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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
382:★ぐっこ@管理人 2003/12/10(水) 23:08 遅まきながら、読みますた(゚∀゚)! 公孫瓉先輩の、激しくもあっけない、自滅に近い最期。 北上してきた青州黄巾勢力を蹴散らし、幽・冀・青の三校区を圧倒的な武力で支配し、 おそらく袁紹がいなければ、あるいは韓馥がもう少し豪毅であれば、まず河北ブロック を支配していた女傑であったでしょう。ひょっとすると袁紹が躊躇った中原進出をいとも あっさり実現していたかもしれません。 そういう狼みたいな彼女のコアの部分には、やはり盧植先生やら後輩・劉備やらの思い出 があるわけで…。やりたい放題やってる彼女ですが、盧植先生が一瞬マジモードになって ハリセン取り出すと、途端に硬直するものと思われ。 というか、公孫瓉もハリセンを持ってたとか…三人全員ツッコミ。 袁紹さんも、敵と認めた相手に対する底意地の悪さカコイイ! 「自分の中でその人が“どうでも いい存在”になるまで徹底的にいじめ抜く」を地でいく袁紹お嬢さま(;´Д`)ハァハァ… 呉匡たん の方が珍しい存在なんでしょうねえ… >業務連絡 (゚∀゚)! 期待ナリ!
383:7th 2003/12/14(日) 21:04 だいぶ遅くなりましたが感想を書かせて頂きます。 袁紹と公孫サンの対立というのは要するにお嬢様vsヤンキーの戦いなんですよね。 単純な武力主義者の公孫サンと裏表のある優等生の袁紹が理解しあえる事はない…という感じでしょうか。 公孫サンも劉虞をトばした所までは良かったんですけど、その後も同じ路線で走っていってしまったのが間違いだったのかもしれません。 頭の切り替えが出来なかったばかりに、なんとも哀しい最期を迎える事に…。 それはそうと勉強会。あの廬植とあの劉備とこの公孫サンが一つの机で勉強しているのが何か凄いんですが。 「………」 「………」 「…おい劉備、出来たか?」 「…まだです。後200」 「だー、やってられるかこんなモン。大体何でこのトシにもなって漢字の書き取りなぞせにゃならんのだ!?」 「先生は『基本を疎かにするな』って言っとりましたけど」 「アタシはこのテのちまちました作業が死ぬほど嫌いなんだ…お前もそうだろ?」 「そらそうですけど…って伯珪さん、何してるんですか」 「フケる。ここは一階だ。窓を跨げばすぐに…」 窓のすぐ外に廬植の姿。窓を開けた姿勢で硬直する公孫サン。 「すぐに…何かしら?」(ハリセン装備) 「せ、先生、何でここに…」(冷汗) 「そろそろ集中力の限界だと思って。…覚悟はいいかしら?」(いい笑顔で) (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル(滝汗) といった感じでしょうか。 しかし皆様レベルが高い。いまSSを一本書いていますがSS初書きの自分なんかが肩を並べるのは躊躇われますね。 取り敢えず今週中に上げられるように頑張ってみたいと思います。
384:★ぐっこ@管理人 2003/12/14(日) 23:39 >>383 いい笑顔の盧植先生(・∀・)イイ! タイムまで把握済みとは。 そして、やはりむずかりの公孫瓉先輩。案外真面目な劉備。 三者三様の学窓ですねえ…。 盧植先輩は、どちらかというとクールっ娘っぽい外貌ですが、中身はかなり 弾けてます。普段静かなのは地声がデカイのが気になってるからで、劉備や 公孫瓉は遠慮なく大声で叱責されたり。 そして7thさま、SS期待しておりますっ!
