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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
738:北畠蒼陽 2005/07/10(日) 23:13 [nworo@hotmail.com] >海月 亮様 おぉっと、荀令君! こりゃまたお見事っす。 呉ネタだけでなく魏ネタもかいちゃうとこ、見習わなきゃいけませんねぇ。 でも私が呉……呉かぁ。 ……ネタが浮かばないなぁ。 んー、あの大軍師の最期はいろんな人がいろんなこといってますけど私は大澤教官の『真実の三国志』第8章で書かれたのが一番近いんじゃないかな、と思いますがいかがなもんでしょうか? まぁ、人の数だけ物語がある、ってことでこれはこれでGJなのですよ〜。
739:★玉川雄一 2005/07/11(月) 02:33 >>732-733 つhttp://gukko123.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/12ch/read.cgi?bbs=sangoku&key=1035648903&ls=50 ちなみに魏だとこういうのもある http://gukko123.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/12ch/read.cgi?bbs=sangoku&key=1035648462&ls=50 まあ、千葉県民の漏れにとっちゃマクースコーヒーなんざ湯水のごとくあびるよオにいけるがな(´ー`)y-~~~ ……ゴメンナサイイッポンデカンベンシテクダサイ_| ̄|● アタシも二宮の変書きたい…けどそれ以前のネタで行き詰まってるし('A`)
740:雑号将軍 2005/07/11(月) 23:20 >海月様 お見事っ!呉だけでなく魏の話しまで書かれるとは…。感服つかまつりましてござりまする。 荀掾cなんか曹操の軍師ってみんな最期が切ないですよね。荀揩ゥあ。僕も今度は魏の武将書いてみようかなあ。 >玉川様 ありがとうございます!さっそく覗かせて頂きました。なるほど。やっぱりこういう談義あったんですね。 僕もみなさんとだいたい一緒で、甘寧、朱然、朱桓、徐盛、太史慈だと考えています。時代がバラバラですが…。
741:海月 亮 2005/07/16(土) 11:51 荀令君のあとまったくネタも浮かばない私が来ましたよ(^^ >北畠様 てか王表の6話までをキボンヌ。とか言ったらダメですかね? 私めはそろそろ蜀でも誰か書きたい気もしますが…。 >雑号将軍様 魏将は書く人間に事欠きませんからねぇ。 まだまだ書いてみたいとかSSを見たいヤツはゴマンといますよ。 そういえば私、何時か書こうと思っていた陳泰&昜の話の草案、何処やったっけ…?(オイ >呉の五将 こいつぁとても参考になりますねぇ…。 皆様それぞれでやはり大いに見解の割れるところなんですね。 周瑜、魯粛、呂蒙、陸遜はやはり別格としても朱然、朱桓、全N、呂岱、賀斉の名が挙がってきそうです。 徐盛も捨てがたいんですけどね。 甘寧は確かにゲリラ戦術に長けてはいると思うのですが…「五将」と言うカテゴリーにはまるかは個人的には疑問の残るところ、ですかね。 同様に、伝では諸侯扱いになった感のある太史慈は別格の存在だった気もします。 孫皓時代になると陸抗を別格に置いて、丁奉、施績、留平、鐘離牧、陸凱という実に海月好みのメンツしか挙げられないと言う罠。
742:海月 亮 2005/07/16(土) 12:08 …と思ったけど、甘寧の件で早くも訂正。 考えてみれば甘寧は蜀攻略を献策したり、戦闘以外でも活躍していること思い出した… 甘寧も五将の候補に加えても問題ないですね。
743:雑号将軍 2005/07/16(土) 13:28 同じく、何もネタが浮かびそうで浮かばない雑号将軍です。一応、絵描きBBSで談義した曹操の話を書こうと思ってはいるのですが。 >私めはそろそろ蜀でも誰か書きたい気もしますが…。 それなら羅憲と歩協の戦いとかどうですか?まあ、僕の希望ですが…。 >呉の五将 そうですよね。やっぱり四大都督は別格として・・・・・・朱然、朱桓は決定。後が、魏や蜀のメンツから比べると見劣りしてしまうんですよね。呉ファンの皆さんごめんなさい。 甘寧。そうかもしれませんね。趙雲もそうなってしまいそうですが。そうでしたね。太史慈はなんか別格の扱いを受けてました。手元に正史三国志がないもので…。本気で購入考えようかな。 孫皓時代は海月様とまったく同じですね。張悌はどうなんですかね?政治家なのか将軍なのかよくわかりません。
744:海月 亮 2005/07/16(土) 17:48 >羅憲VS歩協 …が、頑張ってみます…。 でもそれなら何気に丁奉の出番があるかも。 >甘寧と張悌 いえいえ、甘寧は入れちゃっていいと思いますよ(^^A 最近思い入れ持ちすぎないよう過小評価しているきらいがあったものだから… 張悌は…たしかにかなり難しいところですよね。 あの時代になるともう、ひとかどの人物を呉で探すことが最早困難なような気がしますが…まぁ張悌ならあの時代では、呉将でも飛びぬけた存在ではあることは間違いない気がしますね。
745:雑号将軍 2005/07/16(土) 21:57 >羅憲VS歩協 あ、あの、ただの独り言と思ってスルーしちゃってもかまいせんからっ!気を使わせてしまったようで…。 >呉の五将 なんか難しいですね。やっぱり呉で同時期に五人の将を集めるのは難しいのでしょうかね? >張悌 そうですね。あの時代になるとホントに…。後は・・・・・・ごめんなさい、僕の知ってる限りでは見つかりません。 こう考えると呉が滅亡したのは自然だったのでしょうか?
