尊敬してやまない少女、それが閻忠のイメージなんですが・・・ぶっちゃけた話、榊さんを慕うかおりんが頭に出て来てたり(爆) で、最後に韓信についての語りなのですが・・・。 またも勝手な設定です。 私の中の設定では「蒼天学園」は昔「前漢市」にあり、劉邦先生や項羽先生は学生時代をそこで過ごしたということになっています。 つまり、劉邦・項羽・韓信・張良etc・・・は皆、蒼天学園の卒業生ということです。 この内容はここに書くことではないかもしれませんが、いかがなものでしょうか?
116:教授 2003/01/14(火) 00:10 郭攸長若様> うひゃあ…整った文体、読ませる内容…感服です…。 皇甫嵩&閻忠とは…考えもしなかった。 閻忠たんが熱い…達観した皇甫嵩たんもかっこいいです〜。 劉邦や項羽…あんまし大きな事言える身分でもないですが、その設定はかなりイケてると思います。
117:教授 2003/01/14(火) 00:11 レス書き忘れ、誠に申し訳ないです。 維新様> う、巫女関羽たん…ハァハァ。 いかん…暴走しそうだ…。 愛が感じられます、萌え〜…。
118:★ぐっこ 2003/01/14(火) 23:41 皇甫嵩たんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! 一時期は朱儁を凌ぎ董卓をも圧倒し、天下に最も近かった英傑! 従姉の皇甫規をも上回る声望にめぐまれ、「蒼天会長に」と 熱狂的に支持する生徒達もいたとか。 ちなみに演義での彼女は、格技研所長。バリバリの武断派であります。 イメージぴったり!
119:惟新 2003/01/14(火) 23:54 ぶっきらぼうなしゃべり方萌え〜!!! …… ハッ! いかんいかん… え〜徳高き名将、皇甫嵩タンのご登場です! この方には「内に秘めたる思い」があるように感じています。 彼女は何を思っていたのか…それを語るは大変意味があるかと! …もしかすると私が皇甫嵩を掴みきれてないだけなのかもしれませんが(^_^;) そんでもって閻忠タン! 賈[言羽]を見出したのも彼女でしたっけ。 王国が皇甫嵩に敗れた後、代わりに担がれたのが閻忠タンというのは、運命の皮肉を感じますねぇ… >教授様 感想どうもです〜! 実は、司馬遷先生を描くまで自分がイラスト描けたことをすっかり忘れてました(^_^;) 思い返してみると半年くらい絵を描いてなかったんですよね。 「絵を描くってこんなに楽しかったんだよなぁ…」とか「そういや俺の絵柄ってこんな感じだったなぁ」とか、 思い出し思い出し描いています。 …せっかく思い出したのにこれから学業が修羅場に突入し、また忘れてしまいそうな罠。
120:教授 2003/01/17(金) 22:54 ■■宴会 −その後−■■ 日曜日の朝。 けたたましく目覚し時計が部屋に鳴り響く。 「う…うん…」 二段ベッドの上側で寝ていた少女は音の発生している方に手を伸ばす。 何度か空やあらぬ所を掴みながらも、ようやく目的の物を掴む。 「…七時前…」 寝ぼけ眼の法正は横になったまま顔をしかめて呆けていた。 「折角の日曜日なのに…何で目覚ましをセットしちゃったんだろ…」 ゆっくりと上体を起こす。 頭を鈍器で殴られたような、シェイクされたような重い痛みが走った。 「いたた…」 額を手で押さえる。 …と、視界の先に見知った人物がいた。 その人物は玄関のドア辺りで、不思議な寝相でいびきをかいていた。 「…張飛さん?」 何故、ここに張飛がいるのだろう…。 法正は必死に記憶を整理しようと試みるが、ある時間からぽっかりと記憶に欠落が生じていた。 そればかりか、考えれば考えるほど頭痛がひどくなる。 「だめ…思い出せない…」 気分が悪くなりそうなので、思い出す事をやめる法正。 大きく深呼吸をして気持ちを落ちつける。 幾分か冷静さを取り戻すと、二段ベッドから降りた。 「あれ…? 私…こんな服着て寝てたの…?」 