385:那御 2003/12/20(土) 01:50 注)このSSは、全て実話を元に構成されております。 長湖部調理実習 〜禁断の蒲茹でと豚汁入り〜 「あ〜、めんどくせぇ。なんで俺様がこんなことをしなきゃならないんだ・・・」 ボヤきながら米をとぐ甘寧。 その手つきは、ややおぼつかない様子である。 「まぁまぁ・・・数学よりはマシじゃないか。」 その隣でゴボウを洗う魯粛。こちらはなにやら楽しげである。 揚州校区の家庭科の授業。その一環として、今回の調理実習は行われていた。 勿論、一人で調理実習は出来ない。 班分けがあるわけだが――。 2班の周瑜班は勿論、班長周瑜が絶妙な料理の腕を振るうことが予想される。 1班孫権班には顧雍ら。4班程普班には歩シツらがいる。 文科系の彼女らも、なかなかの料理を作るであろう。 だが・・・3班だけは明らかに異彩を放っていた。 呂蒙班。その班員は、班長呂蒙以下、甘寧、魯粛、陸遜である。 陸遜は、この班編成を見て、自分の不運を呪ったという。 案の定、呂蒙は一言、 「伯言は手ぇ出さないでくれよ。お前が関わるとロクなことにならないからな。」 (それはこっちの台詞です・・・) その一言を飲み込んだ陸遜は、ため息をついてうなだれた。 今回、学園から指定されたメニューは、白飯、秋刀魚の蒲焼、豚汁であった。 「終わり!モーちゃん皮むいて!」 ゴボウを洗い終えた魯粛は、呂蒙にゴボウをパスした。 「おい!これってどれくらいとげばいいんだ?」 「・・・既にとぎすぎです。」 あきらかにとぎすぎといえる米を見かねた陸遜が言った。 「じゃあ、それを水に浸しておいてください。」 「あいよ。」 ニンジン、ゴボウ、大根・・・ 一通り野菜を洗い終えた4人。 「じゃあ、次は野菜を切らないとな。」 「よ〜し、ここは俺様の出番だ!これを一番楽しみにしてたんだ。」 そう言うと甘寧は、おもむろに両手に包丁を構えて、まな板の前に立った。 「ちょ、ちょっと!何する気ですか!」 あわてて陸遜が静止する。 「え・・・何って、野菜を切る。」 「そんな切り方って・・・」 「いいんだって!どんな切り方したって、食えないもんじゃないだろ?」 「ま、まぁ・・・」 「じゃあ、行くぜ!うぉらッ!双剣連打!」 ダダダダダダダダダン! まな板に置いたゴボウを、二刀流で叩き切っていく。 次々とまな板から飛び散っていくゴボウの欠片。 「うわぁ・・・、あの班絶対おかしいって・・・」 1班の朱桓らが、3班を横目で見ながら呟く。 「あの面子じゃあねぇ。」 「おもしろいな!次あたしにやらせて。」 楽しさに気付いたか、魯粛が目を輝かせて言う。 「あぁ。」 「じゃあ、興覇さぁ、あたしに向かってニンジン投げて。」 「は?」 またも予想外の展開に陸遜があわてる。 「投げるって・・・?」 「まー見てなって。」 「とりゃ!」 甘寧がオーバースローでニンジンを投げ込む。 「てぃッ!」 スパッ! ニンジンが真っ二つに切れて、その半分は調理台のうえ、もう半分は床に落下した。 「あぁ・・・。やると思った・・・」 こうなることは見え見えだったのに、と陸遜が頭を抱える。
386:那御 2003/12/20(土) 01:50 「で、これどうする?」 落ちたニンジンを拾い上げ、呂蒙が訪ねる。 「う〜ん・・・、そうだ!」 魯粛が頭の上に豆電球を点灯させた。 「興覇、モーちゃん、耳貸して!」 (ヒソヒソヒソヒソ・・・) 「ははははは!そりゃあ面白い!」 呂蒙が爆笑して言う。 「で、どこの班にやる?」 甘寧が尋ねる。 (どこの班?一体どういうこと?) 「1班とか?」 「やっぱり?」 (公瑾さんの班・・・何をする気なの?) すると、甘寧は、落としたニンジンのほうを切り始めた。 ある程度の大きさになったところで、なぜか周囲を見回し始めた。 「さ〜て、細工は流々・・・」 魯粛が、そのニンジンの一欠けらを手に取ると、 「仕上げを御覧じろ〜。」 周瑜班のメンバーの動きを見据えて・・・ ぽいっ。 