746:北畠蒼陽 2005/07/17(日) 10:40 [nworo@hotmail.com] 「〜♪」 王昶がお気に入りの洋楽を口ずさんでいる。 王基がそれを胡散臭そうな顔で見た。 王昶はスカートの丈をヒザ下まで伸ばし、別に目に異常があるわけでもないのに右目にアイパッチをつけている。本人に聞いたら『ファッションだ』と言い張ることだろう、恐らく。 ちなみにアイパッチにディフォルメされ可愛くなったドクロのマークが描かれているところなんぞはもうどうツッコんでいいのかすらよくわからない。 だがそういう王基からして曹爽副官時代に着ていたボレロを身に着けているのはアナーキーっぷりを存分に発揮しており、いい感じといえるかどうかすら微妙なのだが。 東興の日 その日、長湖部の巨人、孫権が引退した。 これは蒼天会にとって混乱しているであろう長湖部を打ち倒す千載一遇のチャンスであった。 司馬師はこの機を逃さず諸葛誕と胡遵を東興に、王昶を南郡に、毋丘倹を武昌に進めさせた。 これは現蒼天会を代表する人材であり、まさに司馬師のこの一戦にかける意気込みが伝わるものであった。 「まさに無人の沃野を征くが如し♪」 王昶が本陣とする仮設テントの長机に腰掛けながらご機嫌に呟いた。 王基は微妙な表情をする。 確かに『無人の沃野』だ。人がいなさ過ぎる。 恐らく東興か武昌に全軍を集結させているのだろう。 そちらの戦線が敗れれば……あまり好ましい事態にならないことは確かだろう。 王昶が王基の表情に気づき苦笑する。 「わかってるって、私だってバカじゃない……まぁ、かった〜い校舎があるんだからそれを利用した防衛、ってのが正攻法。多分、敵が集結してるのは胡遵のとこだろうね」 「……うん。だったら今、惜しいものは時間」 「そぉそ♪ OGの孫ビン先輩は敵国に攻められた趙を助けるために敵国の本校舎に直接攻めかかったらしいけどね。つまり私らのなすべきことは……」 「……今だから建業棟を目指す。それがわかってるんだったら……」 すぱこーん。 王基が王昶の頭をスリッパで叩いた。 いい音がした。 「……テントなんか撤収してとっとと動く。一刻一秒の無駄は許せないわ」 「えぇい、伯輿だけが副官ならわざわざ意思確認なんて必要ないわい! 他にもひとがいるから意思疎通のための会議が必要なんでしょ!」 頭を庇うように腕を上げて王昶が王基に抗弁する。 ……まぁ、それもそうか。 王昶の妹の王渾をはじめとして幕僚には恵まれている。だが恵まれてはいるものの意思疎通は重要だ。 「……じゃ、もういいでしょ。動く動く」 「ぇー、まだいいよー。胡遵も諸葛誕もバカじゃないんだから。まともに戦闘せずに時間稼ぎに徹してさえくれれば私と毋丘倹でなんとかするさ」 王基が拳を振り上げると王昶はカンフーポーズで対抗した。よくわからない。 伝令が息を切らして王昶のテントに飛び込んできたのはちょうどそんなときだった。
747:北畠蒼陽 2005/07/17(日) 10:43 [nworo@hotmail.com] 「あのバカッ!」 シニカルな笑みを浮かべるか、またはにこにこと笑うか……どちらにしても王昶にしては珍しいことに激情を顕わにして机を拳で打ちつけた。 王基も気に入らなさそうに鼻にしわを寄せている。 しかしそれを王渾をはじめとした幕僚たちも止めることはできない。 伝令の伝えたニュースはそれほどショッキングなものだった。 東興において諸葛誕と胡遵、敗北。 韓綜や桓嘉はトばされ、主将の諸葛誕と胡遵も身ひとつで逃げるという絵に描いたような大敗北であった。 王昶も王基もそのまま固まったように動かない。 幕僚たちも戸惑いを止めることはできない。なんといっても今、この場に2人以上の戦歴の持ち主はいないのだ。 実質、指示待ちではあるもののその肝心の2人ともが動かない状態であった。 たっぷり2分凍りついたように動かないでいた王昶がやがてぼそっと口を開く。 「撤収するよ」 「おね……主将! 私たちは無傷です! ぜんぜん戦える状況ですよ!」 抗弁する王渾に今度は王基が答える。 「……ここは長湖部領内ってことを忘れちゃいけないわ。これは一方面の敗北ってだけじゃない……『蒼天会のホンキ』の敗北よ……ただ」 王基がちら、と王昶を見る。 「……文舒、責任とろうなんて考えてないでしょうね?」 「軍隊を無傷で撤収させるんだ。せっかく高まってた士気もがた落ち……誰かが責任とらにゃあいかんだろ」 拳を机に打ちつけたまま王昶が答える。 王渾たちははっと息をのんだ。 それはそうだ。中央の人間の中にも今の自分のように『まだ戦える』と考える人間だっているだろう。 まだ戦えるにもかかわらず撤収などをすれば処罰……最悪、自主引退…… 「玄沖、その場合はあんたが指揮権を握るんだよ。大丈夫、あんたまで責任が回らないようにはしてやる」 「おね……!」 なにかを言おうとする王渾に、王昶はやっと顔を上げ、笑顔を見せた。 「責任者ってのは文字通り責任を取るためにいるんだ。なにもおかしくはない」 「……ふ〜ん」 今にも泣きだしそうな顔の王渾。 しかし王基だけがさらに不満げな顔をする。 「……文舒、1人で責任取るなんてかっこつけたこと、許せないんだけど」 「あんたは残れ、って言いたいけどね。ま、そういう顔したときはなに言っても無理か」 王基は王昶の苦笑交じりの言葉ににっこりと笑った。 「……長い付き合いだからね。諦めなさい」
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