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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
123:教授2003/01/17(金) 23:01AAS
「……………」
全員が悄然としながら砂嵐を見つめていた。
自分の酔った時の姿を初めて目の当たりにするとこんな感じになってしまうのだろう。
御気楽気分で再生ボタンを押した劉備は青ざめていた。
全身天然ボケの劉禅ですら口をぱくぱくさせている。
言葉を失った重苦しい空気が流れた。
「つ、つまりは…避難場所にこの部屋が選ばれて…ここでそのまま二次会が勃発したって事か…」
逸早く立ち直った張飛が乾いた笑みを浮かべて状況を整理する。
それよりも孫乾の安否を全員が気にしていた。
「わ、私…帰るよ…」
馬超は馬岱にヘッドロックを掛けながらそそくさと部屋から出て行く。
「う、ウチらも帰るわ…」
続いて劉備、劉禅、張飛、簡擁が逃げるようにその場を立ち去った。
「あ、部長! お供します!」
魏延も遅れて出て行く。
風のように去っていった狼藉者達。
二次会の現場に残ったのは部屋の主、法正と趙雲の二人だけ。
趙雲はデッキからビデオを抜き取ると、法正に向き直る。
「このテープ…捨てましょう…」
「そだね…」
赤い顔の趙雲と法正がビデオテープをゴミ袋に放りこむ。
普段見る事がない趙雲と法正の姿態。
流石に後世に残したくはないようだ。
「所で…誰が私にあんなの着せたのかな…」
法正は首を傾げる。
「それよりも…何で私とアトさんがクローゼットの中に…」
趙雲も首を傾げた。
自分の身に起こった不思議。
二人はそれ以上にある事に気が向いている。
そして、二人の声が重なった。
『孫乾さんが気になる…』
−謎を残しておしまい♪−
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