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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
111:★ぐっこ 2003/01/13(月) 15:42 おなじくゴチです教授様! (;´Д`)ハァハァ…いいなあ…もう…萌える… 簡雍もイイ感じだ(^_^;) さて…はやいところガンパレ熱を沈静させて学三補強にかからねば…
112:惟新 2003/01/13(月) 17:20 結局描いちまいやした… http://members.jcom.home.ne.jp/holly-night/kannu.GIF シチュは「写真を撮ろうとした簡雍を叱る関さん」 真っ白なのはCGに慣れたら彩色しようという小さな野望です(^_^;) …良く考えたら玉川様やアサハル様におねだりした方が良かった罠。
113:惟新 2003/01/13(月) 18:05 改めて読み直してみたら箒は持ってそうにないですねぇ… デジカメを持たせるべきであったと反省。
114:郭攸長若@凡ミス 2003/01/13(月) 23:24 [azumaio@hotmail.com] ■信念と迷い 黄巾事件は終わった。 だが、蒼天学園を取り巻く動乱は既に収拾不可能な所まで来ていた。 黄巾事件の収拾に貢献し、その名声を学園中に轟かせた少女・皇甫嵩。 終わりを知らぬかのように思えるその動乱に、彼女は一人思いを馳せていた。 コンコン。 部屋の戸が叩かれる音、気が付けば時間は夜の九時を回っていた。 「先輩・・・私、閻忠です。ちょっとお話宜しいですか?」 「閻忠か・・・あぁ、入れ」 不機嫌なようにも思えるぶっきらぼうな態度、彼女にとっては普通であった。 後輩である閻忠もそれを知っているからこそ、何も言わずに扉を開けた。 「失礼します・・・」 閻忠は靴を脱いで部屋に上がった。 どこか真剣な面持ちだがそれは彼女とて同じこと・・・いや、もしかして閻忠も同じようにこの動乱に思いを馳せていたのかもしれない、彼女はふとそんなことを思った。 「何か飲むか?」 「いえ、すぐお暇しますのでお構いなく・・・」 僅かな沈黙の末、閻忠が口を開いた。 「先輩、チャンスってとても貴重な物なんですよ」 唐突な話だった。 閻忠という少女は唐突に話を切り出す節がある。 だから彼女もそれを心得ていた。 だがそれにしても、今までにない唐突な切り出し方である。 困惑する彼女をよそに閻忠は言葉を続けた。 「この学園をリードしてきた人達は皆、チャンスを上手く掴んだからこそそれが出来たんです。どうして先輩は、こんなチャンスを前にしながらそれを掴もうとしないんですか?」 「どういうことだ・・・?」 閻忠のかつてない勢いに押されながらも、彼女は口を開いた。 閻忠は言葉を続けた。 「この学園をリードするのに地位なんて関係ありません。先輩のような功績を挙げられる人が、あんな生徒会長のような能無しの下にいるなんてあってはならないことです! 先輩の威光は生徒会中に広がり、学園の外にまで聞こえ渡っています。多くの生徒達が先輩に注目し、先輩の為に尽くそうといきり立っているんです。それなのにあんな会長の下にいて、どうやって無事に学園生活を終えることが出来るんですか!」 閻忠の声は、興奮で高ぶっていた。 「私は生徒会に付いて行くと決めた人間、その心を忘れることはない。なのに何故そんな事を言う・・・!」 彼女は高ぶる感情を抑えて言い返した。 それに対し、閻忠もまた言い返す。 「それは違います! 昔、韓信先生は劉邦先生から受けたもてなしを裏切ることができず、蒯通先輩の言葉を拒否して、旧蒼天学園の勢力を三分するチャンスをむざむざと見逃しました。今、生徒会の勢いは当時の劉邦先生や項羽先生より弱く、先輩の力は韓信先生よりもずっと強大です。ですから先輩が立ち上がれば風雲のような勢いを巻き起こすことができるんです。学園中をまとめ上げ、生徒会を掌握し、蒼天会を押しのけて先輩が学園トップの座に就くこと、これこそチャンスを生かす最高の決断です! 先輩のような聡明な人が事態を見極めず、チャンスに先手を打たなければ、必ず後悔することになるはずです。それではもう手遅れなんですよ!」 感情を抑えず、精一杯力説した閻忠は息を切らしていた。 「先輩・・・」 彼女の目は真剣であった。 しかし彼女は何も言わない、ただその真剣な眼差しを閻忠に向けているだけだった。 「し、失礼しました!」 居たたまれなくなった様子で、閻忠は部屋を出て行った。 そして閻忠が部屋を出て行った後・・・。 「私がそんなことをしたって、学園は変わらない・・・いや、変われないさ・・・」 彼女は一人呟いていた、自分に言い聞かせるようにして。
115:郭攸長若@凡ミス 2003/01/13(月) 23:42 [azumaio@hotmail.com] 皆様がオリジナリティ溢れる文章を書いておられる中、一人原文まんまパクリ・・・皆様の「しょ〜とれんじすと〜り」とは別種の「せっていすと〜り〜」として受け入れていただければ幸いです。 学園の平和を誰よりも願う少女、一度決めた信念は何が何でも貫き通す少女、それが私の抱く(学三での)皇甫嵩のイメージです。 一方の閻忠、実際には皇帝を批判しているはずなのですが「学三」における「蒼天会長」には実権がないので何進批判をして頂きました。 偉大なる先輩・皇甫嵩を尊敬してやまない少女、それが閻忠のイメージなんですが・・・ぶっちゃけた話、榊さんを慕うかおりんが頭に出て来てたり(爆) で、最後に韓信についての語りなのですが・・・。 またも勝手な設定です。 私の中の設定では「蒼天学園」は昔「前漢市」にあり、劉邦先生や項羽先生は学生時代をそこで過ごしたということになっています。 つまり、劉邦・項羽・韓信・張良etc・・・は皆、蒼天学園の卒業生ということです。 この内容はここに書くことではないかもしれませんが、いかがなものでしょうか?
