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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
317:★ぐっこ@管理人 2003/08/04(月) 23:19 水着祭りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! 教授様グッジョブ!!!(b^ー°) まず雷同キックワロタ。わかる!非常によく分かる!プールでしか繰り出せない大技! 脳天気な少年役ができそうな声優が似合いそうな雷同たんが想像できるなあ… 妙にガキっぽいのが揃ってる帰宅部連合のなかで、大人な黄忠&厳顔コンビいいな。 そして法正たん…。いつもの事ながら気の毒に(;´Д`)ハァハァ… ヤパーリウソ胸2割り増しなのかしらん…?
318:★教授 2003/08/05(火) 23:36 少し数えてみたら何と25本も駄文を書いている事が判明。 ここまで恥を晒すと却って開き直りそうな自分に危機感を憶える今日この頃です。 おーぷんえっぐ様> 実は雷同の登場は偶然ではありません。 お絵描きBBSをふと拝見してたら… 『雷同…この娘は使える!』 と、衝動的に登場をしてもらいました。厳密に言えば、張飛の他にやんちゃなキャラが欲しかったんですけどね。 雷同キックが概ね好評のようですが、元ネタは某特撮ヒーローの必殺技です。 最近の特撮とかアニメには疎いので…あの設定が分からなかったのですネ、これが(涙) ぐっこ様> 夢も希望もない事を言いますが…ズバリ、ウソ胸です。(爆) 裏話的な事言うと、実は投稿前に修正してるのです。内容が少し大人向けに傾いちゃってたので…。(切腹)
319:ヤッサバ隊長 2003/08/05(火) 23:49 >教授さん 初めまして。前々からここにお世話になっていながら、数ヶ月間来れなくて色々変わっていてビックリのヤッサバ隊長です(長いなぁ)。 今後ともよろしくです。 それにしても雷同キックは、やはり狙っていましたか…。 俺も技の一号は大好きですw なお、おーぷんえっぐさんがお絵かきBBSで紹介してた例の特撮作品についてですが、 比較的(というよりかなり)古いヤツばっかりだと思いますですよ? 「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!」の名口上を残している仮面ライダーストロンガーとかね。 しかし本放送が昭和50年って…俺生まれてないし!w
320:★アサハル 2003/08/06(水) 00:04 乗り遅れますたー! >雪月華様 某ネコ型ロボットとダメ少年と首長龍の長編版を思い出しました…。 それにしても何してるんですか孫シスターズ(w 二人の凶悪姉妹喧嘩(戦争)をモロに受け止めてきた孫家の実家の 耐久性が妙に気になりました。 続き…どうなっちゃうんでしょう?まさか折角生まれてきたのに 喰われるなんて事は(ry >教授様 あ、ああー(゚∀゚;) 雷同たん、ご愁傷様です…惜しい人を亡くされ………(死んでない) それにしても水着姿にも性格が出てて藁いました。特に諸葛亮。 何気に麋竺が萌え…
321:ヤッサバ隊長 2003/08/11(月) 21:58 ■■魏文長、その密やかなる趣味(1)■■ 魏延は生来より、豪胆かつ粗暴な女傑であった。 しかし、蒼天学園へと入学した直後より、彼女はその性格を改め、真なる淑女…つまり乙女への道を志した。 その経緯は、中学時代(蒼天学園中等部に非ず)剣道部に所属していた際、腰を痛めた為に一線を退く事になり、大そう悲しんだ。 しかし、その時彼女の先輩より「女は武のみに生きるに非ず」と諭されたが故であったという。 ともあれ、彼女は武骨な性格を正し、「乙女」として行きようと決意したのである。 「ふんふんふ〜ん♪」 荊州校区蒼天女子寮。 朝、誰もいない調理室で、魏延は鼻歌とともに何やら洋菓子を作っている。 どうやらクッキーのようだが、何とその形状は「クマさん」。 