★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
905:弐師2006/04/06(木) 19:28
>雑号将軍様

越、気に入っていただけましたか。よかったですw
なにやらいまいちキャラが固まりきってませんが、これからもよろしくお願いします。

あと受験!頑張って下さい!
省30
906:雑号将軍2006/04/09(日) 22:32
>弐師様
おお、今度は袁術がお出ましだ!!なんというか、あのタカビー全快なあたりがちょっとキてて素敵ですね。
いえいえ、お気になさらずに。うまくいけばいいんですがね…。まあ、あがけるだけあがいてみせますよ。
907:北畠蒼陽2006/04/10(月) 00:15
おう?
なんかしばらく見ないうちにいろいろあがってますよ!?
とまぁ、すっかり過去の人っぽいです、私(笑

>海月 亮様
お、ついに関羽包囲網始動ですか。
省14
908:海月 亮2006/04/13(木) 20:46
ひさびさなので感想から。


>冷霊様
よく見たらまだ続くのですな・・・。
楊懐と高沛がどういう最期を遂げるのか・・・あるいは、更にそのあとどうなっていくのか気になります。
省20
909:海月 亮2006/04/13(木) 20:48
長湖部の総本山・建業棟棟長執務室。
普段なら暇をもてあました幹部たちが屯し、長湖部長孫権を中心に賑やかに過ごしているこの場所は、この日に限っては不気味なほどに静かで…何処か重い空気に支配されている。


執務室の中に居たのは数人の少女。
執務室の机に腰掛けた、金の巻き髪と碧眼が印象的な少女は長湖部長孫権。
省57
910:海月 亮2006/04/13(木) 20:48
一方、そのころ。
「あたしの…全部あたしの所為なんです…」
呉郡寮の陸遜の部屋へ尋ねてくるなり、普段その少女には有り得ないほど悄気た表情で座り込み、黙りこくっていた丁奉が最初に発した言葉が、それだった。
その一言に、陸遜は何故彼女が急に訪ねてきたのか察しがついたようだった。
もっとも、丁奉は陸遜の妹達とも仲がいいから、急に訪ねてくるといってもそう珍しいことではない。珍しいというなら、この時のようにもうそろそろ寝ようかという時間に突然尋ねてきたということだろうか。
「あたしが…あたしが子明先輩にあんなこと…先輩が、あんなに酷いいわれかたしたのに、あたしがむきになって…」
省67
911:海月 亮2006/04/13(木) 20:49
「まったく…仕方のない娘ねぇ」
その書面を受け取ったその少女の第一声が、それだった。
二年前の、董卓の専横に端を発する一連の騒動により、打ち捨てられ廃墟になっていたはずの洛陽棟。
司隷特別校区…即ちこの広大な学園都市の中心であり、長らく蒼天生徒会の本拠であった場所。
最早名目と成り果てた感のある蒼天会長を擁した曹操が、その手によって再建したその場所で、諸葛瑾は先ずその威容に呑まれた。
(これが…今の蒼天会…いえ、曹孟徳の力なの…?)
省65
912:海月 亮2006/04/13(木) 20:49
「あれが…関羽か」
棟を出て、彼女はひとりごちた。
「でもすごいよ伯言ちゃん。私だったらきっと卒倒してるわ」
ブラウンのロングヘアに、大きなリボンをあしらった少女がため息とともに言う。
「そういうあなた、全然余裕のある表情してたじゃないの、公緒」
「そう?」
省48
913:海月 亮2006/04/13(木) 20:53
と言うわけで決戦直前まで。
こっからの展開もかなり出来上がってるので、あとは活字に直すのみですが・・・。


とりあえず今日は風邪のため体力切れましたonz
914:北畠蒼陽2006/04/14(金) 14:01
「ん〜……」
その少女は廊下の窓を大きく開け、まだ残暑の色濃い初秋の風を一身に受けながら心地よさそうに微笑んだ。
普段からあまり見開くことのない糸目もさらに細くなり、季節をその総身で受け止めているかのように見える。
「ここにいたんだ」
「ん?」
少女は自分に投げかけられたのであろう言葉を聞き、目線を向ける。
省54
1-AA