ぽちゃん。 「!!!」 陸遜が言葉にならない悲鳴をあげた。 「な、なな、何してるんですか!事もあろうに公瑾さんの班の鍋に投げ込むなんて!」 「いやさぁ、あいつ料理上手いから、ちょっとくらい落ちたニンジン入っててもフォローできるって。」 「いや・・・」 「しかも皮付きときた。」 呂蒙が無意味な補足をする。 「あぁ・・・」 陸遜は、昏倒しそうになるところを堪え、 (見なかったことに・・・見なかったことに・・・。気づいてない・・・気づいてない・・・) 一人、言い聞かせ続けるのだった。 (秋刀魚・・・秋刀魚だけは私がさばかないと・・・。 あの人たちにさばかせたら、食べられるものも食べられなくなる・・・) 陸遜は、秋刀魚をさばきに取り掛かった。 幸い、甘寧らは野菜を投げ切りすることに夢中である。 「お〜、割とよさげじゃん。」 ダシ汁の中に野菜を入れて、数分。 湯気がもうもうと上がり、ひとまず食べ物らしくなってきたようだ。 「教科書には、そろそろ味噌とか七味を入れるって書いてあるが。」 「じゃあ、味噌だな。一人分いくらだ?」 「めんどい!いいや適当で。」 そういうと甘寧は、味噌を手掴みで鍋に次々と放り込み始めた。 (うわぁ・・・絶対多い・・・) 一人、調理台で秋刀魚をさばく陸遜の目にも、その光景は映った。 「したら、七味入れるよ。」 魯粛が七味唐辛子の蓋を開け、鍋のうえで振ると・・・
387:那御 2003/12/20(土) 01:51 どさどさどさっ。 「あ・・・」 鍋が見る間に真っ赤に染まっていく。 中蓋が取れて、七味が一瓶、鍋の中に投入されたのだった。 「うわ〜、こりゃあ辛いぞ。」 顔は全然深刻では無い甘寧が、言う。 「あたしは辛いの平気だもん。」 「俺様も平気だが。」 「モーちゃんも大丈夫だったよね?」 「うん。」 彼女らは、調理台で顔面蒼白になっている陸遜には、全く気付かずにいる。 (あぁ・・・舌が死ぬ・・・) 陸遜は、辛いものが大の苦手だったりするのだった。 「これってさぁ・・・どっかの民族料理に近いよな。」 「インド料理だよね・・・誰がやったのよ!」 「子敬がやったんじゃん・・・」 特に深刻さを感じない三人は、ずっとこの調子である。 「そういえば秋刀魚は?」 「あれ、切ってある。残念!これも鍋に投げ込んでやろうと思ったのに・・・」 「じゃあ、教科書にある、蒲焼のタレっていうヤツを作るとするか。」 呂蒙が、教科書を片手に、 「醤油と水と砂糖で作るんだとよ。」 「砂糖醤油じゃんかよ!餅でも焼いて食うか?」 「ハハハハ!」 秋刀魚に小麦粉をつけて、ようやくひと段落、と落ち着いた陸遜だったが、 目の前にある光景を見て、再び昏倒しかけた。 あきらかに、蒲焼のタレが多い。 鍋いっぱいに蒲焼が満たしてあるのだ。 「ちょ、ちょっと・・・蒲焼って焼いてる秋刀魚にタレをかけて作るものじゃなかったですか?」 「ん?しらねぇよ。とりあえず伯言、秋刀魚貸せよ。」 甘寧は、魯粛の手から、秋刀魚の皿を奪い取ると、それを一気に鍋に放り込んだ。 「あ・・・」 秋刀魚の蒲焼は、一瞬にして秋刀魚の蒲茹でと化し、グラグラと鍋の中で茹でられていくのであった。 「ご飯どう?」 「噴いてる噴いてる!」 「火ィ止めろ!」 「え・・・、止めるんですか?」 「当たり前だろ!噴いてるんだから!」 (蒸らさない気だ・・・) 陸遜は、白飯ですらマトモに食べられないであろう、自分の不運をまた呪うのだった。 「いよ〜しっ!かんせ〜い!」 魯粛が大きく伸びをして言った。 「うわ・・・」 陸遜は、わが目を疑った。 豚汁とは思えない、燃えるように赤いスープ。野菜は粉々である。 さらに、蒲焼とは程遠い、煮物に近い秋刀魚。茹で過ぎたために、身はボソボソになってしまっている。 そして、白飯も、水を吸っていないうえ、蒸らしてもいない。かなりの覚悟が必要だろう。 「さぁ〜て、食うか!」 甘寧が音頭をとっての、食事タイム開始である。 