★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
272:★玉川雄一2003/05/04(日) 01:43AAS
あははーっ、続き書こうとしたらどんどん延びてますよーっ。

>元ネタをぐぐる
「フラットランダー」で検索すれば一件そのものズバリが出てきましたね(^_^;)
つうか、ちゃんと意味のある言葉だったんだコレ…
ちなみに、『震える山(前編)』というのがそのまま元ネタのタイトルなわけですが、
省10
273:★玉川雄一2003/05/04(日) 02:31AAS
>>265から続き

 ▲△ 震える山(前編の2) △▲

生徒会の狄道棟包囲軍は張嶷の先の奮戦を恐れて突入を一旦諦め、布陣を改めていずれ脱出するであろう連合軍の狙撃体制を整えた。ようやく雍州方面軍にも配備が始まった虎の子の長距離狙撃用ライフルは3挺。数こそ少ないものの、射撃精度が高く数発までの連射も利く。予想される脱出ルートは狭路であり、一度に大勢が突破することはあり得ないために採用されたのである。だが、狙撃班は長射程とはいえある程度は接近する必要があり、そのために護衛部隊が臨時編成された。メンバーは雍州方面軍で頭角を現しつつあった新進気鋭の女生徒たちであり、徐質を隊長に胡烈、牽弘、楊欣、馬隆の5人が選抜されて“第08特設小隊”と命名されたのだった。

省56
274:アサハル2003/05/04(日) 02:46AAS
fw-rise.sub.jp target=_blank>fw-rise.sub.jp

こんなもんでよろしーでしょーかー。

ていうか張嶷かっこええ…ええ漢や!!

省8
275:★ぐっこ@管理人2003/05/04(日) 21:10AAS
>義兄上
あひゃ、スマソ。すぐに続けるおつもりだったとは知らず…。
んー、やはりしょーとれんじスレも、html化した方がいいですね…
最近とみに大作ふえてますし。

そしてナニゲに強い徐質たんらカコイイ! スカート付きワロタ。
省17
276:★玉川雄一2003/05/04(日) 22:28AAS
前編>>265  前編の2>>273

 ▲△ 震える山(前編の3) △▲

これまでに感じたことのないような高揚感に包まれつつも、張嶷の目もまた倒すべき目標をしっかりと見据えていた。敵は校庭に広がるバリケードの山の中に潜んでいるつもりかもしれないが、闘うものが発する独特の気配は隠しようがない。
「指揮者2、白兵3、狙撃手3、一人は真下か…」
省68
277:★ぐっこ@管理人2003/05/05(月) 20:23AAS
ぐはッ!Σ(゚□゚;)!! 張嶷たんカコイイ!
なんか単身で凄ェ活躍していますか!? 弾道を見切りつつ近接戦闘
で速射するシーンなんかもう燃え!張嶷もガンカタの使い手か!?
白兵戦闘でも、やはり牽弘・徐質など遠く及ばない!
これで南中の荒くれ者たちをまったりと統治していた棟長だったとは…
帰宅部連合の人材も、まんざら棄てたモノではありませんな!
省11
278:岡本2003/05/06(火) 22:23AAS
GWは休養で寝倒していましたので、反応が遅れました。
お絵かき掲示板もそうですが、SSスレッドも豪華作品の林立
で圧倒されました。

>玉川様
この台詞で感想に換えたいと思います。
省12
279:★玉川雄一2003/05/07(水) 00:42AAS
前編>>265  前編の2>>273  前編の3>>276

 ▲△ 震える山(前編の4) △▲


狄道棟内に置かれた帰宅部連合軍の臨時本部に詰めている姜維のもとに副官の倹盾ェやってくると、撤収の準備が整ったことを告げた。彼女は窮地にあって姜維を助け補佐の任をよく果たしていたが、さすがに精神的、肉体的両面の疲労はかなりのものになっているようだった。
省70
280:★ぐっこ@管理人2003/05/07(水) 23:40AAS
むう、以外にも徐質の善戦…。
つうか、回を追うごとにハードボイルドな展開!
張嶷たん… 将の良なるは己の役割に徹することと
いいますが、まさに今回の張嶷たんの奮戦は…・゚・(ノД`)・゚・
281:雪月華2003/05/10(土) 18:49AAS
広宗の女神 第二部・広宗協奏曲 第一章 軍師人形

先日、黄巾党から盧植が奪回した冀州校区鉅鹿棟を発した生徒会軍550人は一路、黄巾党本拠地である鉅鹿棟付属施設の広宗音楽堂を目指していた。付属施設といっても、鉅鹿棟からは5qの距離があり、途中、両脇を切り立った崖で挟まれた山道を3qほど越えねばならない。指揮は新たに総司令官職についた涼州校区総代の董卓である。
董卓軍はある異名を持つ。コスプレ軍団というのがそれであり、董卓配下は放課後、常に何らかの仮装をしていなければならず、それはかつての盧植配下であった450人も例外ではなかった。董卓直属の100人はそれなりに気合が入っており、いずれもハイレベルな衣装であるが、かつての盧植配下は、それを噂には聞いていたものの、突然の命令と短い準備期間だったため、良くて学芸会レベルの者がほとんどであった。
「赤兎」のサイドカーに座する、董卓の衣装がふるっていた。荒事を覚悟してきたのか、いつもの朝服…ゴスロリファッションではなく、やや戦闘的な、ひとことで言えばベル○らのオ○カルの衣装である。ご丁寧に金髪巻毛のウィッグまで乗せている。一種異様な貫禄さえ漂わせており、そのインパクトたるや、宝塚ファンが見たら生涯立ち直れないほどの衝撃を受けるであろうことは疑いない。
「李儒、お茶おねがい」
省33
1-AA