下
★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
398:★教授 2004/01/07(水) 00:34 復帰一発目に目に悪いものを投下した事を深くお詫び申し上げます。 嗚呼、もっと文章力が欲しい…発想力も…。 ホントはXデー(1/18)用だったんですけども…別ネタが浮かんだので投下。何て安直なんだろう…(凹) まあ、存在表明みたいな感じになればいいかと思いますし…ここ最近の参加者様に『こんな変な生き物いたんだ…』って認識してもらえれば幸いです。
399:那御 2004/01/07(水) 00:56 直接教授様とお会いするのはお初でしょうか、那御と言いますデス。 過去の作品を読ませていただき、簡雍らに萌えまくったわけですが、、 いやはや、今回もこのお二人というわけで、 大掃除の時に、物を触るだけで仕事しないヒトは、どこにでもいるもんですw 2人の友情が、末永く続きますように・・・(何
400:★惟新 2004/01/07(水) 09:34 教授様キタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!! いやもう待ちに待ってましたって(;´Д`) 泣きそうになりながらドレスを脱ごうともがく法正とか 自爆して動揺したり誤解を解こうと必死になったりする簡雍とか(;´Д`)ハァハァ んでもってそんな二人の仲をしっかり見抜いている劉備の深さにも(;´Д`)ハァハァ そのうえXデー用に別ネタが!? これは楽しみに待つしかあるまいて!
401:★玉川雄一 2004/01/07(水) 19:37 憲×孝スペシャルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! マウントポジションハァハァ……でなくて! ええなあ…これでこそ学三ですわ。 なにげに、メインキャラだけじゃなくてモブ女生徒が出てるのもポイント。 でも、アレ例のセクスィ写真(絵板の旭絵)ですよね… 流出しちゃったらそれこそえらい事ですよ? さあ、ここでドレス着用版法正を描く猛者はおらぬか!?
402:アサハル 2004/01/07(水) 23:30 (゚Д゚)… コソーリ(,,・∀・)つ http://fw-rise.sub.jp/tplts/dress.jpg
403:玉川雄一 2004/01/07(水) 23:54 - - - -=二三⌒ヽ >>402 - - - - - - -=二三 ´_ゝ`) - - - - -=二三_ / すいません、全速力で通りつつその法正タンをいただきますよ… ⌒; - - - - -=二三(__ ヽ )⌒); - - - -=二三ミ/  ̄彡 )⌒), , - - -=二三〃 -=二彳
404:那御 2004/01/08(木) 00:08 キタァ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! ダメダメダメダメ!討ち取られる!(廃人化) >>403 一足・・・遅かったようですねw ならば奪い取るまでッ!(←真性バカ)
405:★惟新 2004/01/08(木) 00:49 さて…無双3諸葛亮伝のごとく、我ら求婚者たちは コブシで語り合わねばならないようですね…(コキッコキッ ああもうタマランですよ! らびゅーんですよ!(;´Д`) おねだりされた玉川様もグッジョブ! ドレスのデザインも素敵ですねぇ… 私もいつの日か愛しい人にこのようなドレスを着せたいもの…(;´Д`)
