★しょーとれんじすと〜り〜スレッド★
947:弐師2006/08/26(土) 15:28AAS
会議が終わったあと、もう既に薄暗くなってきている自分の部屋で、伯珪は一人鏡の前に立ちつくしていた。
そして、その手には、ナイフ。

仄かな夕日を反射する鏡に映し出される彼女の顔は、喪失感と憎悪に支配されていた。

彼女はその長く美しい髪を肩のあたりで無造作につかみ、一気にナイフで切り取った。
省36
948:弐師2006/08/26(土) 15:29AAS
「へえ、君可愛いねぇ。一緒に遊ばなぁい?」

関靖は、「いかにも」といったような古典的不良に囲まれていた。
烏丸工。幽州では有名な暴れ者どもだ。中華市で最も「夷狄」と呼ばれる男子校に近い幽州では彼らの姿を見かけることもそう珍しくはない。

関靖は可愛いと言われたことはどうでもよかった。だが、この状況は不味い。逃げ道も、味方も居ない。だからといって、お誘いにお答えしたくもない。
省39
949:弐師2006/08/26(土) 15:30AAS
「あ、あの・・・有り難うございました」
「・・・」
「えっと、お名前を聞かせてもらえませんか?」
「・・・公孫伯珪」
「え・・・!?」

省59
950:弐師2006/08/26(土) 15:35AAS
明後日で夏期補修が終わります♪
つまり始業式・・・orz

>韓芳様

緊張した、険悪な雰囲気がびしばし伝わってまいりました。
省12
951:冷霊2006/09/14(木) 15:11AAS
葭萌の夜〜白水陥落・後〜

「冷苞、トウ賢!二人とも待ちなさい!」
「だから東州じゃなくてオレら二人ならいいんでしょう?」
「二人も含めて東州は、タマちゃんの命令があるまで動いちゃダメなんですよ〜?」
冷苞とトウ賢は扉の前に立ち塞がる扶禁と向存を見下ろした。
省70
952:冷霊2006/09/14(木) 15:36AAS
就活終了ー、その勢いで書き上げてしまいました。
タイトルの通り、白水門のその後のお話です。
勢いが続けば、一気にフ水まで書ければなぁ〜……と。
劉闡は一時退場、次は一年(学三では一ヶ月?)に渡って劉循に頑張ってもらわねばw

>韓芳様
省18
953:韓芳2006/09/18(月) 01:57AAS
咲かぬ花
  終章 さよならの言葉

あれから数日が経ったが、事態は一向に進歩しなかった。いや、むしろ悪化していた。
呂布の候成解雇は、陳宮の裏工作により何とか降格処分で済んだが、あれ以来、下丕棟には会話と言う会話が存在しなくなった。皆、報告以外はほぼ無言だった。

省83
954:韓芳2006/09/18(月) 02:08AAS
とりあえず、完結です。
間の数日間は外伝、と言うことで・・・(汗
キャラが初めと違う気が・・・ orz

>弐師様
私は受験生ですw
省14
955:北畠蒼陽2006/09/20(水) 05:07AAS
学園史を彩った猛獣、呂布がトんだというニュースは瞬く間に学園中を駆け巡った。
その存在の巨大さは誰もが知り、そして誰もが少なからず影響を受けた。
そえはもちろん彼女に近しかった者たちにも……


猛獣の系譜
省38
956:北畠蒼陽2006/09/20(水) 05:07AAS
「なんだ。誰かと思えばお前らか……」
くだらなさそうに臧覇が吐き捨てる。
3人はロープで縛られ、臧覇の前につれて来られていた。
臧覇は顔の前に指を組んで、あまりにも面白くなさそうに3人を見つめる。
「一応聞いてやる。なんの用だ?」
言外に『下らないことを言ったらぶっとばす』という言葉を滲ませつつ臧覇が問いかける。
省33
1-AA