★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
473:はるら2004/04/26(月) 18:26AAS
■■盧毓が行く■■


はじめましてー、盧毓です。
わたしはかなり前の連合生徒会の盧植の妹で、
今は蒼天会の文サマこと曹丕さんのもとでスカウトとして働いてます。
ところで、わたしはこの学園じゃあんま、たいした事じゃないかもしれませんけど、
結構数奇な学園生活を送ってるんですよー。
そこで!!
そのお話を皆さんに話そうと思います。



 〜 姉は総司令官!? 〜

と、いうわけで姉盧植との思い出について話していきたいと思いますー。
あれはあたしが中2の時でした………。

「あら、子家……。ここは連合生徒会の管轄の部屋よ。ダメじゃない…」
あっ、子家っていうのはわたしの事ですよ。で、話に戻ります。
「えっ、……でも、to不定詞がわかんなくって…」
姉は少し困惑してちょっと考えて、
「……わかったわ。不定詞は大切だからね。お姉ちゃんが教えてあげるわ!!」

姉はいっつもわたしに、いえ、皆に優しかったです。
姉の瞳を見てると、何かこう、”癒される”っていうか、なんか神秘的なモノがありましたね。
……でも神秘的って言ったら張角さんの方が数枚上手でしたけど。

「あ、ありがとー!おね―ちゃん!!」
姉は教えるのが上手かったです。あ、劉備さんと公孫サンさんも姉に勉強習ってたんですよね!!
しかも姉はそれでいて蒼天会の参事官。それに比べてわたしは……。うぅー。
っとと、話がずれちゃいましたね。

姉の教師魂に火がついて三十分くらい経ったとき、
 コンコン!
「盧植さーん?連合生徒会の何進ですけど、いらっしゃいますか??」
「あ、はい!どうぞ!!」
「失礼しま〜す。………あ、よく整理してますね〜」
「い、いえ、それ程でもありませんよ」
姉はきちっとした性格だったので整理整頓がよくできていてこの部屋もとても綺麗でした。
それにしても何進さん、何進さんの方が姉よりも位高いのに何か立場逆みたいに見えますよね。

「それで、今日は何でまた??」
「あっ、いや、最近張角さんが大変なことになってるじゃないですかー。
あっ、でも私は張角さんの声はいい声だと思うんですけど、蒼天会サイドはそうは思ってないみたいなんですよ。
それで実は盧植さんを総司令官として張角さんと戦ってもらいたいんですけど……、どうでしょうか??
…あ、嫌なら良いんですよ!!」
「…………身に余る光栄です…私なんかでよければ……」
「盧植さん、ありがとう!!。任命式はまた日を追って知らせますんで、今日はこれで!」

で、何かわたし、何進さんの眼中に完全に入ってなかったっぽいです。
うぅー、少しは気ずいて下さいよぉ〜。

で、それから二日後に任命式があったそうです。
………え、わたしですか?もちろん入れませんでしたよ。
忍び込んだんですけどね、捕まって怒られてしまいました。でも偶然通りかかったおねーちゃんに助けてもらいました。
おねーちゃんありがとー♪



というわけで、今回は姉盧植と何進さんの邂逅をわたしが
偶然見てしまった事を話させていただきましたー。
この後姉は、皇甫嵩さん、朱儁さん、丁原さんらと協力して張角さんを追い詰めていったんですね。
そして姉はちょっとした事で総司令官を辞任させられちゃうんですよね。
しかしそれはまた別の物語。またの機会に話させてもらうとしましょう。
    
     それじゃ、またね〜〜〜!!!!


 ― 盧毓が行く〜姉は総司令官!?〜 完 ―
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