確かに、クマというところがある意味彼女を象徴するクッキーであるが、武辺者として既にその名を蒼天学園中に知られつつあった魏延が、そのようなモノを作る趣味を持っている者は、皆無と言えよう。 いや、彼女は意図的にそのような趣味がある事をひた隠しにしてきたのである。 かつて、このような事があった。 まだ、魏延が帰宅部連合に参加する前の事だ。 当時一年生だった彼女は、参加する部活を決めかねていた。 最初は中学時代のように剣道部に入部するのが筋だと思っていたものの、「乙女を目指す」という大目標が出来た手前、体育会系の部活に入る訳にもいかない。 そこで、荊州校区の文化系の部活に入ろうと決意したのであるが…。 「こんなんちまちまやってられっかぁぁぁっ!!」 …と仮入部した茶道部で、あまりの退屈さに苛立ち、ついには茶釜をひっくり返すという剛毅なマネをしでかしたのだった。 当然すぐさま追い出される魏延であったが、彼女は諦めない。 続いて美術部へと仮入部するのだが…。 「こんなんちまちま描いてられっかぁぁぁっ!!」 …と、例によってカンバスをビリビリと豪快に引き裂き、周囲を凍りつかせてしまう。 当然美術部も追い出された彼女は、最後に料理研究会に入ろうとする。 だが、既に魏延の勇名は荊州校区全体に広がっており、 「あ、あの…料理研究会に入りたいんですけど…」 「結!構!です!!」 …と、恐る恐る尋ねた魏延を、研究会代表・趙累が一蹴してしまうのだった。 さらに、当時魏延が所属していた長沙棟の棟長・韓玄は、粗暴な性格の魏延が大そう気に喰わなかったらしく、わざわざ魏延を呼び出してこう言い放っている。 「あんたに文化系の部活なんざ務まる訳無いでしょ。相撲部や牛乳部や魚拓部がお似合いよ」 このセリフに逆上しそうになった魏延であったが、 (ガマン、ガマンよ文長…こんなところでキレたりしたら、あたしはこれから一生乙女でいられなくなっちゃう…) と、じっと怒りを抑え、悶々とする日々が続いたのである。 だが、皮肉な事に魏延は「乙女」ならぬ「漢女」と言う異名と、武名を轟かせてゆく事になってしまうのだった。 そのような彼女であったから、「クマさんクッキーを作る」事が趣味であるなどとは、口が裂けても言えなかった。 それは、劉備が荊南棟群を平定し、その際に劉備に降り、名実共に「帰宅部」の仲間入りを果たした後でも変わらなかったのである。 「焼けた焼けた、っと」 オーブンから焼きあがったクッキーを取り出し、その一つを口に運んだ。 ポリポリとしばしクッキーを味わった後、魏延の表情が思わずほころぶ。 「んん〜、おいひぃ♪」 正直言って、「普段の魏延」を知る者がこのシーンを見せ付けられれば、気味悪がって逃げ出してしまうだろう。 それほどまでの変貌ぶりであった。 魏延は焼きあがったクッキーを小さな紙箱に入れ、包装紙で包んで部屋を後にするのだった。 (このクッキー、今日こそ部長に食べてもらうんだ〜♪) 魏延は、ルンルン気分(死語)で学園に登校する。 しかし、そんな彼女に思いもよらぬ災難が待ち受けていようとは、この時まだ知る由も無かった…。 (2)へ続く。
322:ヤッサバ隊長 2003/08/11(月) 22:08 脱字発見しますた(T_T) >既にその名を蒼天学園中に知られつつあった魏延が、そのようなモノを作る趣味を持っている者は、皆無と言えよう。 の、「趣味を持っている者は、」の部分は、 正確には「趣味を持っている事を知る者は、」が正解です(^^;
323:ヤッサバ隊長 2003/08/11(月) 22:12 …と言う訳で、先刻より周知しておりましたSSがようやく完成しました。 と言っても、まだ導入部分ですけど(^^; この続きは、またの機会という事でよろしくです。
324:★ぐっこ@管理人 2003/08/13(水) 17:18 …っΣ(´Д`;) むう!魏延たんが人知れずクッキーを! 漢乙女の面目躍如! 戦闘時のバトル少女との落差がハァハァもの。 ところで韓玄たん、牛乳部って何でつか…(;´Д`) 続きを期待!
