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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
601:北畠蒼陽2005/03/07(月) 02:46 [nworo@hotmail.com] AAS
-あおいそら-
その日……
彼女は桜の並木道を歩いていた。
もちろん桜の季節にはまだ早い。
葉もない桜などただ物悲しいだけである。
省44
602:北畠蒼陽2005/03/07(月) 02:47 [nworo@hotmail.com] AAS
「みなさん、連合生徒会会長の曹操です。まずは先輩がたの卒業をお祝いします。
さて……本来であれば私はここに来るつもりはありませんでした。私も忙しい身ですし卒業式程度、私が出席しなくても進行することは知っているからです。代理人を立てようと思えばいくらでも立てられる……私にとってはその程度のものでしかありません。
でも、それでも私がここにきたのには理由があります。
それは……みなさんには申し訳ないのですが諸先輩がたを祝福するためではありません。
たった1人の人を見送るためです。
省31
603:北畠蒼陽2005/03/07(月) 02:48 [nworo@hotmail.com] AAS
「……」
誰もいなくなった式場。
そこに袁紹はたった1人で座っていた。
曹操が自分のことをあれほどまでに思っていてくれたのが嬉しかった。
誰の祝福よりも胸を張って受け取れる、とそう思った。
ことり……
省42
604:北畠蒼陽2005/03/07(月) 02:53 [nworo@hotmail.com] AAS
というわけで学三参加1週間後に書きたくて書きたくてでも書けなくて、これって恋?
いや、ただ時期ものだったから書けなかっただけです、というものがようやっと書けました。
あと書きたい人物は……王允、かなぁ?
王允書きたいかなぁ?
>ぐっこ様
省11
605:海月 亮2005/03/07(月) 19:21AAS
>ぐっこ様
重い…重過ぎますよこれは。何というか、本当にシャレにならない事情の中で奮戦されて居られたのですね…。
何の事情も存じあげず、好き放題振舞う毎日を送る私めなど、この件について何か言うべき資格はなさそうですが…それでも、なにとぞご自愛の程を。
そして此方に戻って来られる日を心待ちにしております。
>北畠蒼陽様
省11
606:北畠蒼陽2005/03/11(金) 16:34 [nworo@hotmail.com] AAS
-王允の亡霊-
「お久しぶりです、お姉さま〜♪……って、なんであんたがッ!?」
「……それはこっちのセリフ」
喫茶店に回るようにくるくると踊りながら駆け込んできたロングヘアーを無造作に後ろに流した少女をすでに席についていた肩のラインで髪をそろえた少女が紅茶を傾けながら冷静にツッコんだ。
「なんであんたがここにいるのよ、伯輿!」
省36
607:北畠蒼陽2005/03/11(金) 16:36 [nworo@hotmail.com] AAS
王凌……あだ名は彦雲。
かの王允の従妹。後に各地の棟長を務め、曹丕によってエン州校区総代に任命された。その後は揚、予校区の総代を歴任し、いずれも生徒から好評を得る。揚州校区兵団長に転じ、校区総代を引き継いだ孫礼とともに長湖部の全Nの攻勢を撃退した。
現在は生徒会の生徒会執行本部本部長として辣腕を振るっている。
……ちなみに王昶とプティスールの契りを交わしている。
また王基の才能を一番最初に見出したのも彼女であった。
王昶が公治と呼んだのは令狐愚。
省31
608:北畠蒼陽2005/03/11(金) 16:43 [nworo@hotmail.com] AAS
わぁお、王允の話を書くつもりだったのにー!
まぁ、王昶の話しもいずれ書きたかったので、その前準備と割り切りました。
ちなみに王昶&王基は玉川様イラストの外見とちょっと違うような性格ですが私の脳内ではあの外見でこういう性格です。
令狐愚は……もうちょっとバカのような気がします。
省10
609:北畠蒼陽2005/03/13(日) 21:10 [nworo@hotmail.com] AAS
-晋の系譜-
東晋ハイスクールの誕生……
それは落日の司馬蒼天会の意地、といっても過言ではないだろう。
生き残りのための共学化。
後漢市南部の荊、揚、廣、交をおさえるのみではあるが、しかしそれでもその誕生に多くの少女が期待を胸に抱いた。
省28
610:北畠蒼陽2005/03/13(日) 21:11 [nworo@hotmail.com] AAS
「確かに敵対者を叩き潰すのは反対しねぇ。だがそうなると曹仁の姉御から続くピンクパンサーズヘッドの……曹真の姉御の妹をトばす、ってことになる。アタシにゃあそんな義理を欠くようなまねはできねぇな」
力強く言い切る牛金に……
司馬懿は再び少し考えるようにして……そして執務机から乗り出すようにして牛金の胸元の蒼天章をつまんだ。
司馬懿が少し力を入れれば簡単に蒼天章は牛金の胸元からはずされることだろう。
だが牛金は司馬懿を睨みつけたまま微動だにしない。
「……義理のために蒼天章を失っても……いいというの?」
省30
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