自分の着ている服に戸惑いを隠せない様子。 下着を除いて、ぶかぶかのYシャツ(男物)のみ。 世の男性諸君には、このスタイルの良さが理解できると思われる。 「なんで…?」 頭の中をハテナマークが支配している。 最早、冷静な思考は限りなく不可能になってきていた。 「と、とにかく…カーテン開けて…」 照明を点けていない薄暗い部屋に採光する為、カーテンを開く。 眩い日の光が法正の目に飛び込んでくる。 今日も快晴のようだ。 取りあえず、着替える為に振り返る。 「う…こ、これは…」 その光景に思わずたじろぐ法正。 二段ベッドの下の部分、ここに簡擁、劉備。 キッチンには魏延、馬超、馬岱。 クローゼットを開ければ、中から趙雲と劉禅が出てきた。 いびきをかいて爆睡してる者から憔悴しきって青白い顔の者まで幅広く法正の部屋を埋め尽くしていたのだ。 おまけにそこら中に酒の瓶やカン。お菓子の袋、食事の無残な残りカスが散乱している。 さながら戦場の死体置き場のような凄惨さだった。 「いつから…いつから私の部屋がサバトになったのよーっ!」 収集の付きそうもない自分の部屋を前に叫ぶしかない法正であった…。
121:教授 2003/01/17(金) 22:55 「…で、誰か憶えてるヤツ…おるか?」 劉備は部屋の片付けをしながら、同じく片付けをしている周りの人間に尋ねる。 「さっぱりだな」 「全然」 「思い出せないです…」 これだけいるのに張飛、簡擁、趙雲の3人しか返事をしない。 他は青い顔をしながら部屋の隅で首を横に振っていた。 「うう…何で私が…」 法正は既に半べそで掃除をしている。 服は着替え済みでジャージ姿になっていた。 「しゃーないやろ…動けるのはこんだけなんやし」 劉備がゴミを分別しながら法正を宥める。 「昨日、アレだったろ? 漢中アスレチック戦の祝勝会。アレの打ち上げで呑んでたじゃん」 珍しく張飛が核心に迫る発言をした。 「でも…何で私の部屋にいるんですか…」 酒瓶を両手一杯に抱えて恨みがましい目で張飛を見る法正。 その時、簡擁が一本のビデオテープを劉備に差し出す。 「…これは?」 「多分、撮れてるはずだから…」 「でかした! これで全ての謎が解けるわ!」 ビデオテープを片手に狂気乱舞する劉備。 「見たいような…見たくないような…」 法正は複雑な気分だった。 その後、一通り後片付けと掃除が済んだのは昼前だった。 その間に、グロッキーだった者が次々と復活。 劉禅を残して全員が回復していた。 「ほな…始めるで〜」 劉備はデッキにビデオを投入すると巻き戻しを開始する。 無機質な音がやけに心に残る時間だ。 「正直…見たくないような…」 魏延の呟きに何人かが頷く。 「謎を解く為や。多少の恥は我慢したってーな」 御気楽気分の劉備が再生ボタンを押した…。
122:教授 2003/01/17(金) 23:01 『おっしゃー! デキあがってきた所で二次会やーっ!』 『どこでやるんだよー!』 一升瓶を空けた劉備と張飛が異常なテンションで宴会場を闊歩している。 『………』 グラスを傾けながらぶつぶつ言ってる魏延。 かなり不気味。 『孟起〜! お高くとまってんじゃねぇぞ〜!』 『ああー…ご無体な〜…』 酔った馬岱が同じく酔った馬超にジャイアントスイングをかましている。 『アトさん…私…体が熱いです…』 『趙雲おねーちゃ〜…ん〜…私もぉ…』 抱き合いながら桃色の空気を出している趙雲と劉禅。 それを遠くでほくそえみながら黄忠と厳顔、そして孫乾が見ている。 テレビ画面越しにも止めるつもりが全くないのが伝わってくる。 他の部員は既に撤収済みなのだろう、姿が見えない。 と、カメラのファインダーの隅に窓から逃走を図ろうとする法正の姿が映った。 『法正が逃げる! 誰か捕まえろ!』 簡擁の声だ。 その声と同時に張飛が動く。 『ど〜こに…いくんだぁ!』 『ひゃあっ!』 身を乗り出して逃げようとした法正の首根っこを張飛の手が掴んだ。 