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王佐の才 ■沮授■
1:玉川雄一 2002/06/17(月) 22:39 袁家に天命を見出した少女、沮授タン。 はじめ冀州校区の執行委員として韓馥のもとにあったが、 同校区が袁紹の領するところとなるに及んで彼女の幕下に入る。 郭嘉、荀イクといった才女が去ってゆく中であくまでも袁紹を盛り立てた。 先見の明にも優れ、蒼天会奉戴を解いたがこれは容れられなかった。 一説には、袁紹は自ら至尊の地位にのぼらんがためこの進言を退けたともいう。 いよいよ曹操との決戦に乗り出さんとするとき、田豊とともにこれを諫めた。 だが、田豊は謹慎となり、沮授も降格されてしまう。 それでもなお袁紹のために尽力するも、もはや袁紹は彼女の言に従おうとはしなかった。 果たして決戦は大敗に終わり、沮授も捕らえられる。 「私は降参したわけじゃないわ、捕まっただけよ!」となおも嘯く彼女に対し、旧知である曹操は恭順を要請した。 だが、沮授の心はあくまで袁紹のもとにあり、拒絶。 脱走を図るに及び、曹操も涙ながらに階級章を接収したのだった。
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