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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
901:海月 亮2006/03/26(日) 00:01AAS
それから数刻の後。
普段は利用することすらない豫州丹陽棟の地下食堂に、ふたりの少女がやってきていた。
放課後、暇をもてあました生徒の何人かや、あるいはマネージャーたちが活動計画の話し合いに利用するなど普段は賑わっている場所にもかかわらず、そのときはそのふたりしかいなかった。
ひとりは呂蒙。
もうひとりは緑色の髪をショートボブに切り揃えた、少々気弱そうな印象を与える少女…彼女こそが、探し人の陸遜、字を伯言その人であった。
「…あの…何の御用ですか?」
省76
902:海月 亮2006/03/26(日) 00:06AAS
久しぶりに書いた作品が>>845の焼き直しであるというお話。
えぇ加筆部分はぶっちゃけ>>901だけなんですよね実は。
あとは細かい部分、台詞直したり誤字脱字点検したりとか。
省14
903:弐師2006/04/06(木) 19:26AAS
ふうん、ここが南陽棟か。
玄関の前に立って、その姿を見上げる。
白亜の城、といったところか。
「お待ちしていました、公孫越さんですね?」
そうしていると一人の女性がこちらに歩いてきた。
ショートカットの艶やかな黒髪を持つその人、董卓と戦ったときに見た覚えがある。
省51
904:弐師 2006/04/06(木) 19:27AAS
「ああ、あなたが公孫越さんかい?」
「はい。よろしくお願いします、孫堅さん。」
「はは、同い年だろ?気楽に行こう。」
ふうん、この人が孫堅さん?
少し癖のある茶髪、赤いリボンに、整った精悍な顔立ち。
お姉ちゃんとは少しタイプが違うが、それでも相当の美人だった。
省71
905:弐師2006/04/06(木) 19:28AAS
>雑号将軍様
越、気に入っていただけましたか。よかったですw
なにやらいまいちキャラが固まりきってませんが、これからもよろしくお願いします。
あと受験!頑張って下さい!
省30
906:雑号将軍2006/04/09(日) 22:32AAS
>弐師様
おお、今度は袁術がお出ましだ!!なんというか、あのタカビー全快なあたりがちょっとキてて素敵ですね。
いえいえ、お気になさらずに。うまくいけばいいんですがね…。まあ、あがけるだけあがいてみせますよ。
907:北畠蒼陽2006/04/10(月) 00:15AAS
おう?
なんかしばらく見ないうちにいろいろあがってますよ!?
とまぁ、すっかり過去の人っぽいです、私(笑
>海月 亮様
お、ついに関羽包囲網始動ですか。
省14
908:海月 亮2006/04/13(木) 20:46AAS
ひさびさなので感想から。
>冷霊様
よく見たらまだ続くのですな・・・。
楊懐と高沛がどういう最期を遂げるのか・・・あるいは、更にそのあとどうなっていくのか気になります。
省20
909:海月 亮2006/04/13(木) 20:48AAS
長湖部の総本山・建業棟棟長執務室。
普段なら暇をもてあました幹部たちが屯し、長湖部長孫権を中心に賑やかに過ごしているこの場所は、この日に限っては不気味なほどに静かで…何処か重い空気に支配されている。
執務室の中に居たのは数人の少女。
執務室の机に腰掛けた、金の巻き髪と碧眼が印象的な少女は長湖部長孫権。
省57
910:海月 亮2006/04/13(木) 20:48AAS
一方、そのころ。
「あたしの…全部あたしの所為なんです…」
呉郡寮の陸遜の部屋へ尋ねてくるなり、普段その少女には有り得ないほど悄気た表情で座り込み、黙りこくっていた丁奉が最初に発した言葉が、それだった。
その一言に、陸遜は何故彼女が急に訪ねてきたのか察しがついたようだった。
もっとも、丁奉は陸遜の妹達とも仲がいいから、急に訪ねてくるといってもそう珍しいことではない。珍しいというなら、この時のようにもうそろそろ寝ようかという時間に突然尋ねてきたということだろうか。
「あたしが…あたしが子明先輩にあんなこと…先輩が、あんなに酷いいわれかたしたのに、あたしがむきになって…」
省67
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