406:雪月華 2004/01/12(月) 04:16 草原の小さな恋 緑色に波打つ午後の草原を、甘ささえ含んだ梅雨明けの風が吹き抜けてゆく。 7月初頭。午後三時過ぎ。幽州校区と并州校区の境目付近の草原は、輝くような優しい日差しに包まれていた。 こんもりと盛り上がった丘の上に一本だけ立っている、常緑樹の生い茂った枝葉が作り出す陰に、長ラン・サラシ・高下駄・目深にかぶった破れ学帽に身を包んだ、身長2メートルオーバー・超筋肉質の大男が寝転んでいた。荒削りで精悍そうな顔つきであり、いかにも時代遅れの番長といった貫禄を漂わせている。木の傍には、かなり使い込まれた750tの単車が駐められていた。 丘から二百メートルほど離れた場所には幾つかの水田が区切られており、并州、幽州の園芸部員数人が、合同で水質調査や雑草の駆除などを行っている。 草を踏む音が近づいてきて、それが大男の頭上付近で止まった。大男がめんどくさそうに重いまぶたを開けると、そこには見知った顔が、大男の顔をのぞきこんでいた。 「ヒマヒマ星人、みーっけ」 「ち…オメーか、丁原」 迷惑が五割、安堵が五割といった表情と声で、大男…烏丸高校総番である丘力居は舌打ちした。 「隣、いい?」 「勝手にしろ」 丘力居の返事も半ばというところで、もう丁原は腰を下ろしている。丘力居も、めんどくさそうに上半身を起こし、そのまましばらく、二人は無言で水田のほうを眺めていた。 「一ヶ月ぶり…か?」 「そだね。黄巾事件の前に会ったきりだから」 水田のほうを見やったまま、丘力居が短く問い、丁原が応じた。 烏丸高の丘力居と蒼天学園の丁原は、もう一年ちかくの付き合いになる。少なくとも、恋人ではないと丘力居は言う。一年前、好奇心から、放課後ひとりで蒼天学園に侵入し、昼寝を楽しんでいた丘力居を発見したのが、巡察中の丁原の一隊であった。 当然のことながら、丁原は退去を命令する。性格から言って、丘力居が応じるはずが無い。命令が反論を招き、それが口論に発展し、実力行使が用いられるまでに30秒とかからなかった。 激闘は10分近く続き、それ以来、お互いを認め合い『強敵』と書いて『とも』と読む間柄となったのである。 不意に丁原が、丘力居の顔を覗き込んだ。 「随分とシケた顔してるね?悩みでもあるの?」 「オメーにゃ関係ねえよ」 そっけなく丘力居が応じたが、丁原はなおも食い下がる。 「やっぱりあるんだ。なに?なに?お姉さんに話してみ?」 「…ち、まあいいか。猫や犬に相談すんのは、もう沢山だからな。少なくともオメーは人間だし」 「なんか、シャクに触る言い方ね」 「気のせいだろ」 相変わらず水田のほうに目をやりながら、丘力居が悩みとやらを打ち明け始めた。 「先週、そこの水田に農業指導に来てる人に一目惚れしちまってな…寝ても覚めても、あの人の顔が目に焼きついて離れねーんだ」 「…へえ。朴念仁のアンタが恋をねえ。こりゃあ聖母マリアさまの処女懐妊以来の大事件だよ、で、その人って誰?」 「名前までは知らん。その日以来、ほとんど毎日ここで張ってるんだけどな…」 「写真とかある?」 これだ、といって、丘力居は胸ポケットから安物の定期入れを取り出した。それに収められた写真の中では、柔らかく後ろで三つ編みにされた豊かな髪を揺らしながら、クリップボードを持った長身の少女が、このあたりの風景と似たような草原をバックに微笑んでいる。 「…この写真、随分とアップで撮ったみたいだけど、どうやって撮ったの?」 「…撮ったわけじゃねえ。なんせ俺は、使い捨てカメラすら上手く扱えねえからな。ここの生徒から買ったんだよ」 「幾らで?誰から?」 「…二万だ。ヨレヨレの制服で、耿雍って名乗ってたな。3日くらい前、いきなり話し掛けてきて、いい写真があるから買わないかって…」 「…アンタ馬鹿でしょ」 「そんだけの価値はあるさ。いいか、俺はオメーみてえな、口より早く手が動くような暴力女には、憧れって奴を感じねーんだ…!」 