116:教授 2003/01/14(火) 00:10 郭攸長若様> うひゃあ…整った文体、読ませる内容…感服です…。 皇甫嵩&閻忠とは…考えもしなかった。 閻忠たんが熱い…達観した皇甫嵩たんもかっこいいです〜。 劉邦や項羽…あんまし大きな事言える身分でもないですが、その設定はかなりイケてると思います。
117:教授 2003/01/14(火) 00:11 レス書き忘れ、誠に申し訳ないです。 維新様> う、巫女関羽たん…ハァハァ。 いかん…暴走しそうだ…。 愛が感じられます、萌え〜…。
118:★ぐっこ 2003/01/14(火) 23:41 皇甫嵩たんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! 一時期は朱儁を凌ぎ董卓をも圧倒し、天下に最も近かった英傑! 従姉の皇甫規をも上回る声望にめぐまれ、「蒼天会長に」と 熱狂的に支持する生徒達もいたとか。 ちなみに演義での彼女は、格技研所長。バリバリの武断派であります。 イメージぴったり!
119:惟新 2003/01/14(火) 23:54 ぶっきらぼうなしゃべり方萌え〜!!! …… ハッ! いかんいかん… え〜徳高き名将、皇甫嵩タンのご登場です! この方には「内に秘めたる思い」があるように感じています。 彼女は何を思っていたのか…それを語るは大変意味があるかと! …もしかすると私が皇甫嵩を掴みきれてないだけなのかもしれませんが(^_^;) そんでもって閻忠タン! 賈[言羽]を見出したのも彼女でしたっけ。 王国が皇甫嵩に敗れた後、代わりに担がれたのが閻忠タンというのは、運命の皮肉を感じますねぇ… >教授様 感想どうもです〜! 実は、司馬遷先生を描くまで自分がイラスト描けたことをすっかり忘れてました(^_^;) 思い返してみると半年くらい絵を描いてなかったんですよね。 「絵を描くってこんなに楽しかったんだよなぁ…」とか「そういや俺の絵柄ってこんな感じだったなぁ」とか、 思い出し思い出し描いています。 …せっかく思い出したのにこれから学業が修羅場に突入し、また忘れてしまいそうな罠。
120:教授 2003/01/17(金) 22:54 ■■宴会 −その後−■■ 日曜日の朝。 けたたましく目覚し時計が部屋に鳴り響く。 「う…うん…」 二段ベッドの上側で寝ていた少女は音の発生している方に手を伸ばす。 何度か空やあらぬ所を掴みながらも、ようやく目的の物を掴む。 「…七時前…」 寝ぼけ眼の法正は横になったまま顔をしかめて呆けていた。 「折角の日曜日なのに…何で目覚ましをセットしちゃったんだろ…」 ゆっくりと上体を起こす。 頭を鈍器で殴られたような、シェイクされたような重い痛みが走った。 「いたた…」 額を手で押さえる。 …と、視界の先に見知った人物がいた。 その人物は玄関のドア辺りで、不思議な寝相でいびきをかいていた。 「…張飛さん?」 何故、ここに張飛がいるのだろう…。 法正は必死に記憶を整理しようと試みるが、ある時間からぽっかりと記憶に欠落が生じていた。 そればかりか、考えれば考えるほど頭痛がひどくなる。 「だめ…思い出せない…」 気分が悪くなりそうなので、思い出す事をやめる法正。 大きく深呼吸をして気持ちを落ちつける。 幾分か冷静さを取り戻すと、二段ベッドから降りた。 「あれ…? 私…こんな服着て寝てたの…?」 自分の着ている服に戸惑いを隠せない様子。 下着を除いて、ぶかぶかのYシャツ(男物)のみ。 世の男性諸君には、このスタイルの良さが理解できると思われる。 「なんで…?」 頭の中をハテナマークが支配している。 最早、冷静な思考は限りなく不可能になってきていた。 「と、とにかく…カーテン開けて…」 照明を点けていない薄暗い部屋に採光する為、カーテンを開く。 眩い日の光が法正の目に飛び込んでくる。 今日も快晴のようだ。 取りあえず、着替える為に振り返る。 「う…こ、これは…」 その光景に思わずたじろぐ法正。 二段ベッドの下の部分、ここに簡擁、劉備。 キッチンには魏延、馬超、馬岱。 クローゼットを開ければ、中から趙雲と劉禅が出てきた。 いびきをかいて爆睡してる者から憔悴しきって青白い顔の者まで幅広く法正の部屋を埋め尽くしていたのだ。 おまけにそこら中に酒の瓶やカン。お菓子の袋、食事の無残な残りカスが散乱している。 さながら戦場の死体置き場のような凄惨さだった。 「いつから…いつから私の部屋がサバトになったのよーっ!」 収集の付きそうもない自分の部屋を前に叫ぶしかない法正であった…。
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