★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
543:海月 亮2005/01/30(日) 20:25
>教授様
凌統vs楽進ですか! しかも凌統のエモノがヌンチャクですと!
何気に三国無双新作で凌統登場という情報に、嬉しさのあまり魂抜けかけてたタイミングにこれを読むことになろうとは…
お見事でございます(´ー`)b
…ぬう…書きかけだった甘寧と凌統の仲直りの話、書き直さねば…(え?

省8
544:海月 亮2005/01/30(日) 20:27
-子瑜姉さんと"ロバの耳"- そのいち

電子音のベルが鳴り、少女は枕元の時計に手を伸ばす。
デジタル時計の表示は八時。少女はゆっくりと体を起こし、伸びをする。
のそりと布団から出て、眠たい目をこすりながら洗面台に向かい、大して乱れてもいない髪を梳かし始める…すると、
「…………………え?」
省32
545:海月 亮2005/01/30(日) 20:28
-子瑜姉さんと"ロバの耳"- そのに

よ〜し…こんなもんですかね。目、開けて」
「ん…」
言われるがまま、ゆっくり目を開けると…そこには、両サイドの丁度"ロバの耳"があったあたりに、根元を紅いヘアゴムで結ばれた、小さなツイン・テールが出来ていた。
「ちょっと感じが違うけど…まぁ、見えなくはないんじゃないかと思う」
省51
546:海月 亮2005/01/30(日) 20:29
-子瑜姉さんと"ロバの耳"- そのさん

「……ふむ…まさか、こんな長い間効き目があるとは思わなかったが…」
「やっぱり、テメェの仕業だったのか、孔明」
荊州学区・公安棟。かつては江夏棟の名で呼ばれたそこは、帰宅部連合と長湖部の勢力範囲の境目にあたり、その二勢力の中立地帯となっていた。
魯粛は今回の事件の原因が諸葛瑾の妹・諸葛亮にあると考え、渋る彼女を無理やりに引きずってきたのである。
省50
547:海月 亮2005/01/30(日) 20:38
以上でござる(゚∀゚)>
「風を継ぐ者」の閑話休題的に書いたお話なのですが…出来上がってみるとまったく無関係に(オイ
時期的には長湖部&蒼天会が合肥と濡須でドンパチやる直前くらいになるでしょうか。

>ぐっこ様
留賛。そうなんですよ、彼女の散り様はいずれ書かねばならぬと思っておるのですよo(>ω<o)
省8
548:北畠蒼陽2005/02/10(木) 16:26 [nworo@hotmail.com]
ご無沙汰です。
えっと、まだ未完成の作品なんですが前に言ってた曹騰の話です。
実は今週引越し予定でして、しかもまだ引越し先にネット環境が整ってない、いつ復帰できるかもわからない状況なのでとりあえず出来ているところまで投下です。
ちなみに全8話の予定。ちょい長いですな……
549:北畠蒼陽2005/02/10(木) 16:27 [nworo@hotmail.com]
-Sakura-
第1話:紅華

時計の秒針が時を刻む音だけが聞こえる。
曹騰はうららかな昼下がり、1人で縁側に正座し緑茶をすすっていた。
すごくおばさんくさい。
省48
550:北畠蒼陽2005/02/10(木) 16:28 [nworo@hotmail.com]
「そんなことを言うのはこの口? この口?」
むにむにと引っ張る。
「ひ、ひたい! ひたいよぉ〜!」
むにむにむに。
ほっぺたをむにむにと引っ張っているとまた足の痺れが襲ってきて曹騰は再び突っ伏した。
「うぐ……と、とにかく孟徳ちゃんはそんなことを気にすることはないの! みんなに嫌われたら私がその分、愛してあげる。そして本当に友達、って言える人たちができるまでずっとずっと守っていてあげる」
省32
551:北畠蒼陽2005/02/10(木) 16:28 [nworo@hotmail.com]
……

とても目立つ少女だった。
遠目にもつややかな髪をばっさりとオカッパにまとめ、さらなる特徴として誰が見ても明らかな胸のふくらみのなさ。
そして制服も膝がちょうど隠れるくらいのショートパンツ。
典型的なカムロである。
省31
552:北畠蒼陽2005/02/10(木) 16:30 [nworo@hotmail.com]
「……ッ!」
「それは酷くないですか?」
曹騰が口を開こうとした、まさにその瞬間、後ろからの涼やかな声がやんわりと割って入る。
「それに彼女だって遊んでここまでこれたわけではないはず。先ほどの『カムロごとき』という言葉は取り消すべきだと思います」
係員はぱくぱくと金魚のように口を開け閉めさせて顔を青ざめさせている。
いい気味、と思いながら曹騰は天使の声の持ち主を見た。
省31
1-AA