言い終わった瞬間、その巨体に似合わぬ敏捷さで、丘力居は飛びのいていた。コンマ一秒前まで丘力居の鼻のあった部分を、丁原の裏拳がマッハで通り過ぎている。 「いい度胸してるわねえ?かかってきなよ、純情君?」 「いわれるまでもねえっ!」 言い終えるなり、丘力居は丁原に掴みかかっていった。 …3秒後。 「あだだだだだだ!放せ!折れる、折れるって!」 「まいった?」 「ま、まいった!俺が悪かった!」 実にあっさりと丁原にサブミッションをかけられ、右の肘と肩、手首を同時に極められて、丘力居は情けない悲鳴をあげた。 一年近くの付き合いのうちに、幾度もド突きあいを演じているが、初手合わせ依頼、未だに丘力居は丁原に勝てないでいる。膂力や体格でははるかに勝っているものの、戦闘技術では遠く及んでいないのである。 「これでアタイの21連勝っと。いつになったら、アンタはアタイに勝てるようになるのかしらね?」 「…ってて。いいか、俺は、オメーがいちおう女だから手加減してやってんだからな。それを忘れんなよ」 「それがホントならいいんだけどねぇ?」 右腕をさすりつつ、丘力居は憎まれ口を叩く丁原の傍に座りなおした。定期入れも返してもらい、そのまましばらく、二人は初夏の心地よい風に身を任せていた。 「…セッティング、したげようか?」 「あん?」 唐突に、丁原が思いがけない事を言った。 「実はさ、その人のこと、満更知らない訳でもないのよ。で、アンタさえ良ければ…ね」 そういう丁原は、どこと無く淋しそうな気配を漂わせていた。当然、そんなことに気付かず、考え込んでいた丘力居が、ようやく口を開いた。 「…そこまでしてもらう必要はねーよ」 「アタイが信用できないっての?」 「そうじゃねえ。あの人と俺とに間に縁ってものがありゃ、また会えるさ。そしてそん時、俺は…」 「俺は?」 「…真正面から」 「真正面から?」 一旦言葉を切った丘力居が、うつむき、両手を握り締め、やっとのことで声を絞り出した。 「交際を申し込む」 沈黙した二人の間を、夏の風が吹き抜けていった。しばらくして、丁原があきれたように、溜息をついた。 「でかいガタイに、ド凶悪な面構えの割には、やろうとしていることは、妙にプラトニックね。どうせなら掻っ攫ってきて、無理矢理キスとかしちゃえばいいのに」 「バ、バ、バ、バカ野郎!俺ぁ仁と愛に生きる正義の番長だぞ!あの人に対して、そんな下衆で破廉恥なマネができるわけねえだろうが!」 「冗談よ。なにをバカみたいに慌ててんのさ」 二人の眼下では、一連の仕事を終えた園芸部員達が、撤収を始めていた。それを見た丘力居が、ひとつ伸びをすると腰を上げた。 「さて、もう帰るか。どうやらあの人は今日も来ねえみてーだからな。じゃ、またな、丁原」 「あ、待って」 慌てて立ち上がった丁原が、丘力居を手招きした。2mを超える巨体の丘力居と、150cmあるかないかの小柄な丁原が並ぶと、まるで熊と猫が並んでいるかのように見える。 「ちょっと耳貸して」 「なんだよ」 両手をズボンのポケットに突っ込んだまま、丘力居が丁原の傍に立った瞬間、丁原の右拳が、完全に油断していた丘力居の鳩尾にめり込んでいた。 「ぐお…!?」 「なんで…なんで気付いてくれないのさ!この…」 強烈なボディブローを食らって、丘力居は体を「く」の字に曲げ、顎がちょうどいい位置まで下がった。丁原が右拳を、再び後ろに引いた。その両目に涙がたまっているのが、暗くなりかけた丘力居の視界に入った。 「鈍感やろ──────っ!」 地面を擦るように繰り出された、力石式アッパーカットが、爽快な音を立てて、丘力居の顎に炸裂した。 …… … 午後6時。既に草原は茜色に染まっている。心なしか、吹き渡る風も冷たさをはらみ始めているようだった。 