★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
611:北畠蒼陽2005/03/13(日) 21:12 [nworo@hotmail.com]
えと、その……
北魏正史の司馬睿伝で『司馬睿は牛金の子である』とか書かれてるんで想像を逞しくしてしまいました。
まぁ、ぶっちゃけ年齢的にありえない話ではあるんですけど、年齢の垣根が低いこの学三だったらやれるかのぁ〜、と。
とりあえず参考文献、というか早稲田大学三国志研究会による『三国志大研究』という本において以下のような仮説があるためそれに準じてみましたー。

以下、引用。
省11
612:海月 亮2005/03/16(水) 21:20
-銀幡流儀-
そのいち 「夜襲、銀幡軍団」

「ええええ!? たった10人で曹操会長の本陣に〜!」
「ああ…やらせてくれ、部長」
濡須棟の棟長室、その机を蹴倒さんばかりに驚いて仰け反る孫権を目の前にして、甘寧は内心の怒りを最大限に抑えた表情で、そう告げた。
省52
613:海月 亮2005/03/16(水) 21:21
「てめぇら、準備はいいな?」
「オッケー、何時でも往けるぜ、リーダー」
目印に羽飾りをつけた鉢巻を身に付けた、"銀幡"軍団は合肥棟入り口正面の草陰に潜んでいる。
「よし…先ずお前、ブレーカーの位置はわかっているな?」
「もちろん、任せといて下さいよ!」
「おう…行けっ!」
省64
614:海月 亮2005/03/16(水) 21:21
-銀幡流儀-
そのに 「混沌の中の純潔」

「…くっ!」
執務室から離れて一人、凌統は壁に拳を打ち付けた。
惨めだった。
省83
615:海月 亮2005/03/16(水) 21:22
曹操と劉曄がなにやらやり取りしていた、同じ頃。
「ええ!? ちゃんと探したの!?」
「すいませんッ! あたし達がちょっと目を離した隙に…」
狼狽した表情で濡須棟執務室から飛び出した孫権。その後ろ、数人の少女達が後を追って出てくる。
「公績さん、絶対安静の大怪我なんだよ? …それに、武器だって壊れちゃったんでしょ?」
「え、ええ…確かに凌統先輩愛用の"波涛"は前の戦闘で壊れましたが…」
省92
616:海月 亮2005/03/16(水) 21:23
-銀幡流儀-
そのさん 「果てしない青空に誓う」

まるで雷鳴のような音がした。
しかし、痛みのようなものは何処にもない。目を開けたふたりが見たのは、鮮やかな一対の羽飾り。
「…間一髪、だな」
省66
617:海月 亮2005/03/16(水) 21:23
「公績さんッ!」
抱えられていた凌統の姿を認めると、棟の昇降口で待っていたらしい孫権が泣き顔で駆け寄り、その傷ついた身体を抱き寄せた。
「ばかばかっ! なんでこんな無茶なことしたんだよっ! どれだけ、どれだけ心配したと思ってるんだよっ…!」
「…すいません、部長」
その様子を見ていた甘寧が呟いた。
「部長…差し出がましいことかも知れねぇけど、公績の気持ちも酌んでやってください。コイツはコイツなりに、必死に考えた末の事だと思いますから」
省73
618:海月 亮2005/03/16(水) 21:42
なんだかSSを持ってくるのがえらい久方ぶりになってしまいました…ってなわけで、海月です。
まぁ、一話ずつ上がり次第持ってくれば良いような気もしましたけど、そうすると、多分完成しないような気がしたんで…所詮、人間失格ですので_| ̄|○

前々から甘&凌の和解話を書こう書こうと思ってたんですが、なかなか構想がまとまらなくて(楽進も別件で飛ばされてしまいましたし;w)最終的にこの形になるまで随分かかりました。
甘寧の百人夜襲(ここでは十人ですが)もセットで。あと、「玉屋歴史館」(玉川様のページのコーナーですな)に取り上げられていた甘寧の最期に関する記事も取り入れてみたり。

省8
619:岡本2005/03/17(木) 15:49
海月様
>久方ぶりのSS
私から見れば驚異的なハイペースですが。お話としては、甘寧&凌統の魏呉激突
前後の諍いと和解ですね。凌統の無双W登場もあって学三の気運を高めるには
効果的な話題ですね。

省31
620:海月 亮2005/03/17(木) 18:47
>異説
そいつを言われてしまうと…
ただ、楽進vs凌統の展開は活かしたうえで話を書きたかったってだけでして。
満寵達がキレて突っ込んでいくのも、何気に「蒼天航路」のオマージュですからね。

>「蒼天航路」逍遥津
省11
1-AA