『逃げられると思っとんのか? 宴会はこれからやで!』 劉備の前に引き出された法正。 彼女の魔手が法正の服に伸びた。 いやいやと首を振っているが張飛に羽交い締めにされて逃げ出せない。 『お、いい画像が撮れる!』 一際高い声の簡擁、興奮しているようだ。 今、正に法正のおへそが露わになりかけた…その時だった。 『年増って…年増って言うなーっ!』 『誰がおばさんだーっ! ふざけんなーっ!』 絶叫のハモり。 もうそれ以外に例えようのない叫びが宴会場に轟く。 劉備も張飛も…宴会場にいた全員が絶叫の轟くポイントに目をやる。 そこには黄忠と厳顔が一升瓶を片手にふらふらと立ち上がる姿があった。 二人とも目が座り、野獣のような唸り声を上げている。 『か、漢升はん…?』 劉備の声が震えている。 どうやら酔いが醒めてしまったようだ。 それは周りの全員にも言える事だった。 『あん…? 誰がトリプルババアだってぇ…!』 『い、言ってへん! そんなの言ってへん!』 『一度痛い目に遭わさないと…ね』 劉備の抗議に黄忠と厳顔がのそりのそりと動き出す。 いつもは制止役の厳顔まで酔ってキレているのだから手に負えない。 『や、やばい…。ここは撤退や!』 『ど、どこに!』 『こっから一番近いのは…法正の部屋や!』 その言葉に弾かれたように我先にと宴会場から出て行く。 ある者は出入り口から、ある者は窓から…。 それをビデオに収めている簡擁は天晴だった。 『待てやぁ!』 『ひぃ〜!』 酒で動きが緩慢になっている黄忠&厳顔。 ふらふらとした動きで迫ってくる二人は、まるでゾンビ。 『…捕まえた』 『わ、私は何も喋ってません〜!』 逃げ遅れた孫乾が二人に捕まった事を確認すると簡擁も逃げ出した。 テレビの中から孫乾の断末魔が響いた…。
123:教授 2003/01/17(金) 23:01 「……………」 全員が悄然としながら砂嵐を見つめていた。 自分の酔った時の姿を初めて目の当たりにするとこんな感じになってしまうのだろう。 御気楽気分で再生ボタンを押した劉備は青ざめていた。 全身天然ボケの劉禅ですら口をぱくぱくさせている。 言葉を失った重苦しい空気が流れた。 「つ、つまりは…避難場所にこの部屋が選ばれて…ここでそのまま二次会が勃発したって事か…」 逸早く立ち直った張飛が乾いた笑みを浮かべて状況を整理する。 それよりも孫乾の安否を全員が気にしていた。 「わ、私…帰るよ…」 馬超は馬岱にヘッドロックを掛けながらそそくさと部屋から出て行く。 「う、ウチらも帰るわ…」 続いて劉備、劉禅、張飛、簡擁が逃げるようにその場を立ち去った。 「あ、部長! お供します!」 魏延も遅れて出て行く。 風のように去っていった狼藉者達。 二次会の現場に残ったのは部屋の主、法正と趙雲の二人だけ。 趙雲はデッキからビデオを抜き取ると、法正に向き直る。 「このテープ…捨てましょう…」 「そだね…」 赤い顔の趙雲と法正がビデオテープをゴミ袋に放りこむ。 普段見る事がない趙雲と法正の姿態。 流石に後世に残したくはないようだ。 「所で…誰が私にあんなの着せたのかな…」 法正は首を傾げる。 「それよりも…何で私とアトさんがクローゼットの中に…」 趙雲も首を傾げた。 自分の身に起こった不思議。 二人はそれ以上にある事に気が向いている。 そして、二人の声が重なった。 『孫乾さんが気になる…』 −謎を残しておしまい♪−
124:教授 2003/01/17(金) 23:06 あとがき またしても変なモノを投稿してしまいました。 いい加減、怒られそうですね(汗) こちらの作品はアサハルさんのサイトにあります、『女達の宴会』のその後みたいな…感じです。 大分、キャラが壊れてます。勘弁してください…。
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/gaksan2/1013010064/l50