丘の麓で大の字になってのびていた丘力居が、ようやく目を醒ました。あたりに人影は既に無く、強烈な打撃を受けた顎と鳩尾がずきずき痛むだけであった。 「ってぇ…あの野郎…しっかりヒネリまで加えやがって…」 顎をさすりながら上半身を起こした時、かさり、と音を立てて、胸の上に置かれていた封筒と、重石として乗せられていた小石が滑り落ちた。どこにでも売っている無地の封筒で、中に紙のようなものが入っているようだった。少々躊躇った後、丘力居は封筒から手紙を取り出した。鞄の上で書いたらしく、ミミズが這ったように字が乱れている。 『丘力きょへ たん刀ちょく入にいえば、アタイはあしたから、らくようとうへ、てん校します (えいてんだって!ワーイ\(^O^)/。でも、えいてんってどういういみ?(゜_。)? ) 今年ど中には、もう会えないと思いますが、お元気で 丁原』 読み終わった丘力居の顔に、ほろ苦い微笑が浮かんだ。 「…ち、あの野郎。最後ってんならもうちょっと素直になりゃあいいものを…、ま、ああやって意地を張り合うのが、あいつの持ち味だったんだけどな……ん?続きがあるな」 『ついしん アンタの思い人は劉虞さんといって、ゆう州校区総代として、けい棟に通っています。 おとなしいおじょうさまだから、いじめちゃだめだよ。せいぜいお幸せにね(^o^)/~~~~~』 「劉虞さん…か。そこはかとなく、まろやかさを感じる名前だぜ…サンキュな、丁原」 丘力居は手紙を封筒に戻すと、上着の内ポケットに大事に仕舞いこんだ。そして丁原がいるであろう、南のほうに向きなおり、学帽のつばを指で弾いた。 「…劉虞さんとは、意地でも幸せになってやるさ。じゃあ、あばよ丁原。オメーは俺の最高の…ダチ公だったぜ」 そう呟くと、丘力居は丘の上に停めてある単車に向かって歩き出した。 ひとつの恋が、おたがいの綺麗な思い出となって終わり、もうひとつの恋がこの草原で始まろうとしていた。 茜色に波打つ夕暮れの草原を、甘ささえ含んだ梅雨明けの風が吹き抜けていった。 −完− …その夜、中央女子寮705号室の、皇甫嵩&朱儁の部屋では、酒盛りが始まっていた… 皇「それでは!建陽の洛陽棟着任を祝って…乾杯!」 朱「かんぱーい!」 盧「乾杯」 丁「……かんぱい…クスン」 皇「そうそう、建陽。失恋おめでとう!いや、めでたい!」 朱「なんだかよくわかんないけど、おめでとう」 盧「おめでとう、建ちゃん」 丁「うわーん!しーちゃんまでひどいー!みんな嫌いだーっ!!」 翌日、三日酔いの丁原は、洛陽棟への転棟初日に3時間の遅刻をしてしまったらしい。
407:雪月華 2004/01/12(月) 04:30 リハビリ代わりに、呂布がらみ以外では今ひとつ目立っていない、丁原ちゃんのストーリーを書いてみました。 学園正史、項翔様の「秋風は遠く」から、丘力居君を友情出演させています。無断借用スマソ。 張純と組んだ丘力居が、青、幽、冀、徐州を荒らしまわったという記述があり、 ハテ、并州は?と思ったところから思いついたストーリーでして… 丁原スレに投下しようと思ったのですが、少々長いのでやはりこちらに。 さて、今回の作品は旭祭のレギュレーション「一月十八日限定シチュ」には外れてますが… 実はもう一本、長湖さんがらみのストーリーを構想しています。 そっちはレギュレーションに合わせるつもりです。構築次第では19日あたりに投下できるやもしれません。 >ドレス法正 >>402→◆⊂( ゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡ ズザー ゲット!
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