325:ヤッサバ隊長 2003/08/13(水) 23:56 ■■魏文長、その密やかなる趣味(2)■■ 放課後。 蒼天学園の生徒達がそれぞれの課外活動に精を出している中、魏延もまた荊州校区風紀委員の一人として、長沙棟内の巡回を行っていた。 だが、一方で帰宅部連合部長という重役である劉備は、その魏延の数倍の作業をこなしている。 無論、諸葛亮や馬良、ホウ統といった総務役も部長のサポートに回っていたのだが…。 益州攻略の時が近づいていた今、劉備の双肩には、多大な責任が圧し掛かっていたのである。 「うー、孔明…ちったぁ休ませてんかぁ〜」 「いけません。今日中に、各予算の配分を完了してしまわねば。 この荊州の地盤をしっかりと固めねば、長湖部に背後を襲われるやもしれません」 「さよか…ま、しゃーないなぁ」 ブツブツと文句をたれながら、劉備は鉛筆を片手に頭を悩ませている。 「せやけど、こーゆー仕事は庶務の三羽ガラスがやるもんやろ。 何でうちが…」 「仕事を部下に任せて、主は椅子に座って命令するだけというのは、三流の組織の体系です。 それに、部長自らが雑務をこなす姿を見れば、おのずと部下もついてくるというものですよ」 「うう〜…」 孔明は、お得意の舌先三寸で劉備を上手く丸め込んだ。 しかし、問答をしている諸葛亮自身も山のような書類と格闘しており、劉備にぐうの音も言わせない。 そんなこんなで、その日の雑務を終えた時には、既に時計は夜6時を回っていた。 「う〜、やっと終わったわ…」 へとへとになり、思わず机にうつ伏せになる劉備。 諸葛亮は、そんな彼女の目の前に栄養ドリンクのビンを置いた。 「部長、お疲れ様でした。 この『スパビタンX』を飲んで、元気を出して下さい」 「おおきに、そんじゃお言葉に甘えて遠慮なく…」 劉備は、諸葛亮に渡された栄養ドリンクを一気に飲み干す。 しかし、直後劉備の顔が真っ青に染まり、苦しみの表情へと変わってゆく。 「ぐぁっ…!! な、なんやコレ!? 一体ナニが入っとんねん…?」 「ああ、それでしたら…私が市販の栄養ドリンクをベースに冬虫夏草と高麗人参、さらにはマムシやスッポンのエキスをブレンドした特製品ですが?」 「!!!?」 それを聞いた劉備は、口を両手で抑えながら真っ直ぐトイレへと駆け込んで行ってしまう。 「…やはり、栄養を重視しすぎたかな…?」 諸葛亮は、さして罪の意識を持っていない様子で、『スパビタンX』のビンを眺めるのだった…。 「あ〜、えらい目に遭うたわ…」 暫くして、劉備は余計疲れたような表情でトイレから現れた。 そんな時、偶然巡回をしていた魏延とばったり出会う。 「あっ、部長。こんな時間までお疲れ様です」 「おう、文長か。あんたもこんな時間まで大変やな」 劉備は苦しそうな表情を必死に隠しながら、魏延と普段どおりに会話しようと努めた。 「いいえ、あたしは見回りですから。いつもデスクワークに追われている部長達に比べたら…」 「せやなぁ。孔明や士元、季常にいっつもせっつかれるんや。 おまけに、今度益州校区まで行かなあかんやろ。大変や〜」 劉備は力で益州を攻める事に、乗り気では無かった。 だが、漢中の張魯が益州への侵攻を開始した為に、劉備は益州校区生徒会長である劉璋の援軍として出陣する事になったのだ。 しかし、その裏では諸葛亮を始めとする謀臣達が益州攻略の策を練っており、一方の劉璋陣営でも親劉備派が帰宅部連合を迎え入れる準備を始めていた。 劉備の思惑に反するかのように、時勢は激しく動きつつあったのである。 「心配しないで下さい。 この魏文長、部長に同行する事が決まった以上、必ずやお役に立ってみせます!」 不安を抱えていた劉備を、魏延が励ます。 魏延は、今度の遠征で劉備と一緒に戦える事が大そう嬉しかった。 勿論、新参者である彼女にとって、理由はどうあれ劉備の下で武功を上げられるチャンスだったからでもあるのだが。 「元気やな、あんたは。 うちも、もっとシャキッとせなあかんな」 「部長…」 魏延に励まされ、劉備はようやく心の迷いを僅かながら消し去る事が出来た。 その様子を見て安心したのか、魏延の表情も綻ぶ。 「そうだ、部長に渡したいモノがあるんです。 受け取って貰えますか?」 「お、おう」 魏延はそう言うと、スカートのポケットの中に忍ばせておいた小さな紙の箱を取り出し、劉備に手渡す。 「開けてみて下さい」 「ん…分かった」 劉備が箱を開けると、そこにはクマさんの形をしたクッキーが入っていた。 