まずは、魯粛が、豚汁入り七味スープをすする。 ずずず・・・。 「・・・うげっほ!げふん!げふん!」 むせ込んで座り込む魯粛。 「ありゃ?おい、子敬?」 「げほん!げふん!」 (うわぁ・・・魯粛さんでもああなる代物を・・・) 陸遜は、数分後に自分の身に降りかかるであろう、この惨劇を、三度呪った。 「甘寧・・・ちょっとまずかったんじゃないか?」 「でも・・・子敬が自分でやっちまったんじゃん。」 「まぁね・・・」 「じゃ〜、残りのスープを誰が飲むか、きめようぜ!」 「え!?」 甘寧は、これを飲まない気である。 (ひ、卑怯だ・・・) 「じゃあ、ジャンケンだな。」 「せ〜の、だっさなきゃ負けよ〜、さ〜いしょ〜はパー!」 ・・・ぱー? 「よっしゃ!陸遜の負け!」 「やったぁ、助かった〜!」 「そ、そんなぁ・・・」 (今時、「最初はパー」で勝負してくる人間がいるとは、予想だにしなかった・・・) 「さぁ〜て、まだまだたくさんあるからな、陸遜、頼んだぜ!」 「あぁ・・・」 「ってか、俺らこれから魯粛を保健室に連れて行くから、お前一人で全部食べとけ。」 「えぇーーーーっ!!?」 「じゃ、そういうことだから。」 ピクリとも動かない魯粛を抱え、甘寧と呂蒙が走り去っていく。 「・・・そんな殺生なぁ・・・」 翌日、陸遜が喉と胃の痛みにより欠席したのは、言うまでもない・・・
388:玉川雄一 2003/12/20(土) 20:49 第二作おつ。それにしてもこのメンツは動かし易いなあ(^_^;) これまでほとんどの人が彼女らをネタにしてお話書いてません? ただ、キャラ的にはそれぞれ上手くさばけていると思ったのですが、 甘寧までミラクル料理作りに荷担しちゃうのはいかがでしょ。 以前、『甘寧は隠れグルメ』っていうネタがあったのですが、 (今は読めないので仕方ないのですがレガッタ大会の話など) 彼女は素がああいうキャラだからこそ、 敢えて正統派に料理を追求させてみるともう一ひねりが利いたかも。 普段の活動とは違って、こと料理に関しては 暴走する魯粛と呂蒙−妙に玄人こだわりの甘寧−(相変わらず)板挟みの陸遜 といった図式もありかもしれません。 ところで、周瑜のナベに投入されたニンジン(皮付き)の行方は…? リアルの方ともども顛末が気になるのですが(((((;゚Д゚))))
389:那御 2003/12/20(土) 21:04 甘寧や魯粛には、「何をやらせても問題ない」という勝手な図式が浮かび上がっております。 雪月華様の作品の設定を、可能な限り生かしました。 >敢えて正統派に料理を追求させてみるともう一ひねりが利いたかも そのあたりは加筆・修正を大いに希望します。 (ただしリアルでは被害者は一名) >ニンジン(皮付き)の行方 いやだなぁw そんなのバレていたら僕が無事にココにいられるわけ無いじゃあないですか(爆
390:那御 2003/12/20(土) 22:28 てか、甘寧に対するイメージが、僕の意識の中で違ったみたいですね。 ってか、料理番を打ち殺した話のことを考慮に入れてませんでした。 反省・・・
391:★ぐっこ@管理人 2003/12/21(日) 02:16 激しくワロタァ! 那御さまグッジョブ! 本当に悩み無さそうですな、魯粛嬢と甘寧。モーちゃんも加えて揚州の傍若無人 トリオですやね…ひたすらに悲惨な陸遜に哀悼を。 しかし、こういう連中を一瞥で大人しくさせることの出来る完璧美少女周瑜たんに 改めて憧れてみたり。描写がないぶん、異様な存在感があるのですねえ(^_^;) 皮付きニンジンどう扱うんだろう…。無様に取り乱すこともないでしょうし。 >甘寧 たしかにグルメという設定は生きてましたねえ(^_^;) ってレガッタリンク切れてる!? 岡本様の作品と言い、リンク切れ多いな…。次回で必ず復帰させます!
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