だが、流石の劉備もまさかこのようなモノが入っているとは思いもしなかったようで、 「な、何やコレ!? く、クマさん…!!?」 そう言った直後、思わず口から笑い声が噴き出してしまうのだった。 「ギャハハハハッ! あ、あんた、こないなモンどないしたんや?」 「あ、あたしが一生懸命作ったんです! 部長に食べてもらおうと思って、誰にも見つからないように、必死にお菓子の勉強をしながら…!」 魏延の真摯な態度に感銘した劉備は、どうにか笑いを止めて魏延に向き合う。 「す、すまん笑ろたりして。 いや〜、それにしても『漢魏延』がクマさんクッキーたぁ、なんちゅーミスマッチやねん。 せやけど、あんたにこんなモンを作る趣味があったなんてな」 劉備の言葉に対し、魏延は顔を真っ赤にして俯く。 やはり、相当恥ずかしいのだろう。 「うう〜、それについては話せば長くなるんですけど…。 と、とにかく食べてみて下さい」 「ああ、分かった…」 劉備は、箱の中にあったクッキーの一つを手に取り、口に含んだ。 そして、ゆっくりとそれを噛みしめてゆく。 「んん〜…」 「ど、どうですか?」 恐る恐る、劉備に尋ねる魏延。 だが、劉備は満面の笑みでそれに応えた。 「うん、美味いわコレ」 「ほ、ホントですか!?」 その言葉を聞いて、思わず喜び舞い上がる魏延。 やはり、憧れの人物に手作りのクッキーを食べてもらい、さらに「美味しい」と言って貰えたのが余程嬉しかったのだろう。 「ああ、ホンマに美味いわ。 よう考えてみたら、こないな手作りの菓子なんざ、もう10年は食べてへんな。 おおきにな、文長…」 「部長…」 感激の余り、両目が潤む魏延。 しかし直後、薄暗い廊下に眩い閃光が走った! パシャッ!! 「な、何や!?」 「えっ!!?」 二人が同時にその光の方を向くと、何とそこにはカメラを持った簡雍の姿が!! 「遂に捉えたぁ、決定的瞬間!!」 「ああっ!! け、憲和ッ!!?」 「ヒューヒュー! お熱いねぇ、お二人さん!」 「……!」 見事にイチャイチャ(?)現場を押さえられた劉備と魏延は、驚きの表情を隠せない。 特に、魏延は自分の一番見られたくない姿を見られたショックで、声も出ない…。 「それにしても…『漢魏延』と恐れられた魏延に、そんな趣味があるなんてねぇ〜♪」 「ぐぐぐ…!!」 魏延は、必死に怒りを抑えて俯いているが、全身が激しく震えている。 「な、なぁ憲和…その写真のネガ譲ってんか…頼むわ」 「ん〜、どうしよっかねぇ〜」 簡雍は、内心してやったりと大喜び。 そして、わざと劉備達に対してそっぽを向き、二人の反応を見て楽しんでいる。 「うううう〜ッ!! 憲和様、この通りでございますッ!! 何卒、その写真をバラ撒くのだけはお止めくださいッ!!」 「あたしからも、どうかッ!!」 劉備と魏延は、揃って床に手をついて簡雍に懇願する。 「へいへい。んじゃ、一人2千円づつお恵みを頂きましょ〜か」 劉備達の情け無い姿を見て満足したのか、簡雍はようやく二人を許すのだった(と言っても、しっかり金は取っているのだが)…。 「毎度あり〜♪ んじゃ、あたしはこれで」 (く〜っ!!堪忍やでぇっ!!) (きばると文長! こげん試練も真の乙女になる為じゃッ!!) 悠々と廊下を後にする簡雍の背中を見ながら、怒りに打ち震える劉備&魏延。 その夜、劉備は魏延と共謀し、簡雍の部屋に忍び込んで眠っている彼女の額に「肉」の文字を黒の油性マジックで書き入れ、ささやかなる復讐を果たすのだった。 「ああ〜っ!! な、何よこれぇっ!?」 終
326:ヤッサバ隊長 2003/08/14(木) 00:14 てな訳で、ついに完成しましたです。 当初は広…もとい楊儀を出して、魏延を徹底的に叩かせる展開にしようと考えていたのですが…。 それだと全然コメディにならないので、かような展開になりました。 しっかし何だか方言関連が全然ダメですな…特に魏延の薩摩弁(汗 親戚に実家が鹿児島の人がいるのに、すっかりそっち系の方言を忘れてしまいましたわ(^^; 拙作ですが、どうかお楽しみ頂ければ幸いです。 PS・諸葛亮の栄養ドリンクネタは、アサハルさんのイラストに。 そのドリンクのネーミングは、某カンフー映画のタイトルに影響されましたw
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